豊橋商-至学館 観戦記(2023年春季愛知県大会)

4月22日に春日井球場で行われた第2試合、豊橋商-至学館の観戦記です。
2年生中心ながら強いと聞いていた豊橋商が、至学館相手にどういう試合をするか、注目して観戦しました。

豊橋商
000001100|2 H10 E4
000011001|3 H11 E1
至学館

豊橋商
北添-佐々木
至学館
伊藤-磯村

投手成績
豊橋商
北添兼矢 8回1/3 159球 被安打11 四死球3(1) 三振7 失点3(自責点1)

至学館
伊藤幹太 9回 125球 被安打10 四球0 三振12 失点2(自責点1)

(出場選手)
豊橋商
9渡邊 3矢田崎 7伊東(1) 1北添(5) 2佐々木 8牧野 6中西 5澤口(4) 4河合(14)
至学館
9小田→H梶浦(16)→R佐野(17)→8 4竹村 3五日市→H磯村李(12)→3森(15) 5高橋 8山本→9 6清水 7細川(20) 1伊藤 2磯村新

(試合経過)
5回裏、1死2塁から2番竹村がタイムリー。至学館が先制。1-0
6回表、2死2塁から3番伊東がタイムリー3ベース。1-1の同点に追いつく。
6回裏、1死から6番清水がソロホームラン。至学館が勝ち越し。2-1
7回表、2死2塁から8番澤口がタイムリー2ベース。またも2-2に追いつく。
7回終了時に球場を後にしました。
9回裏、1死1,2塁から3番の森のプッシュバントにエラーが絡んで2塁ランナーが生還。至学館がサヨナラ勝ちをおさめました。

短評

豊橋商は2年生主体とは思えない力のあるチームでした。北添投手はMAX137kmをマーク。球数が増えた終盤でも球威は落ちず、結局最後まで投げ切りました。打線も至学館のエース、プロ注の伊藤投手から2度追いつく粘り。最後まで至学館を苦しめた強さは本物ですね。
夏ももちろん楽しみですが、秋以降の新チームが相当強そう。21世紀枠も十分狙えるチームになりそうです。
至学館は伊藤投手が12奪三振の完投。MAXは141kmくらいでしたが、序盤は抑えていた印象ですし、力を入れればもう少し出そう。無四球とコントロールの良さがあり、指先の感覚が良さそうですね。
苦しみましたが、最後はらしい攻撃でサヨナラまで持っていったのはさすが。こういう試合で負けないところが至学館の強さですね。

ピックアップ選手

豊橋商 北添 兼矢 投手(2年)

背番号は5でしたが、投手として先発して完投。終盤でも球威は落ちていませんでしたし、相当の能力を感じるピッチャーでした。MAXは137km。がっしりしていて上背も180㎝は超えていそうな感じ。右バッターにも強い球を投げられて、変化球も上手く操る。2年生ということを考えれば将来は相当な投手になるかも、そう思わせる選手でした。打っても至学館の伊藤投手から鋭い打球を2本。楽しみです。

豊橋商 伊東 徹之芯 外野手(2年)

3番レフトで出場。6回にしっかりと振り切った打球がレフトオーバーの3ベースに。背番号は1。能力はありそうですね。

豊橋商 澤口 拓真 内野手(2年)

8番サードで出場。7回に貴重な同点タイムリー2ベースを放ちました。

至学館 伊藤 幹太 投手(3年)

プロ注目の投手。先発ということで抑え気味に投げている印象でしたが、MAX141km。秋からの成長は感じました。9回で12奪三振。要所で狙って取れていた印象です。指先の感覚が良さそうで、変化球をコントロールできるところが強みですね。

至学館 清水 新太 内野手(3年)

6番ショートで出場。6回に勝ち越しホームランを放ちましたが見事な一撃でした。これを含む2安打。安定した守備もさすがです。

至学館 竹村 悠汰 内野手(3年)

2番セカンドで出場。5回に先制タイムリーを放ち、これを含む2安打のマルチ。対応力の光る打者ですね。

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