旭中-牟呂中 観戦記(中学総体軟式野球)

7月30日に津島球場で行われた旭中(尾張旭市)-牟呂中(豊橋市)の観戦記です。
基本的に中学野球はめったに見ないので、純粋にどんな選手がいるか、楽しみに観戦しました。

旭中
00000001|1
00000000|0
牟呂中
(延長8回タイブレーク)

旭中
高橋-細谷
牟呂中
安田-中野

投手成績
旭中
高橋(1) 8回 120球 被安打0 四球2 三振18 失点0
牟呂中
安田(1) 8回 112球 被安打2 四球4 三振6 失点1(自責点0)

高橋投手は左のオーバーハンド。球威以上に見にくく打ちにくいタイプ。

安田投手は長身の右腕。球威が現時点でかなりありますし、楽しみなピッチャー。

(スタメン)
旭中
8五十嵐 3佐藤コウキ 1高橋 2細谷 6後藤 9石野 4田辺 7加藤→H坂口→7佐藤 5藤田
牟呂中
5夏目 9森田 1安田 3高橋 7光嶋 2中野 8中嶋 4渋岡 6河村

(試合経過)
1回表、2死から3番高橋が2ベース。4番細谷が四球で1,2塁のチャンスを作るも5番がフルカウントから見逃し三振。チャンスを活かせず。
3回表、2死から2番佐藤がヒット。盗塁の後四球で1,2塁となるも4番が倒れ0点。
4回裏まで高橋はパーフェクトピッチング。5回裏2死から6番中野に四球を出しパーフェクトは途切れるも、7番中嶋を三振。5回までに奪三振12の快投。
6回表、2死から4番細谷、5番後藤が連続四球で1,2塁となるも6番が見逃し三振で0点。
6回裏、1死から9番河村に四球。しかし1番2番が倒れ0点。
7回終わって0-0。延長タイブレークに突入します。
延長8回表、タイブレークで無死満塁からスタート。1番五十嵐の1ゴロの間に1点。2番佐藤の3ゴロでホームタッチアウト。3番高橋のショートゴロで1点止まり。
延長8回裏、無死満塁から6番が三振。7番中嶋でスクイズを試みるもホームホースアウト。8番渋岡が三振で試合終了。
旭中が勝ちました。高橋投手はノーヒットノーランを達成。

お互いのピッチャーのレベルが高かった。
牟呂中の安田投手も右のオーバーハンドで、球威がかなりあり、高校生レベルで いておかしくないピッチャー。結局2安打ピッチングですし・・・。
バックも固くノーエラー。好チームでした。

ただ、旭中の高橋投手が圧倒的でした。結局18奪三振。2四球でノーヒットノーラン。なかなかバットに当たらないレベルでした。
ぎりぎりまで肘が隠れていきなり出てくるタイプ。その分バッターの対応が遅れるのかな、と感じます。
大きなカーブとスライダー。まっすぐがやや外に逃げる。この組み合わせできりきり舞い。現楽天の松井の桐光学園時代の快投を思い出すレベルでしたね。
打つ方も球威のある安田投手の球にも対応した打撃は見せました。三振は少なかったですし、当てる力はありました。
キャッチャーの細谷選手は肩も良く、楽しみな選手。

また高校になった時にどこかで見れたらうれしいですね。特に両投手は。覚えておきたいです。

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