中京大中京-名経大市邨 観戦記(2022年高校野球選手権愛知大会)

7月12日にパロマ瑞穂球場で行われた第2試合、中京大中京-名経大市邨の観戦記です。
中京大中京が登場ということでこの試合に合わせてお客さんがかなり増えました。
雨で途中1時間中断があるなど、なかなかもつれた試合になりました。

中京大中京
002200100|5 H13 E0
200000010|3 H6 E2
名経大市邨

中京大中京
沖野(1)、祝(11)-江崎
名経大市邨
西村(1)-吉田

投手成績
中京大中京
沖野良流風(3年) 6回 98球 被安打5 四死球3 三振5 失点2

祝昂輝 3回 42球 被安打1 四球1 三振2 失点1

名経大市邨
西村虎冴 9回 126球 被安打13 四死球3 三振3 失点5

(出場選手)
中京大中京
8西谷 4石堂 6曽根 7大江→7市川(19) 3大西 9上野(17)→1祝(11) 2江崎 1沖野→H赤山(9)→9 5森本(15)
名経大市邨
4今福 9坂本(19)→H掛橋(16)→9稲田(9) 6田代 5米川 3川崎 8日置 2吉田 1西村→H加藤(13) 7武田

(試合経過)
1回裏、無死満塁から4番米川が犠牲フライ。1死1,3塁から5番川崎がタイムリー。名経大市邨が2点先制。2-0
3回表、2死2塁から4番大江がタイムリー3ベース。5番大西がタイムリー。2-2の同点に追いつく。
4回表、2死2塁から1番西谷、2番石堂が連続タイムリー2ベース。中京大中京が逆転。4-2
7回表、1死2塁から7番江崎がタイムリー。5-2
8回裏、2死1塁から6番日置がタイムリー2ベース。5-3
中京大中京が逆転勝ち。

総評

名経大市邨の健闘が光った試合。
2年生エースの西村投手はMAX136㎞。インコースにもしっかりと投げられる強さがありましたし、8回まで毎回安打を打たれたのですが、粘り強く投げられるタフさもいいですね。179㎝、64㎏と伸びしろのある体格ですし、秋以降も楽しみです。
打つ方は雨が強く降る中、立ち上がりの沖野投手を攻めて2点を奪い先制。2回にも2死から連打でチャンスがあったのですが、ここで一本出ていたらもっと面白くなったでしょうね。
ただ、3回以降は立ち直った沖野投手に抑えこまれチャンスもなかなか作れなくなりました。
8回に1点返すもそこが精いっぱいに。それでも守備でも好プレーがありましたし、良く食らいついた試合でした。
スタメンに2年生が4人。キャッチャーの吉田選手も好選手でしたし、秋の新チームが楽しみです。
中京大中京は2点の先制を許し、そこから1時間の中断。ただ、ここで冷静になったのかもしれません。
2死からのタイムリーで4点。毎回チャンスがあったので物足りなさもありますが、まんべんなくヒットは出たし、打線はいい形になった気がします。
沖野投手は立ち上がりに苦しみましたが、雨の影響もあったかも。中断後は良く立て直しました。
絶対的な投手がいない印象なので、上手く継投でつないでいきたいですね。大江選手はやはり迫力あります。

ピックアップ選手

中京大中京 石堂 凌我 内野手(3年)

2番セカンドで出場。3安打の猛打賞で4回にはタイムリー2ベースを放ちました。逆方向が多いですが、しっかりと引っ張れる打撃ができるのもいいですね。

中京大中京 大西 遼多 内野手(2年)

5番1塁で出場。3回の同点タイムリーはオッシャーと吠えながらの打撃でした。中日の大西コーチの息子さん。父親を彷彿とさせますね。2年生ですし秋以降も楽しみ。

中京大中京 祝 昂輝 投手(2年)

2番手で7回からマウンドに上がり、3回を1失点。左で134㎞をマーク。こちらも2年生ですし、秋以降も楽しみです。

名経大市邨 西村 虎冴 投手(2年)

中京大中京相手に完投。MAX136㎞をマーク。四死球3つとコントロールもいいですし、まだ細身ということを考えるとこの先も楽しみな存在。
179㎝64㎏

名経大市邨 日置 勇斗 外野手(3年)

6番センターで出場。2安打のマルチで8回には反撃となるタイムリー2ベースを放ちました。

名経大市邨 川崎 望夢 内野手(2年)

第1打席でタイムリー。積極的なバッティングが光りました。

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