愛知-旭丘 観戦記(2019年秋季名古屋地区2次T)
8月26日に春日井球場で行われた第2試合、愛知-旭丘の観戦記です。
愛知相手に旭丘がどこまで戦えるかに注目して観戦しました。
愛知
001100320|7 H12 E3
101000001|3 H11 E4
旭丘
愛知
松石、堀-筏井
旭丘
藤田、清谷-伊藤
投手成績
愛知
松石(11) 7回 122球 被安打8 四球3 三振9 失点2(自責点1)
堀(18) 2回 40球 被安打3 四球2 三振2 失点1
旭丘
藤田(10) 7回 119球 被安打8 四死球7 三振1 失点5(自責点2)
清谷(1) 2回 35球 被安打4 死球1 三振0 失点2
松石投手は右のオーバーハンド。少しインステップして投げるフォーム。目測で130kmくらいですが、まだまだ球威は上がりそう。スライダー多めで勝負ところでは多投。
堀投手は左のオーバーハンド。1年生。投げっぷりのいい左腕で、コントロールはアバウト。球威で抑え込むタイプ。目測で120km後半くらいかな。
藤田投手は左のオーバーハンド。目測で120kmくらい。ボールに切れがあり、フィールディングもいい。センスの高い投手。伸びたら楽しみな投手。
清谷投手は右のオーバーハンド。投げ方が村田兆治のように見える感じ。目測で120km前半~中盤。投球の最後に首がくいっと動くのも特徴。
(出場選手)
愛知
9小金井(19)→8佐々木 4伊藤(14) 3中野→R遠矢→5松岡 8加茂→9 5立松→3 7森(17)→7中神 6林 2筏井 1松石→H袴田(13)→1堀
旭丘
8中島 6古川 3内山 9阿佐美 5中武 2伊藤→H柏木(17) 1藤田→清谷→H瀬尾(13)→R中野 7山本 4野々垣→H齊藤(20)→4西口(16)
(試合経過)
1回表、2死2塁から4番加茂のヒットでホームを狙うもタッチアウトに。先制ならず。
1回裏、 2死1、2塁から5番中武のタイムリー。旭丘が先制。尚も2死満塁までいくも7番が三振で1点止まり。
3回表、2死1塁から3番中野のポテンヒットにエラーが絡み一気にランナーホームイン。同点。
3回裏、2死2塁から5番中武の3ゴロをタイムリーエラー。2-1
4回表、先頭の立松が3ベース。6番森のピッチャー強襲のタイムリー。2-2。尚も2死満塁までいくも逆転ならず。
4回裏、1死2,3塁のチャンスも1番2番が連続三振。勝ち越しならず。
6回裏、2死2,3塁のチャンスも1番が2ゴロで0点。
7回表、1死2塁から3番中野の1ゴロをタイムリーエラー。ここでピッチャー交代、清谷。1死2塁から3盗を仕掛け送球エラーも絡みランナー生還。2死1塁から6番森のタイムリー2ベース。5-2
7回裏、エラーから始まり無死満塁のチャンスも5番6番連続三振で7番の投ゴロ。反撃ならず。
8回表、2死1,2塁から3番松岡が2点タイムリー2ベース。7-2
9回裏、1死から5番中武の3ベース。代打柏木の犠牲フライで7-3。更に四球とヒットで粘るも最後は9番西口が三振に倒れ試合終了。
愛知が逃げ切って県大会出場を決めました。
6回終了時まで2-2。愛知が地力では上回りながらも勝ち越せず、5回表には1死1,2塁から珍しい1-5-3のゲッツーを取られる始末で、本気で負けるんじゃないかと心配になる試合でした。
7回表は限界信号が出ていた藤田投手から3点取って勝ち越しましたが・・・。ミスに乗じた形で危なかったですね。
先日見た名城大附戦から選手も入れ替わっている感じでしたし、試行錯誤しながらの地区予選だったと感じます。
褒められた試合ではこの日も無かったですが・・・。
県大会ではこの経験を活かして、愛知ここにありというところを見せてほしいです。
旭丘はしっかりとした体格の選手も多く、愛知高校と堂々と渡り合いました。
外野守備はどうしても弱いところが見えてしまいましたが・・・。チャンスでの三振も意図を感じるスイングが多く、考えて戦う野球が出来ていたように思います。
1番中島選手、3番内山選手、4番阿佐美選手、5番中武選手はいいものを持っているなと感じました。藤田投手を含めて能力高いです。
愛知の投手陣から2桁安打は見事。県大会に行くくらいの力はありました。市内県立での勝ち上がりも期待したいですね。