東海大相模-至学館 観戦記(2021年招待試合)
6月12日に刈谷球場で行われた招待試合の第1試合、東海大相模-至学館の観戦記です。
東海大相模
201000020|5 H7 E0
100010000|2 H3 E1
至学館
東海大相模
武井、石田-小島
至学館
山本、片山、竹林、石川、古田-山田聖
投手成績
東海大相模
武井(11) 8回 92球 被安打3 四死球2 三振6 失点2
石田(1) 1回 12球 被安打0 四球0 三振2 失点0
至学館
山本(11) 2回1/3 37球 被安打3 四球0 三振1 失点3(自責点1)
片山(20) 1回2/3 14球 被安打0 四球0 三振1 失点0
竹林(18) 1回 18球 被安打0 四球1 三振0 失点0
石川 (1) 3回 59球 被安打4 四球1 三振2 失点2
古田(10) 1回 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0
(出場選手)
東海大相模
7大塚 4綛田 8門馬 5柴田 2小島 9佐藤 7仙庭→H黒澤→7 3小林 1武井→H求→1石田
至学館
8横道 7佐藤 3八神 2山田聖 4安並 9山岡慎 5兜森→R加藤→5→6 1山本→1片山→1竹林→H矢澤→R杉村→1石川→H秋山→1古田 6高柳→H宮田→5牧野
(試合経過)
1回表、2死2,3塁から5番小島の2点タイムリー2ベース。東海大相模が2点先制。
1回裏、1死1,3塁から4番山田聖の犠牲フライ。2-1
3回表、1死1塁でピッチャー交代、片山。1死2塁から2塁ランナーがスタートを切っていて三振振り逃げで大きくそれる間にランナーが生還。3-1
5回裏、1死2塁から代打矢澤のタイムリー3ベース。3-2
8回表、1死2,3塁から5番小島が2点タイムリー。5-2
東海大相模が勝ちました。
総評
春に選抜制覇をした東海大相模ですが、強打で制覇をしたわけではないチーム。
守備がしっかりして足を絡めてミスに付け込む。それが色濃く出た試合になりました。
3盗も積極的に仕掛けますし、8回裏に見せたライトゴロはとにかく鮮やか。
最後は顔見せで石田投手がマウンドへ。MAX136kmでしたが、切れはさすがで2奪三振。
派手さはないがうならされる。そんなチームですね。
至学館は失点にミスが絡み、5回には1死3塁で3塁ランナーがキャッチャーからの送球で刺される痛いプレー。ちょっとらしくない感じがしました。こういう経験を夏の前に出来たのは良かった気がします。
継投でしのぐ中、やはり軸は石川投手、古田投手。ある程度しっかり試合が作れたのは良かったですね。
ピックアップ選手
東海大相模 門馬 功 外野手(3年)
この試合で2安打。2度ともホームに返ってきました。センスの高さを感じる選手。
東海大相模 小島 大河 捕手(3年)
盗塁を2つ決める等、足もあるタイプのキャッチャー。打っては3安打4打点と勝負強さを発揮。
東海大相模 石田 隼都 投手(3年)
9回にリリーフでマウンドに。調整登板でしたが、136kmをマークし、2奪三振。切れの良さはさすがでした。
至学館 佐藤 壮太 外野手(3年)
チーム3安打のうち2安打を記録。つなぐ野球のキーになる選手ですね。
至学館 矢澤 翔馬 外野手(3年)
代打で出てきてタイムリー3ベースを放ちました。こういう打者が打線にいるのは大きいですよね。
至学館 古田 隆之助 投手(3年)
最終回に登板し、MAX139kmをマーク。東海大相模の下位打線でしたが1回を3人で抑えました。自信にしてほしいです。