大成-誉 観戦記(2021年秋季全尾張大会)

11月14日に一宮球場で行われた第1試合、大成-誉の観戦記です。
全尾張大会の本大会1回戦、尾張の強豪私学同士の対戦となりました。
大成
011000000|2 H4 E1
000000000|0 H4 E2
誉
大成
石川(8)、白井(1)-上岡
誉
高里(1)、山川(19)、渥美(10)-原田
投手成績
大成
石川翔梧 5回 81球 被安打2 四球1 三振9 失点0
白井晃靖 4回 66球 被安打2 四死球2 三振1 失点0
誉
高里翔 3回 35球 被安打2 四死球2 三振1 失点2 MAX135km

山川敬太 4回 41球 被安打1 四球1 三振2 失点0
渥美匡矢 2回 28球 被安打1 四死球2 三振2 失点0 MAX131km

(出場選手)
大成
1石川(8)→8 4杉本 9矢野 3仙石 7西浦 5山尾 6辻本 2上岡 8福原(18)→1白井(1)
誉
7金井(18) 9久保田 6イヒネ 3間井 5松原(15)→5山北(5) 2原田 4松下(14) 1高里→H石川(13)→1山川(19)→H鶴巻(17)→1渥美(10) 8茂山


(試合経過)
2回表、2死1,3塁からワイルドピッチの間に1点。大成が先制。
3回表、1死1,3塁から4番仙石の3ゴロゲッツー崩れの間に1点。2-0
5回裏、先頭の5番松原が2ベース。6番原田の遊ゴロでセカンドランナーが3塁アウト。その後、2死2塁から山川のヒット、9番茂山の四球で満塁となるも1番金井が倒れ得点ならず。
8回表、1死満塁のチャンスでしたが、6番山尾の3ゴロ本塁封殺。7番辻本の三振で得点ならず。
大成が完封リレーで勝ちました。
総評
大成の2投手、石川投手、白井投手の好投が光りました。
石川投手は5回までに9奪三振を奪う力投。インコースもうまく使っている印象で、誉打線に的を絞らせず。唯一のピンチの5回も粘り負けせずに0点で踏ん張りました。
白井投手はMAX132㎞をマーク。毎回ランナーは出しましたが、こちらも落ち着いた投球で最後まで抑えきって勝利となりました。
2回、3回はうまくバントを決めて、相手のミスもあって得点。相手のバントなどにも落ち着いた対応が良かったです。
誉は高里投手が先発。最速135㎞をマークするなど、ボールに力はありましたが、自分たちのミスもあってもったいない失点。そこから山川投手、渥美投手はリリーフで好投しましたが、打線がつながらず。
ちょっと小技にこだわりすぎと感じるプレーも。2ストライクからのセーフティバントとか。4本のうち2本は長打。もっとしっかりとしたスイングをやってほしいなと思いました。
ピックアップ選手
大成 西浦 玲央 外野手(2年)
2回に先頭で2ベースを放ち、先制点に繋げました。守備でもいいチャージで2塁ランナーを止めるプレーがありました。2年夏にも出場し活躍。



大成 石川 翔梧 投手・外野手(2年)
5回を2安打無失点。三振9つはお見事。図った範囲では127㎞をマーク。インコースをうまく使った投球が光りました。



大成 白井 晃靖 投手(1年)
右のオーバーハンド。図った範囲ではMAX132㎞をマーク。投げっぷりの良さを感じる右腕。1年生ですしこの先の成長が楽しみ。



誉 松原 拓斗 内野手(2年)
5回に先頭で2ベース。犠打もあって2打数1安打でした。
フェンスに当たって退場があったので大怪我じゃないといいですが・・・。



誉 山川 敬太 投手(2年)
左の変則のサイドハンド。球威はそんなにないですが、落ち着いた投球で試合を立て直しました。



誉 イヒネ イツア 内野手(2年)
8回に2ベース。外の球をしっかりととらえてセンターオーバーまで持っていった力はやはり非凡。バッティングカウントでの強いスイングをもっと期待したい。
ショートも徐々に板についてきた感じ。送球の良さ、速さは魅力。



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