近藤産興-GTRニッセイ 観戦記(2023年東海五県軟式野球愛知県大会)

3月1日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第3試合、近藤産興-GTRニッセイの観戦記です。
新春選抜リーグに出場しているチーム同士。締まった試合になりました。

近藤産興
000000010|1 H4 E0
00100200X|3 H8 E0
GTRニッセイ

近藤産興
可知(18)-松前
GTRニッセイ
杉本(16)、辻(18)、加藤(11)-森

投手成績
近藤産興
可知洸 8回 99球 被安打8 四死球3 三振1 失点3

GTRニッセイ
杉本亮介 5回 53球 被安打2 四球2 三振2 失点0
辻寛人(育英-亜細亜大 2年目) 3回 45球 被安打2 四球2 三振3 失点1

加藤吉貴(瀬戸窯業-愛知学泉大) 1回 11球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
近藤産興
4余合(6) 6加藤(10) 8上戸(1) 3前田(4) 9竹馬(2) 7神谷(5) 2松前(55) 1可知(18) 5森口(0)
GTRニッセイ
3田中(12)→7 D新中(23)→H広瀬(8) 4倉地(7) 9高木(13) 5大平(10) 8廣田(2)→3濱元(3) 6荒木(1) 2森(27) 7原田(9)→8

(試合経過)
3回裏、2死1,3塁から3番倉地がタイムリー。GTRニッセイが先制。1-0
6回表、ピッチャー交代、辻。
6回裏、2死2塁から7番荒木が2ランホームラン。3-0
8回表、1死1,3塁から2番加藤の1ゴロの間に1点。3-1
9回表、ピッチャー交代、加藤。
GTRニッセイが逃げ切りました。

短評

GTRニッセイがいい形で試合を進めて快勝。
3回に3番倉地選手のタイムリーで先制。ただ、さすがに近藤産興のエース可知投手も粘り強く、チャンスはそれなりにあったのですが追加点は奪えない状況。このまま1点で終盤に行くとGTRニッセイにとっても嫌だな、と思っていたところで荒木選手に2ランが飛び出しかなり試合は楽になりました。
荒木選手はかなり体勢を崩され加減だったのですが、上手くバットに載せてスタンドへ。技術も光る一打でした。
先発杉本投手が5回無失点と試合を作り、辻投手、加藤投手とつないで近藤産興打線を1点に抑えました。
近藤産興は可知投手の粘投に応えたかったのですが、8回に1点を奪うのがやっと。ただ気になったのが8回表、無死から先頭バッターが四球で出た後の次のバッターに送りバントをさせたこと。3点ビハインドの終盤でこれだと相手は楽になりますよね。確かに1点は奪いましたが・・・。結局1点どまり。もったいない攻撃に感じました。
GTRニッセイはいい形で初戦を乗り切りました。3回戦にはフタバ産業が上がってきそうな組み合わせ。いい状態で当たりたいですよね。

ピックアップ選手

近藤産興 可知 洸 投手(岡崎城西-日福大)

先発し粘り強いピッチングを見せました。変則の投げ方でゾーンで勝負できるので、簡単には崩れないですね。
DH採用の大会ですが、打席に入り鋭い打撃も見せました。ベテランですがチームには欠かせない存在ですね。

近藤産興 加藤 天斗 内野手(名市工芸-東海学園大)

2番ショートで出場。2安打1四球と出塁して、8回には打点を上げる内野ゴロを放ちました。主将としてプレーで引っ張りましたね。

GTRニッセイ 荒木 勇作 内野手(石見智翠館-日大 4年目)

7番ショートで出場。6回に貴重な2ランホームランを放ちました。かなり体勢は崩されていたのですが、上手くバットに乗せた形に。さすがですね。

GTRニッセイ 倉地 茂雄 内野手(豊田大谷-愛知大 9年目)

3番セカンドで出場。2安打のマルチで3回には先制のタイムリーを放ちました。

GTRニッセイ 杉本 亮介 投手(常葉大橘-日大)

先発して5回を2安打2四球で無失点と安定感が光りました。どんどん打ってくる近藤産興打線に対し、球威で押せたのが良かったですね。

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