清林館-愛産大工 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)
8月2日に刈谷球場で行われた清林館-愛産大工のTV観戦記です。
清林館
0000001|1 H6 E1
3000212|8 H10 E1
愛産大工
清林館
石本、鷲見-川部
愛産大工
大西、山方-佐藤
投手成績
清林館
石本(1) 5回 80球 被安打5 四球4 三振0 失点5
鷲見(17) 2回 32球 被安打5 四球0 三振0 失点3
愛産大工
大西(10) 5回 75球 被安打4 四球2 三振5 失点0
山方(1) 2回 34球 被安打2 四球0 三振1 失点1
清林館
6竹本 4山川 7森下 9藤島 5伊藤 3吉田 1石丸→1鷲見 2川部 8小林→H棚橋→8小島
愛産大工
5藤岡、4若林、2佐藤 3寺川 7竹ノ内 8北原 9坪根→1山方 6近藤→9三浦 1大西→6大江
(試合経過)
1回裏、1死2塁から3番佐藤がタイムリー2ベース。更に1死2,3塁からワイルドピッチで1点。1死3塁から5番竹ノ内の2ゴロの間に1点。愛産大工が3点先制。
5回裏、2死満塁から6番北原が2点タイムリー。5-0
6回裏、2死3塁から2番若林が詰まりながらレフトへ運びタイムリー。6-0
7回表、1死3塁からワイルドピッチで1点。6-1
7回裏、2死2,3塁から8番三浦の2点タイムリーでコールド成立。8-1で愛産大工が勝ちました。
清林館としては持っている力は出したかな、と思える試合。結果コールドになりましたが、そこまでの力の差は無かった。ヒットも初回以外は出ているんですよね。ただ単発になってしまいましたが・・・。
試合としては5回表に1死1,3塁のチャンスで2番山川選手、3番森下選手で点が取れなかったところ。ここで1,2点返したかったですね。
ただ守備もしっかりと守っていたし、5回の2失点が3四球からだったからもったいなかったですけど、しっかりと得点にした愛産大工が見事だったとも思いますし・・・。
足で崩された場面もあったので、鷲見投手、川部捕手は秋以降のいい経験になったかな、と思います。
チーム初の5回戦進出は誇れる成績ですし、バッテリーが残る秋にまた期待が出来ます。ベスト8以上を目指して新たに頑張ってほしいですね。
愛産大工は理想的な攻撃、守備でコールドまで持っていきました。
まずは大西投手の好投。立ち上がりに四球からピンチがありましたが、そこを抑えてからはリズムに乗り、自分でピッチャーライナーを抑えてゲッツーにするなど好プレーもありました。
守備は固いですし、山方投手がやや不安定でしたが、これを助ける存在に大西投手がなってきたことはこの先のことを考えても大きいです。
打つ方はキャプテンの2番若林選手が全打席出塁し、盗塁を4つ決めてかく乱。この日は1番藤岡選手がノーヒットでしたが、しっかりとカバーしました。
途中出場の三浦選手が2打数2安打2打点等、出る選手が活躍。4点目以降は2死からの得点だったんですよね。そういう攻撃が出来ると楽になります。
派手さはないのですが、得点を重ねられる。チームとしての成長を感じます。
愛産大工の夏の最高成績はベスト8が7度。今年は壁を破りたいですね。