東浦-半田東 観戦記(2021年全尾張知多予選)
5月2日に阿久比球場で行われた東浦-半田東の観戦記です。
夏のシードを獲得した東浦に対して半田東がどこまで食らいつくかに注目して観戦しました。
東浦
021302008|16 H13 E2
000020000|2 H7 E5
半田東
東浦
神谷-牛田、山口
半田東
都築、石川-新開、間瀬
投手成績
東浦
神谷(1) 9回 138球 被安打7 四球3 三振8 失点2
半田東
都築(1) 8回2/3 145球 被安打13 四死球5 三振4 失点15(自責点11)
石川(8) 1/3 12球 被安打0 四死球2 三振1 失点1
(出場選手)
東浦
5仲川 7小林 4磯脇 3榊原旭 8杉本 9嶽本 1神谷 6夏目→H榊原雅→2山口 2牛田→H花田→R鬼頭→6加藤
半田東
3村瀬 4平敷 9井口 5大橋 7水野 6新美 8石川→1 2新開→H間瀬→2 1都築→8
(試合経過)
2回表、無死2,3塁から7番神谷の2ゴロの間に1点。1死3塁から8番夏目のところで3塁ランナースタートしてのエンドラン。遊ゴロでホームイン。東浦が2点を先制。
3回表、先頭の仲川がソロホームラン。3-0
4回表、無死2,3塁から7番神谷の2点タイムリー2ベース。更に1死3塁からスクイズ成功。6-0
5回裏、無死2塁から2番平敷のタイムリー3ベース。3番井口の2ゴロの間に1点。6-2
6回表、1死1,2塁から8番夏目のタイムリー2ベース。更に2死1,3塁からパスボールで1点。8-2
9回表、無死2塁から1番仲川のタイムリー。1死2塁から3番磯脇のタイムリー3ベース。4番榊原旭のタイムリー。更に2死満塁から代打榊原雅の3点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、石川。2死満塁からワイルドピッチで2者生還。この回8点。16-2
東浦が快勝。全尾張大会本戦の出場を決めました。
総評
東浦は序盤からチャンスを確実にものにしていき、優位に試合を進めました。2回が象徴的で、無死2,3塁から内野ゴロとエンドランでゴロ打ち。こういう1点をしっかりと取り切る野球は地味ですが、その分強さを感じます。公立が勝つにはこういう野球ですよ、というお手本を見せてくれるチームですね。
神谷投手は中盤までは毎回ランナーを出しながらもしっかりとピンチを抑えて完投。2年生ですが上手さを感じる投球を見せてくれました。
半田東は3回までに毎回2人ランナーを出すも得点ならず。5回に反撃を見せて4点差まで詰め寄るも、その直後に突き放されて、厳しい流れになりました。
エラーが遊撃の新美選手に集中。ショートは要となるだけに、アウトに取れる打球をしっかりと取る、ということを夏までにチームとして取り組んでいきたいですね。
ピックアップ選手
東浦 仲川 将吾 内野手(3年)
1番サードで出場。3回にはホームランをレフトへ叩きこみました。3安打、2四死球と出塁して貢献。
東浦 嶽本 暖斗 外野手(3年)
3打席連続でヒットを放ち、全て生還。エラーでの出塁も含め全5打席出塁して4得点でした。
東浦 神谷 知宏 投手(2年)
球は120km半ばですが、安定した投球で2失点完投。打撃でも3打点を上げました。見逃しの三振を多く取るのが特徴ですね。
半田東 村瀬 悠大 内野手(3年)
1番ファーストで出場。2安打で2ベース2本を放ちました。左右に打てるバッター。足もまずまずあります。
半田東 平敷 安登希 内野手(3年)
2番セカンドで出場し、3ベースを含む2安打。しっかりとライナーが打てるバッター。
半田東 都築 賢人 投手(3年)
細身の右腕。測った範囲ではMAX129km。もう少し身体が大きくなってくれば球威はもっと上がりそうな投手。
東浦高校の5番センターの子は中部大の4番杉本くんの弟のようです。
>おかさん
そうなんですね。^^
同じ東浦ですし。兄に続くような選手になってほしいですね。