日福大付-常滑 観戦記(2020年秋季全尾張知多予選)

9月27日に阿久比球場で行われた日福大付-常滑の観戦記です。
県大会に出て東邦に食らいついた日福大付に対し、常滑がどこまで食い下がるかに注目して観戦しました。

日福大付
00075|12 H12 E1
00002|2 H4 E3
常滑
(5回コールド)

日福大付
松山、モイセエフ-谷
常滑
片山、立岡、佐野-樅山

投手成績
日福大付
松山(1) 4回 67球 被安打1 四球2 三振5 失点0
モイセエフ(19) 1回 24球 被安打3 四球1 三振1 失点2

常滑
片山(1) 3回1/3 58球 被安打7 四死球2 三振0 失点7
立岡(10) 1回 22球 被安打2 四球0 三振0 失点3(自責点2)
佐野(11) 2/3 19球 被安打3 四球0 三振0 失点2j(自責点1)

出場選手
日福大付
9石川 8中村テンコウ 7中村隆 5前田 2谷 3遠藤 4角谷→4吉村 1松山→R柳瀬 6野田→6井野
常滑
7小島 5柴田 2樅山 6佐々木 9笠原 8平田 1片山→1立岡 3相武 4山本

(試合経過)
4回表、1死1,3塁から6番遠藤が2点タイムリー3ベース。更に1死満塁から9番野田が2点タイムリー。更に1死満塁から2番中村テンコウが3点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、立岡。後続は抑えるもこの回打者11人で7点。7-0
5回表、1死3塁から7番角谷がタイムリー3ベース。8番松山のショートゴロエラーの間に1点。ここでピッチャー交代、佐野。1死1塁から9番野田のヒットにエラーが絡んで1塁ランナーがホームイン。更にワイルドピッチで1点。更に1死2,3塁から3番中村隆の犠牲フライ。この回5点追加。12-0
5回裏、ピッチャー交代、モイセエフ
5回裏、1死満塁から3番樅山の内野ゴロゲッツー崩れの間に1点。2死1,3塁から4番佐々木のタイムリー。12-2
日福大付が5回コールドで勝ちました。

総評

3回までは日福大付、松山投手、常滑、片山投手が好投で0-0。投手戦の様相でしたが、4回に日福大付打線が片山投手を捉えて7点の猛攻。一気に試合を決めました。
日福大付はしっかりと振り切って外野の間を破る当たりが多く、さすが私学という感じのチームになってきています。
松山投手は初回に27球とやや苦労しましたが、徐々に本来の力のある球を投げて三振も4回まで毎回の5つ。1安打とさすがの投球でした。
常滑は3回までは攻守でここまで2回勝って上がってきた片鱗を見せ、0-0と五分の戦い。
ただ、ピッチャーが捕まった際に強力打線を止めきれず。5回の守備で少しミスが出てしまったのが残念でした。
それでも5回裏に2点を返し意地を見せたことは収穫ですね。

ピックアップ選手

日福大付 松山 海大 投手(2年)

この日は先発でマウンドへ。初回は27球とかなり粘られて打ち取るのに苦労するなど立ち上がりの難しさを感じる登板でしたが、徐々に安定し、4回を1安打5奪三振。力のある球が光りました。

日福大付 谷 太久郎 捕手(2年)

この日も2秒くらいでセカスロを投げ、5回裏には2死1,2塁で1塁ランナーをキャッチャーからの送球で刺してピッチャーを助けました。打っても2安打。最初の当たりも記録はエラーでしたがヒットでいい打球でした。

日福大付 野田 泰平 内野手(1年)

9番ショートで出場し、2本のタイムリー。3打点は見事。逆方向への打球が光ります。

常滑 佐々木 太優 内野手(2年)

4番に入り、チーム唯一のマルチヒット。ライトにもヒットを放ち、広角に打てる打者ですね。

常滑 片山 愛和 投手(2年)

先発で3回までは1安打ピッチング。スピードはそんなに無いですがコースを上手く使って打ち取っていました。4回は積極的に打ってくる打撃に捕まった形に。

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