東海学園大-中京大 3回戦 観戦記(2021年春季愛知大学野球)

4月5日にパロマ瑞穂球場で行われた東海学園大-中京大の3回戦の観戦記です。
開幕戦は中京大が快勝しましたが、2回戦は東海学園大が競り合いを制して雪辱。3回戦に持ち込まれました。

東学大
040111000|7 H15 E1
210000000|3 H6 E2
中京大

東学大
高橋、浦野-山本
中京大
漢人、三浦、辻井、渡邉、水谷-牧山

投手成績
東学大
高橋 6回 98球 被安打6 四死球3 三振3 失点3
浦野 3回 47球 被安打0 四球2 三振4 失点0
中京大
漢人 2回2/3 47球 被安打6 四死球2 三振1 失点4
三浦 1回2/3 32球 被安打4 四球2 三振1 失点2
辻井 2回2/3 37球 被安打3 四球0 三振2 失点1(自責点0)
渡邉 1回 15球 被安打0 四球0 三振2 失点0
水谷 1回 15球 被安打2 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
東学大
8清水唯 4坂口 3村口 9名古路 7榊原 D郷→R清水裕 6鈴木 5藤田 2山本
中京大
7鶴田 5加藤 4井戸田 9澤井 3土井 8平澤 D紅林→H岩井→H岸田 2牧山→H星野 6尾﨑→H福田

(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から4番澤井のタイムリー。更に2死満塁から7番紅林の押し出し四球。中京大が2点先制。
2回表、1死1,2塁から8番藤田が3ランホームラン。更に1死1,3塁から2番坂口のスクイズ成功。4-2
2回裏、1死満塁から4番澤井の2ゴロゲッツー崩れで1点。4-3
3回裏、2死1,2塁でピッチャー交代、三浦。
4回表、無死満塁から3番村口の押し出し四球。5-3
5回表、1死2塁から8番藤田のタイムリー2ベース。1死2,3塁でピッチャー交代、辻井。6-3
6回表、2死1塁から6番清水裕のヒットでランナー3塁へ向かい、中継プレーで送球が逸れてランナーが生還。7-3
東学大が勝ち点を取りました。

短評

初回に中京大が澤井選手のタイムリーで先制。中京大が地力で上回るかと思ったのですが、2回表に藤田選手の3ランで逆転。そこから東学大の鈴木監督のタクトが冴え、エンドラン、スクイズ、バスター、犠打等作戦が次々と決まり、東学大が加点。中京大には守備の乱れも出て流れが完全に東学大となり、高橋投手から浦野投手への継投も決まった東学大が勝ち点を取りました。
東学大は2019年秋以来の勝ち点。2017年秋の1部復帰以降、中京大からの勝ち点も初でした。
初先発となった1年生の高橋投手の好投も大きかったですね。
中京大は投手陣が踏ん張れず。3回以降はヒット1本に抑えられました。

ピックアップ選手

東海学園大 藤田 健太朗 内野手(星城、3年)

3ランホームランは逆方向への当たりで風にも乗った感じでしたが、良く伸びました。5回にもタイムリー2ベースをレフト方向へ放ち、この試合の打のヒーローになりました。

東海学園大 山本 陸人 捕手(健大高崎、2年)

打つ方で4安打の固め打ち。キャッチャーとしても1年生の高橋投手を上手くリードして、3回以降は中京大打線を抑え、勝利に導きました。

東海学園大 高橋 一壮 投手(愛産大三河、1年)

開幕戦に1イニングを抑え、この試合の先発に抜擢。1,2回と失点しましたが、3回以降は丁寧なピッチングで打たせて取り、6回まで3失点で抑え勝ち投手に。大学リーグ戦初勝利を上げました。

中京大 澤井 廉 外野手(中京大中京、3年)

初回にチャンスでタイムリー。3試合連続タイムリーとなりました。第2打席も1死満塁のチャンスで2ゴロゲッツー崩れで打点を上げましたが、ここで1本欲しかった、と結果的にはなってしまいました。

中京大 井戸田 智也 内野手(鹿児島実、4年)

第1打席、第2打席と連続ヒット。チャンスメイクで得点につなげました。

中京大 渡邉 都斗 投手(至学館、1年)

8回に登板し、3人を三振2つ、パーフェクトに抑えました。大学での活躍も楽しみです。

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