刈谷-東浦 観戦記(2022年春季愛知県大会)
4月10日に阿久比球場で行われた第2試合、刈谷-東浦の2回戦の観戦記です。
公立の拮抗したチーム同士の対戦。やはり接戦となりました。
刈谷
100000040|5 H7 E1
000010000|1 H3 E1
東浦
刈谷
堀脇(1)-平山、谷口
東浦
神谷(1)-山口
投手成績
刈谷
堀脇貫太 9回 123球 被安打3 四球1 三振4 失点1
東浦
神谷知宏 9回 114球 被安打7 四死球5 三振6 失点5(自責点4)
(出場選手)
刈谷
9谷口(7)→2 5春原 2平山→9丹野(19) 7青山(8) 3牧野 8鈴木(10) 6蜂須賀 1堀脇 4中村
東浦
9外山 5加藤 8杉本 3榊原 4寺本 7成瀬→H須田(14)→7吉岡(16) 2山口 1神谷 6夏目
(試合経過)
1回表、2死2塁から4番青山がレフトオーバーのタイムリー2ベース。刈谷が先制。1-0
5回裏、2死2塁から9番夏目がタイムリー2ベース。1-1の同点に。
8回表、1死2,3塁から4番青山が2点タイムリー。更に2死1,2塁から7番蜂須賀の2点タイムリー2ベース。一気に4点勝ち越し。5-1
刈谷が勝ちました。
総評
投手戦となりました。
刈谷の堀脇投手は左のオーバーハンド。まっすぐは120㎞前半くらいですが、角度があり、コントロール、テンポがいいので打たせて取れる好左腕。
東浦の神谷投手はMAX130kmをマーク。小柄ですが投球技術が高く、こちらもコントロールのいい右腕。
7回までお互いに1点ずつ失うも、持ち味を発揮しそこまで刈谷は3安打、東浦は2安打。チャンスも多くない展開となりました。
試合は8回表に動きます。先頭の1番谷口選手がヒット。続く2番春原選手の遊ゴロがエラーとなってチャンス拡大。送って4番の青山選手が前進守備の3塁手をゴロで超す2点タイムリーで勝ち越し。更に2者おいて7番の蜂須賀選手にタイムリー2ベースが出て試合が決まりました。
ミスから得た1チャンスをものにした刈谷がお見事でした。
東浦は6回以降ヒット1本。チャンスも作れずでした。堀脇投手の投球が見事でしたね。
お互いにエラーは1つだけ。引き締まった投手戦でした。そしてそのエラーが得点に直結する。野球の特徴が出た試合でした。
ピックアップ選手
刈谷 堀脇 貫太 投手(3年)
左のオーバーハンド。MAXは初回で122㎞。割と角度があって、コントロール、テンポがいいので崩すのが難しい左腕。四球は粘り負けした1つだけ。こういうピッチャーは負けにくいですよね。
刈谷 青山 琉生 外野手(2年)
4番レフトで出場。2年生。3安打でタイムリー2本。3打点とまさに4番の活躍。強く振りながら当てる技術の高いバッター。
刈谷 谷口 真基 外野手・捕手(3年)
1番ライトで出場。ライトで好守備も連発していました。2安打を放ちいずれもホームイン。途中からマスクを被り、終盤の快投も引き出していました。
東浦 神谷 知宏 投手(3年)
投球経験が豊富なエース。ランナーを出してもあわてずに要所では三振も取れる投手。MAXは初回で130㎞。失点をしたイニングはやはり先頭を許したとき。エラーさえなければ8回も最小では防げたと思いますけどね。終盤の先頭バッターを意識して抑えたいところ。
東浦 夏目 暖人 内野手(3年)
5回に同点となるタイムリー2ベース。ただ、8回に自身のエラーが4失点につながってしまった。悔しい気持ちのが強いかもですね。
いかに神谷投手をバックアップするかが勝ち進むカギ。野手で楽にしていきたいですよね。
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