新川-小牧 観戦記(2023年選手権愛知大会)

7月8日に一宮球場で行われた第2試合、新川-小牧の観戦記です。
この試合から2回戦。尾張の公立対決は終盤もつれました。

新川
000040010|5 H8 E3
01100006X|8 H12 E0
小牧

新川
平野(3)、高井(1)-岩堀
小牧
日比野(1)、木村(10)-平山

投手成績
新川
平野太翔 4回2/3 64球 被安打4 死球3 三振4 失点2(自責点1)
高井渉帆(3年) 3回1/3 56球 被安打8 四球1 三振0 失点6

小牧
日比野晃大 6回 92球 被安打6 四死球5 三振1 失点4
木村一生 3回 40球 被安打2 死球1 三振1 失点1

(出場選手)
新川
8井上 6奥田 9西田 1平野(3)→3 3早田(7)→7 7高井(1)→1 2岩堀 5藤澤 4渡辺
小牧
6川口 5坪田→3 4岡田(14) 1日比野→5 2平山 3井伊→1木村(10) 8葉山 9福井(18) 7掛川

(試合経過)
2回裏、1死2,3塁から7番葉山の犠牲フライ。小牧が先制。1-0
3回裏、1死2,3塁から4番日比野の遊ゴロの間に1点。2-0
5回表、1死満塁から4番平野が満塁ホームラン。新川が逆転。4-2
6回裏、ピッチャー交代、高井。
7回表、ピッチャー交代、木村。
8回表、2死2塁から9番渡辺がタイムリー。5-2
8回裏、無死3塁から8番福井がタイムリー。1死2,3塁から2番坪田がタイムリー。1死満塁から4番日比野がタイムリー内野安打。5番平山のスクイズで逆転。2死2,3塁から6番木村が2点タイムリー。一挙6点取って大逆転。8-5に。
小牧が逆転勝利を収めて3回戦進出を決めました。

総評

新川としては4番平野選手の満塁ホームランで逆転。5回途中からエースがマウンドに上がり、8回表には2死にしてでも送ったチャンスで9番渡辺選手がタイムリーを放って理想的な試合でした。
ただ、高井投手が6回から毎回ピンチを招いて何とかしのいでいたのですが、8回に完璧に捉えられて逆転を許し、敗戦。ただ、これは仕方ないですよね。やることはやっていたわけで。
むしろ一気に攻略した小牧の集中力が見事でした。1死1,3塁からセーフティスクイズを仕掛けるもピッチャー正面。ここで3塁ランナーが戻って、3塁送球もセーフになったプレーが大きかったですね。そこから同点、逆転につながりましたし。
8番に起用されていた1年生の福井選手のセンスの良さが光りました。この先も楽しみになる選手ですね。
どちらも持ち味を最大限に発揮しあって、最後は小牧が上回った、そんな試合でした。夏大らしい好ゲームでした。

ピックアップ選手

新川 平野 太翔 内野手・投手(2年)

投手としても好投しましたが印象に残ったのは打席。5回の満塁ホームランは打った瞬間の当たりですごい当たりでした。上背もありますし、この先が楽しみな選手。投手としては120km前半のまっすぐですが、カーブでストライクが取れるので試合が作れるタイプの投手ですね。

新川 渡辺 凱斗 内野手(2年)

9番セカンドで出場。2安打のマルチ。秋以降は上位を打てそうな選手ですね。

新川 早田 幸生 外野手(3年)

5番1塁で出場。途中からレフト。フェンス直撃の2ベース等、2ベースを2本。長打力のあるところを見せました。

小牧 福井 康介 外野手(1年)

1年生ながら8番ライトで出場。2本のヒットはいずれも逆方向。バットコントロールの良さもあり、走塁等にもセンスを感じます。

小牧 掛川 竜太郎 外野手(3年)

9番レフトで出場。3安打の猛打賞。いずれもセンターへ打ち返す基本通りの打撃でした。

小牧 日比野 晃大 投手(3年)

先発して満塁ホームランで4失点をしたものの、それ以外はテンポよく投げて安定した投球を披露。MAXは125km。

小牧 木村 一生 投手(3年)

左のサイドハンド。7回から投げて3回を1失点。特徴のある投げ方で初見では相手は対応しずらいタイプ。まっすぐと変化球で上手く打たせて取りました。

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新川-小牧 観戦記(2023年選手権愛知大会)” に対して2件のコメントがあります。

  1. 日比野 より:

    記録ありがとうございます。木村道志ではなく、木村一生です。よろしくお願いします。

    1. kou より:

      日比野さん
      ありがとうございます!
      修正いたしました。

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