石部-八幡商 観戦記(2021年高校野球選手権滋賀大会)

7月14日に皇子山球場で行われた第2試合、石部-八幡商の観戦記です。
伝統校の八幡商がどういう試合を見せるかに注目して観戦しました。

石部
000000|0 H3 E5
320302|10 H10 E1
八幡商
(6回コールド)

石部
古賀、尾曲-茂田
八幡商
松田、川岸-前田

投手成績
石部
古賀大仁(1) 3回2/3 73球 被安打8 四球3 三振0 失点8(自責点2)MAX114km

尾曲理公(10) 2回1/3 28球 被安打2 四球1 三振0 失点2(自責点0)

八幡商
松田寿翔来(1) 3回 32球 被安打1 四球0 三振1 失点0 MAX126km

川岸隼(18) 3回 33球 被安打2 四球0 三振1 失点0 MAX118km

(出場選手)
石部
4多川 6三木 5村山 3廣岡 8井ノ口 2茂田 9武村 1古賀→1尾曲(10) 7永田
八幡商
9冨永 6日向 8平田 7宍戸→7福本(10) 4青木 5大角(14)→3 3紀伊→5北川 1松田→H橋本(15)→1川岸(18) 2前田

(試合経過)
1回裏、1死2,3塁から4番宍戸の遊ゴロエラーで1点。無死2,3塁から5番青木の2点タイムリー。八幡商が3点先制。
2回裏、2死3塁から2番日向がタイムリー。更に2死2塁から3番平田がタイムリー。5-0
4回裏、1死3塁から2番日向のタイムリー。2死2塁から4番福本、5番青木が連続タイムリー。ここでピッチャー交代、尾曲。8-0
6回裏、無死3塁から3番平田のライトフライを落球で1点。更に無死2塁から4番福本がタイムリー2ベース。これでコールド成立。八幡商が勝ちました。

総評

八幡商が快勝。
相手のミスが絡んでチャンスが拡大したところでタイムリーが出たので、かなり序盤から楽な展開になりました。
4番でも打てなければ交代して、その選手が2本のタイムリー。こういう競争はこの後の戦いを考えてもいいですよね。
盗塁8つと相手の弱点をしっかりと突いた攻撃も光りました。
石部高校は8年ぶりの単独チームでの出場だったとのこと。
3年生は3人。秋も10人ということで単独で戦えるということですよね。
ピッチャーの古賀投手が2年、尾曲投手が1年。この夏のマウンドの経験を秋以降に活かしてほしいです。ヒットを打った3人(三木、武村、永田)も残ります。新チームに期待ですね。

ピックアップ選手

石部 三木 蓮静 内野手(2年)

2番ショートで出場し、初回にヒットを放ちました。守備でも捌く場面が多かった。

石部 尾曲 理公 投手(1年)

1年生でマウンドへ。スピードはないですが、ストライクをどんどん投げて打たせて取る投手。この経験を秋以降に活かしたい。

八幡商 日向 駿 内野手(3年)

2番ショートで出場し、4打数4安打2打点。全てホームに返ってきたのも見事。3盗を含む盗塁3つも見事でした。

八幡商 前田 太陽 捕手(3年)

セカスロで1.94秒をマーク。2秒を切ったのは見事でした。投手陣にもストライクをどんどん投げさせ好投させました。

八幡商 福本 紘希 外野手(3年)

途中から4番レフトに入り、2打数2安打2打点と見事なアピールに成功。

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