東海大海洋学部-静岡大 2回戦 観戦記(2021年春季静岡大学リーグ)

5月9日に庵原球場で行われた東海大海洋学部-静岡大の2回戦の観戦記です。
前日に優勝校が日大国際関係学部に決まったので、4年生にとって、春で引退する選手にとっては最後の試合。多くの選手が出場する試合となりました。

東海大海洋学部
120000002|5 H10 E1
11400000X|6 H10 E1
静岡大

東海大海洋
久留島、島田、渡邊勇、池田、立木-山崎
静岡大
古川、木村、古屋、井手、石田-西林、天野

投手成績
東海大海洋
久留島 2回 26球 被安打5 四球0 三振0 失点2
島田 2/3 24球 被安打2 四球0 三振0 失点4(自責点3)
渡邊勇 0/3 11球 被安打0 四球2 三振0 失点0
池田 1/3 8球 被安打0 四球1 三振0 失点0
立木 5回 74球 被安打2 四球2 三振6 失点0

静岡大
古川 1回0/3 32球 被安打4 死球1 三振2 失点3(自責点2)
木村 2/3 8球 被安打1 四球0 三振1 失点0
古屋 1/3 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0
井手 4回 64球 被安打2 四球1 三振4 失点0
石田 3回 56球 被安打3 四球2 三振4 失点2

(出場選手)
東海大海洋学部
8渡邉悠 5兼子 3清水 D望月→R角田 9石堂 6別府 7山本→H石井→7山下 4高橋優→4川東→H青木→R前川 2山崎
静岡大
6原田→6神谷 5佐藤→5大場 3吉川→R藤澤→3 4竹田龍→4植田 2西林→2天野 D竹田耕→R中間 7出口 8木川 9永井→加藤諒→9内田

(試合経過)
1回表、2死1,2塁から5番石堂がタイムリー。東海大海洋が先制。1-0
1回裏、1死2塁から3番吉川がタイムリー2ベース。1-1
2回表、無死1,2塁から9番山崎のタイムリー。無死1,3塁から1番渡邉悠の犠牲フライ。2死満塁でピッチャー交代、古屋。ここは古屋が踏ん張ります。東海大海洋が2点勝ち越し。3-1
2回裏、2死2塁から9番永井がタイムリー2ベース。3-2
3回裏、1死2,3塁から4番上田がタイムリー。更に1死2,3塁から5番西林の1ゴロでホーム悪送球となり、2者生還。2死2塁から7番出口がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、渡邊勇。連続四球で満塁となり、ピッチャー交代、池田。ここは池田が踏ん張ります。静岡大は4点取って逆転。6-3
9回表、1死2,3塁からワイルドピッチで1点。1死3塁から2番金子がタイムリー。更に2死1,3塁まで行きましたが、石田が踏ん張り試合終了。
静岡大が勝ちました。

総評

3回までは点の取り合い。4回からは一転して投手戦。
東海大海洋学部の立木投手、静岡大の井手投手、石田投手が力のある球でお互いの打線を抑えて、試合を引き締めました。
4年生の春は、ここで引退する選手も多く、お互いに4年生が多く出場。
試合終了直後に石田投手がガッツポーズしたのも印象的ですね。それだけ4年生にとっては重い試合だったんだと思います。
これで引退する選手はお疲れ様でした。

ピックアップ選手

東海大海洋学部 立木 遼 投手(脇町 3年)

バランスの良い体格で、140kmくらいは投げている印象。まだ球威は上がりそうですし、成長が楽しみな右腕です。
5回で6奪三振と素晴らしい投球を見せました。

東海大海洋学部 兼子 拓也 内野手(浜松工 4年)

2番サードで出場し、3安打。9回のタイムリーはイレギュラーもありましたが、それを起こさせる執念も感じました。

東海大海洋学部 山崎 誠司 捕手(加藤学園 4年)

キャッチャーとして5人の投手をリードし、打つ方ではタイムリーを含む2安打。4年生の意地を見せてくれました。

静岡大 井手 駿 投手(高蔵寺 4年)

4番手でマウンドに上がり、4回を無失点。MAXは144kmだったとのこと。プロ注と言われる力を見せてくれました。まだ球威は上がりそうな伸びしろは感じます。

静岡大 石田 雄大 投手(刈谷 4年)

5番手でマウンドに上がりました。3回で2失点。MAXは144kmをマーク。小柄な選手(173㎝)ですが、マウンドでは大きく見えるんですよね。全身を使って投げてくるボールの勢いは素晴らしい。

静岡大 出口 慶至 外野手(愛知 4年)

3回にタイムリー2ベースを含む2安打と活躍。自分の母校出身の選手の活躍はやはりうれしくなりますね。

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