滝-星城 観戦記(2023年選手権愛知大会)

7月17日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第1試合、滝-星城の観戦記です。
星城相手に滝がどれだけ戦えるか注目して観戦しました。


00001|1 H5 E2
11126|11 H9 E0
星城
(5回コールド)


山口(9)、長江(1)、臼井(8)、長江(1)-山中
星城
鮫島(10)-加藤

投手成績

山口颯太(3年) 2回 33球 被安打3 四死球2 三振1 失点2

長江晃尚(3年) 2回1/3 47球 被安打6 四死球3 三振2 失点7(自責点5)

臼井大貴 0/3 17球 被安打0 四死球4 三振0 失点2(自責点1)

星城
鮫島拓 5回 77球 被安打5 四球0 三振5 失点1

(出場選手)

6安藤 4森田 7河合 3長江(1)→1→3→1 2山中 9尾関(3)→3→9→3 8臼井→1→8 1山口(9)→9→8→9 5丹羽
星城
9矢崎 4渡邉 5小林 3小松 7内山 8金沢 6今浦(16) 1鮫島(10) 2加藤

(試合経過)
1回裏、無死満塁から4番小松の犠牲フライ。星城が先制。1-0
2回裏、1死3塁から9番加藤がタイムリー2ベース。2-0
3回裏、ピッチャー交代、長江。2死から4番小松が特大のホームラン。3-0
4回裏、2死1,2塁から1番矢崎の3ゴロで2塁に投げて送球エラー。2塁ランナーが生還。2死1,3塁から2番渡邉がタイムリー。5-0
5回表、2死3塁から1番安藤がタイムリー。滝が1点を返す。5-1
5回裏、無死1,3塁から6番金沢が2点タイムリー3ベース。1死1,3塁でピッチャー交代、臼井。1死満塁から押し出し死球。ここから連続四死球で10-1に。ここで再度長江がマウンドへ。4番小松のピッチャーゴロでホームに投げてキャッチャーが捕球後に落として1塁には投げられず、と思ったら、この落球でホームはセーフという判定になり、コールド成立。11-1で星城が快勝となりました。

総評

最後のプレーがちょっと滝には気の毒でした。キャッチャーは確かにボールを落としましたが、明らかに送球しようとしたときに落とした形でしたし・・・もしかしたら、ボールを持った時にベースを踏んでなかったかもですが・・・。こういう時にビデオで確認できるようになるといいですよね。
ただ、そこまででコールドになる流れでしたし、滝も強く抗議できなかった印象。
5回までに滝はヒット5本。全く打てないという感じではなかったんですよね。気になったのは4回、5回に先頭バッターが出た後の犠打。複数点負けてる状況でバントしていては追いつけると思えないんですよね。4回は4番にバントでしたし・・・。
5回は1点返しましたが、結局1点しか返せませんし。ゲッツーのリスクを嫌う監督は多いですけど、リスクを背負わないとビッグイニングは作れないと思うんですよね・・・。
臼井投手がようやく見れましたが、イニング途中からの登板でMAX136kmと片鱗もありましたがストライクが入らなくなって4四死球で交代。もうちょっと状況のいいところで見たかったです。
星城は4番の小松選手が特大のホームラン。2ベースも詰まったように見えた打球がフェンスダイレクト。パワーは規格外ですね。
鮫島投手も初めて見ましたがMAX137kmとボールの速さがありました。捕手の加藤選手の肩もいいですし、やはりいい選手はいますね。

ピックアップ選手

滝 安藤 聡 内野手(3年)

1番ショートで出場。2安打のマルチを記録。センター返しの打撃が光る。

滝 森田 光星 内野手(3年)

2番セカンドで出場。初回に粘ってヒットを放つ。

滝 臼井 大貴 外野手・投手(3年)

7番センターで出場。5回に先頭でヒットを放ち、センスの高さを見せる。投手としてマウンドに上がり、MAX136kmをマークするも、コントロールに苦しむ。ただ、イニング途中からの登板でしたし、暑さの中でいきなりのマウンド。ちょっと気の毒な部分も。
素質の片鱗は見れたので大学でも続けてほしいですね。

星城 小松 伯 内野手(2年)

4番1塁で出場。3回のホームランは特大の一発。5回の2ベースは詰まったような打球が逆方向のフェンス直撃。パワーは一級品ですね。1塁以外も出来るといいのですが。

星城 鮫島 拓 投手(3年)

先発して5回を5安打1失点。MAX137km。粘られるケースがありましたが四球は出さないコントロールの良さがありました。

星城 加藤 翔輝 捕手(3年)

9番捕手で出場。タイムリー1本に2四球と出塁。肩の良さもあり、能力のある捕手ですね。

星城 渡邉 全 内野手(3年)

2番セカンドで出場2安打1四球で2打点の活躍。勝負強さが光りますね。

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