天白-昭和 観戦記(2022年市内県立大会)

11月6日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた市内県立大会の3位決定戦、天白-昭和の観戦記です。
どちらも新チームは初めて見るのでどんな野球をするか注目して観戦しました。

天白
000000101|2 H10 E1
002000001|3 H5 E0
昭和

天白
幸脇(12)、小野島(10)、菅原(1)-山前
昭和
繁澤(1)-丸太

投手成績
天白
幸脇 亮二(2年) 3回 44球 被安打3 四球2 三振1 失点2

小野島隆太(2年) 2回 30球 被安打0 四球2 三振1 失点0

菅原拓馬 3回1/3 57球 被安打2 四球1 三振3 失点1

昭和
繁澤和明 9回 129球 被安打10 四死球5(1) 三振2 失点2

(出場選手)
天白
6米花 8船橋(9) 7福定 3小野 9菅原(1)→1 4伊川 2山前 5林 1幸脇(12)→1小野島(10)→9
昭和
4田中 3増田→6東(16) 8板津 2丸太(9) 6渡辺 9井口(11) 7横溝 5児玉 1繁澤

(試合経過)
3回裏、無死1塁から2番増田のところでバスターエンドランがタイムリー2ベースとなり1塁ランナーが生還。更に1死3塁から4番丸田のスクイズが成功。昭和が2点先制。2-0
7回表、1死3塁から1番のタイムリー。2-1
9回表、2死1,2塁から5番菅原がタイムリー。同点。2-2
9回裏、1死1,3塁から1番田中のスクイズが成功。昭和がサヨナラ勝ちを収めました。

総評

ヒット数は天白が10本。昭和が5本。天白は毎回ランナーを出していて、押していたのですがあと1本が出ず。ただ昭和の守備もかなり良くて、しっかりと進塁を止めたりもしていたので、昭和を褒めるべきの試合だったかもしれません。
昭和はバントの成功率も高く、7度の送りバントとスクイズをきれいに決めました。唯一5回にスクイズがファールになったくらいで、驚異的な成功率を誇りました。
渡辺選手を中心に守備も固く、質の高い野球をやっていました。来年もまた見たいチームですね。
繁澤投手は長身で伸びしろを感じる投手。冬の間に身体もさらに作りたいですね。
天白もとにかくランナーは出したのですが・・・。12残塁と残塁の山となってしまいました。
投手はそれなりに持ち味は出したと思います。菅原投手は球威があり、楽しみな右腕です。

ピックアップ選手

天白 小野 朗 内野手(2年)

4番1塁で出場。3安打の猛打賞で2ベースもありました。9回は2死2塁で申告敬遠。これは仕方ないですよね。

天白 米花 慈 内野手(2年)

1番ショートで出場。2安打で7回にはタイムリーを放ちました。守備も安定していました。

天白 菅原 拓馬 投手(2年)

6回からマウンドに上がり、2安打に抑えました。MAXは126㎞でしたが、常時120㎞前半から中盤で安定。力がありました。
打つ方でも土壇場の9回にタイムリーを放ちました。

天白 山前 虎太郎 捕手(2年)

小柄な捕手ですが、肩の強さは持っています。打撃ではヒット2本。

昭和 田中 槙之介 内野手(2年)

1番セカンドで出場。サヨナラのスクイズもお見事でしたが、そこまでヒット、四球2つと出塁してチャンスメイク。1番として素晴らしい活躍でした。

昭和 繁澤 和明 投手(2年)

10安打を浴びながらも2失点完投。落ち着いた投球が光りました。182㎝と上背があり、まだ細い投手なので身体が大きくなったら化けそう。MAXは122㎞でした。

昭和 増田 誉士 内野手(2年)

2番1塁で出場。3回にはバントの構えからバスターエンドランを決めてタイムリーに。その前後の打席で犠打を決めて、素晴らしい活躍でした。

昭和 渡辺 凛太郎 内野手(2年)

守備で難しい打球をアウトにするなど、動きの良さが目立ちました。打撃ではノーヒットも惜しい当たりも。

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