東海-滝 観戦記(2023年選手権愛知大会)

7月8日に一宮球場で行われた東海-滝の観戦記です。
愛知県で私学の頭のいい学校のトップ2と言っていい両校の対戦。滝の臼井投手が見たくて観戦しました。

東海
00010022|5 H5 E7
11104005|12 H9 E3

(8回コールド)

東海
野崎(1)、加藤(10)、浅井(11)-土田

長江(1)、山口(9)-山中

投手成績
東海
野崎竜雅 7回 125球 被安打6 四球3 三振4 失点7(自責点3)
加藤晴大(3年) 2/3 22球 被安打2 四球2 三振0 失点4

浅井崇介(2年) 0/3 7球 被安打1 四球1 三振0 失点1


長江晃尚 6回 82球 被安打2 四球2 三振10 失点1(自責点0)
山口颯太(3年) 2回 42球 被安打3 四球4 三振1 失点4(自責点3)

(出場選手)
東海
9渡辺 1野崎→1加藤(10)→1浅井(11) 4安田 3杉尾→3小川(13) 8朝倉 2土田 6出井(16) 5岩月(15)→H池部(17)→7 7板垣→H春田(19)→5山本(5)

6安藤 4森田 7河合 1長江→9秋江(11) 2山中 3尾関 8臼井 9山口→1 5丹羽

(試合経過)
1回裏、2死3塁からタイムリーエラーで1点。滝が先制。1-0
2回裏、1死2塁から9番丹羽のバントで1塁手とバッターランナーが交錯。その間に2塁ランナーが生還。2-0
3回裏、1死3塁からパスボールで1点。3-0
4回表、1死1,3塁からキャッチャーが弾く間に1塁ランナーが2塁を狙い、その時の送球が逸れて3塁ランナーが生還。3-1
5回裏、1死2,3塁から7番臼井が2点タイムリー2ベース。1死3塁から8番山口がタイムリーヒット。2死1,3塁から2番森田のタイムリー内野安打。7-1
7回表、ピッチャー交代、山口。無死満塁から7番出井、代打池部が連続タイムリー。7-3
8回表、1死2,3塁から5番朝倉の遊ゴロの間の1点とエラーが重なり2者生還。7-5
8回裏、ピッチャー交代、加藤。2死満塁から5番山中が満塁ホームラン。ここでピッチャー交代、浅井。2死2塁から7番臼井がタイムリー2ベース。これでコールド成立。12-5で滝が勝ちました。

総評

滝はコールドペースで試合を進めていたのですが、エースの長江投手が7回のマウンドに上がる時に足がつってしまって、結局降板に。ここで山口投手が上がったのですが、かなり苦しい投球にミスも重なって2点差まで迫られてしまいました。
それでも8回裏に東海も1年生エースを交代。この後投げた投手が踏ん張れず、コールドとなってしまいました。
東海の1年生エースの野崎投手。120km前半くらいなのですが、結構味方のミスもあってランナーを背負うも、粘って投げたんですよね。6回7回は三者凡退。1年生でエースナンバーを背負ったのが理解できる投球でした。それだけにバックは応えたかったですね。3年生は1人だけのスタメン。若いチームで終盤食らいついたのは収穫。この経験を新チームに活かしたいですね。
個人的には臼井投手が最後投げそうな雰囲気もあったので、見れなかったのが痛恨でした。こればっかりは仕方ないですが・・・。その臼井選手がコールドを決めるタイムリーを放つあたりが何とも^^;

ピックアップ選手

東海 野崎 竜雅 投手(1年)

先発して7回まで奮投。7失点も自責点は3。6回、7回と疲れが出るであろうイニングで三者凡退に斬ったのはお見事。MAX122km。ランナーを出しても粘れるのはいいですね。秋以降、来年が楽しみな右腕。

東海 杉尾 俊太郎 内野手(2年)

4番1塁で出場。1安打1四球と出塁。上手く逆方向に打てる打者ですね。

東海 出井 駿汰 内野手(2年)

7回に貴重なタイムリーを放ちました。守備でもショートで奮闘。

滝 臼井 大貴 外野手(3年)

7番センターで出場。3安打で2ベース2本。3打点の活躍でした。もっと中軸も打てそうなセンスを感じる選手。投手として見たかったですが・・・。外野から強肩の返球も見せていました。

滝 山中 康暉 捕手(3年)

5番捕手で出場。2安打で8回の満塁ホームランは点差を詰められたチームを救う一発でした。肩も安定していいです。

滝 長江 晃尚 投手(3年)

4番投手の大黒柱。打つ方はノーヒットもエラー、四球で3度出塁。投げては120km後半のまっすぐが安定していて6回まで10奪三振。足に痙攣がきて降板しましたが、投げられればもっと楽に勝てたでしょうね。次にしっかりと回復させてほしいところ。

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