富田-向陽 観戦記(2019年市立大会)
8月5日にパロマ瑞穂球場で行われた市立大会の1回戦第1試合、富田-向陽の観戦記です。
夏までのチームは力があった両チーム。新チームになってどんな試合を見せるか注目して観戦しました。
富田
0100021|4 H9 E3
1503101|11 H12 E0
向陽
(7回コールド)
富田
藤本、東海林-蒔田
向陽
河津、中島-日向
投手成績
富田
藤本(11) 1回1/3 46球 被安打2 四死球5 三振1 失点5(自責点4)
東海林(1) 4回2/3 97球 被安打10 四球5 三振1 失点6(自責点4)
向陽
河津(1) 6回 97球 被安打8 四球4 三振3 失点3
中島(10) 1回 23球 被安打1 四球1 三振0 失点1
藤本投手は左のスリークォーター。身体は大きいですが、上手く使えていない感じのするフォーム。抜け球が多かった。
東海林投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。ひじは隠れて出てくるフォーム。
河津投手は右のオーバーハンド。長身。まっすぐはまぁまぁ。
中島投手は右のオーバーハンド。フォームの速さが特徴。まっすぐはなかなか。荒れ球。
(出場選手)
富田
4五十嵐 7岸本 8臼井 2蒔田 5吉田亘 1藤本(11)→1東海林 9立松 3吉野 6飯田
向陽
6鏑木 5原田 8遠藤 9藤田 7高木→H杉浦(12)→7中川 3田中 2日向 1河津→H松本(13)→1中島(10) 4米花
(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から4番藤田の犠牲フライ。向陽が先制。
2回表、1死1,3塁から7番立松のショートゴロ併殺崩れでランナーが生還。1-1。更に8番吉野もヒットでつなぎ、9番飯田の三遊間の当たりで内野安打も2塁ランナーが3塁オーバーランでタッチアウトに。同点止まり。
2回裏、1死満塁から1番鏑木がタイムリー。2番原田が押し出し四球。ここでピッチャー交代東海林。変わった東海林も3番遠藤に押し出し四球。4番藤田がタイムリー内野安打。5番高木のピッチャーゴロでホームゲッツーを狙うもキャッチャーの送球が打者走者に当たり2塁ランナーが生還。6-1
4回裏、2死1,2塁から7番日向がタイムリー。8番河津が2点タイムリー2ベース。9-1
5回裏、2死1塁から4番藤田がタイムリー2ベース。1打コールドの場面でしたが、代打杉浦はサードゴロで富田が踏みとどまります。10-1
6回表、1死1塁から5番吉田亘がタイムリー3ベース。続く東海林の打席でワイルドピッチ。10-3。更に2死から四球とヒットでチャンスを作るも9番が倒れ2点止まり。
7回表、1死2,3塁から4番蒔田のセカンド後方のフライで3塁ランナーがタッチアップで生還。10-4と一旦コールド回避。
7回裏、先頭の原田がエラーで出塁。3番遠藤が左中間を破るタイムリー2ベースでコールド成立。11-4で向陽が快勝。
富田は積極的な打撃、足を使うのが特徴。試合の中でどうするべきかを考えて仕事をしている感じが伝わります。
6回表は一転、ファールで多く粘り、球数を多く投げさせました。意図的かどうかは分かりませんが、この回だけで38球。東海林選手は14球粘りました。
点数を詰めるにはこういう粘ることで流れを変えることができます。実際に一旦はコールド回避まで持ち込みました。
ミスが多かったのは反省材料。秋の大会に向けてこの経験を活かしてほしいですね。
向陽はチームとしてボールを振らずにしっかりとストライクを打つ打線でした。
2番の原田選手が5度出塁し、3度生還。6番の田中選手は4打席すべて四球で出塁。2度生還。
4番の藤田選手は3打点。打線が上手くつながった試合でしたね。
ショートの鏑木選手の動きの良さが光りました。打つ方はタイムリー1本出ましたが、あまり内容は良くなかった。でも楽しみな選手ですね。
河津投手も上背があってまだ球威は上がりそう。
秋のリーグ戦、厳しい組み合わせですが一つでも勝てるように粘り強く戦ってほしいですね。