ホンダ鈴鹿-ジェイプロジェクト 観戦記(2023年日本選手権東海地区予選)

9月14日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第2試合、ホンダ鈴鹿-ジェイプロジェクトの観戦記です。
負けたら終わりの第3代表トーナメントの1回戦。ホンダ鈴鹿は森田投手を立てるかと思いましたが、ルーキーの漢人投手が先発でした。

ホンダ鈴鹿
1600100|8 H10 E0
1000000|1 H5 E1
ジェイプロジェクト
(7回コールド)

ホンダ鈴鹿
漢人(13)、川原(15)、花城(20)-長
ジェイプロジェクト
三木(17)、志賀(21)、古屋(18)、藤田大(19)、森下(24)-松坂

投手成績
ホンダ鈴鹿
漢人友也 5回 69球 被安打3 四球1 三振6 失点1
川原嗣貴(大阪桐蔭 1年目) 1回 16球 被安打1 四球0 三振2 失点0

花城凪都(興南-中央大 6年目) 1回 13球 被安打1 四球0 三振1 失点0

ジェイプロジェクト
三木樹(加古川南-上武大 2年目) 1回2/3 34球 被安打5 四球0 三振0 失点6(自責点2)

志賀大誠(秀岳館-中部学院大 1年目) 1/3 21球 被安打2 四球2 三振0 失点1

古屋悠翔(静岡商 5年目) 3回 41球 被安打3 四球0 三振4 失点1

藤田大哉 1回 17球 被安打0 四球1 三振0 失点0
森下靖己(静清-同朋大 1年目) 1回 20球 被安打0 四球1 三振2 失点0

(出場選手)
ホンダ鈴鹿
9長野(1) 8栗原(29) 5貞光(5)→4 7松本(4)→R岡野(26)→7 3西林(31) D畔上(10)→H藤江(6) 2長(27) 6中川(7) 4鈴木(2)→H阿部(0)→5
ジェイプロジェクト
8橋本恭(23) 4片岡(2) 3田村(4) D池尾(32) 9岡田(5)→9鈴木(66) 5橋本太(25) 7村口(7) 6木内(33) 2松坂(27)

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番松本が犠牲フライ。ホンダ鈴鹿が先制。1-0
1回裏、先頭の橋本恭がホームラン。1-1の同点にすぐさま追いつく。
2回表、1死1塁から8番中川がタイムリー3ベース。更にワイルドピッチで1点。2死1塁から2番栗原が2ランホームラン。2死1塁でピッチャー交代、志賀。2死1,2塁から5番西林、6番畔上が連続タイムリー。この回打者12人の猛攻で6点。7-1
3回表、ピッチャー交代、古屋。
5回表、1死2塁から代打阿部がタイムリー。8-1
6回表、ピッチャー交代、藤田大。
6回裏、ピッチャー交代、川原。
7回表、ピッチャー交代、森下。
7回裏、ピッチャー交代、花城。
ホンダ鈴鹿がコールドで快勝しました。

総評

2回にジェイプロジェクトの三木投手が捕まってしまい、継投した志賀投手も止められず、この回6点。これで勝負が決まってしまった形に。
三木投手は今年、ジェイプロの大事な試合はほとんど先発。今大会も2試合とも先発。疲れもあったかと思います。研究もされるでしょうしね。
ジェイプロジェクトは3番手の古屋投手が好投。藤田大投手もコントロールはばらつくも勢いのある球を投げていました。来年に向けて、という話になってしまいますが、軸になる投手以外をしっかりと育てたいですね。
打線は橋本恭選手が先頭打者ホームランを放ち、橋本太選手がマルチ。ただ、大量失点を返せませんでした。毎年大量に選手が抜けて一から作っていくチームですが、主力選手が残って少しでも力が継続されていってほしいですね。
ホンダ鈴鹿は漢人投手がMAX146kmをマークして好投。序盤の大量点に守られてというのもありましたが、しっかりと試合を作りました。今後に向けても大きな戦力になりそう。
打つ方は上位下位、まんべんなくヒットが出てつながりました。次の東邦ガス戦は1点を争う試合になりそうですが、勢いを継続したいですね。

ピックアップ選手

ホンダ鈴鹿 漢人 友也 投手(常葉大菊川-中京大 1年目)

先発して5回を3安打1失点。MAX146kmとスピードもあり、奪三振も6と多く取りました。長身で、ホップするタイプの球が特徴。そんなに無い軌道なので、特徴を活かして活躍していってほしいですね。

ホンダ鈴鹿 栗原 健 外野手(常葉大菊川-亜細亜大 3年目)

2番センターで出場。2回に滞空時間の長いホームランを放ち、力のあるところを見せました。犠打もあり、何でも出来る2番として相手には脅威な存在ですね。

ホンダ鈴鹿 中川 拓紀 内野手(宇治山田商-中央大 2年目)

8番ショートで出場。2回に勝ち越しとなるタイムリー3ベースを放つ。やはりスピードのある選手ですね。

ジェイプロジェクト 橋本 恭太朗 外野手(石見智翠館-九州共立大 7年目)

初回に先頭打者ホームランを放ち、すぐさま同点に追いつきました。やはり振れる選手でこういう長打が打てるのが魅力。

ジェイプロジェクト 橋本 太郎 内野手(岡山城東-和歌山大 2年目)

6番サードで出場。2安打のマルチ。センター返しの打球が光ります。

ジェイプロジェクト 藤田 大哉 投手(秋田商-東北福祉大 1年目)

6回にマウンドに上がり、1回を1四球で無失点。ボールは荒れ気味ですが力があり、まっすぐの威力は魅力がありました。140km中盤を記録。

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