静岡大-JR東海 観戦記(2022年JABA高山大会)

8月9日に高山市中山公園野球場で行われた静岡大-JR東海の観戦記です。
静岡大がどれだけJR東海に食らいつけるか注目して観戦しました。

静岡大
01000100|2 H8 E0
02001114|9 H14 E0
JR東海
(8回コールド)

静岡大
吉田(15)、速水(25)、佐野(17)、綿引(16)-竹田
JR東海
柳橋(12)、谷(14)、増子(15)、宮本(11)、古田(13)-須永

投手成績
静岡大
吉田哉太 6回 105球 被安打10 四球2 三振2 失点4
速水龍太(加納 4年) 1回0/3 27球 被安打3 四球3 三振0 失点4

佐野圭太(四日市南 2年) 0/3 6球 被安打1 四球1 三振0 失点1

綿引駿(日立第一 2年) 1/3 9球 被安打0 四球2 三振0 失点0

JR東海
柳橋巧人(金沢西-龍谷大 1年目) 3回 41球 被安打4 四球0 三振4 失点1

谷悠大(高知中央-東北福祉大 4年目) 1回2/3 23球 被安打2 四球0 三振2 失点0

増子大海(都立紅葉川-中央学院大 3年目) 1回 19球 被安打1 四球1 三振0 失点1

宮本佳汰(大阪桐蔭-東京国際大 3年目) 1/3 5球 被安打0 四球0 三振1 失点0

古田尚平(名古屋-中京大 6年目) 2回 22球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
静岡大
9木川(22)→9浅地(8) 8荒井(1) 3大島(5) 4佐藤(10) 2竹田(2) 7植田(9)→7篠原(28) D岩渕(21) 5倉地(14)→H福田(3)→5穴沢(4) 6永島(6)
JR東海
D三村(8) 4吉田有(4) 7布施(2)→5 5平野(7)→3 8藤井(31)→9 9武上(26)→7 3石井(3)→H吉田有(9)→8 2須永(23) 6佐々木(6)

(試合経過)
2回表、先頭の4番佐藤が左中間よりの深いところにソロホームラン。静岡大が先制。1-0
2回裏、1死2,3塁から9番佐々木が2点タイムリー2ベース。JR東海が逆転。2-1
5回表、2死1,2塁でピッチャー交代、増子。
5回裏、2死3塁から6番武上がタイムリー。3-1
6回表、2死1塁から7番岩渕が2ベース。フルカウントでスタートを切っていた1塁ランナーが長躯ホームイン。ここでピッチャー交代、宮本。3-2
6回裏、2死2塁から2番吉田有がタイムリー。4-2
7回裏、無死満塁から7番吉田隼が犠牲フライ。5-2
8回裏、無死2,3塁から2番吉田有が3ランホームラン。ここでピッチャー交代、佐野。無死1,2塁でピッチャー交代、綿引。1死満塁から吉田有が押し出し四球。
JR東海がコールドで勝ちました。

短評

静岡大の健闘が光った試合。
2回には佐藤選手が一発。左中間の一番深いところに叩き込む見事な一撃で、JR東海にインパクトを与えました。
6回にも1点差に迫るタイムリー2ベースがあり、何とか食らいつきましたが、リリーフ陣が崩れ結果コールドに。
エースである吉田投手はヒットは浴びながらもなんとか粘って失点を最小に抑えていて、強い相手でも投げられることを証明。自信になりそうです。
リリーフ陣はストライクを取るのに苦しんだ印象ですので、何とかゾーンで勝負できるようになっていってほしいですね。
JR東海は若手中心のメンバーでしたが、佐々木選手が3安打。平野選手、武上選手がそれぞれ活躍。武上選手はかなり粘って、投げる球が無いような状況に追い込まれていました。
投手陣は古田投手の安定感がさすがでしたね。

ピックアップ選手

静岡大 佐藤 啓介 内野手(中京大中京 3年)

センター左横に度肝を抜く一発。この方向の打球が伸びるのが佐藤選手の特徴ではありますが・・・。普通に140㎞前半の球を投げていた柳橋投手からの一発は自信になりそうですね。

静岡大 吉田 哉太 投手(浜松西 3年)

130㎞後半のまっすぐで要所を抑える好投を見せました。6回までヒットは毎回打たれたのですが、連打はあまりされず、何とか踏ん張った経験は大きいですよね。
追い込んで空振り取れる球が欲しいところですが、どんどん追い込んで打たせていくのがスタイルかな、とも思いますし、自分の武器を磨いていってほしいですね。

静岡大 岩渕 航大 内野手(盛岡第三 3年)

7番DHで出場し、2安打のマルチ。6回にはタイムリー2ベースを放ちました。社会人のスピードについていったのはいいですね。

JR東海 佐々木 将太 内野手(金光大阪-愛知学院大 1年目)

9番ショートで出場。3安打の固め打ちで、対応力の高さを感じました。

JR東海 吉田 有輝 内野手(履正社-明治大 4年目)

2番セカンドで出場。8回には打った瞬間の3ランホームランを放ち、計4打点の活躍でした。

JR東海 武上 貴則 外野手(飯塚-九州産業大 2年目)

とにかく第1打席の1-2に追い込まれてから、9球粘って四球を取った打席がお見事。第3打席にタイムリーを放ち、静岡大の投手陣がお手上げ状態になっていました。技術の高さはさすがです。

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