名古屋商科大-同朋大 1回戦 観戦記(2023年秋季愛知大学リーグ2部)

8月26日に愛産大Gで行われた第1試合、名商大-同朋大の1回戦の観戦記です。
秋の開幕戦ということで、勢力等変わっているか、注目して観戦しました。

名商大
0000100004|5 H12 E1
0010000000|1 H7 E1
同朋大
(延長10回タイブレーク)

名商大
川本(21)、大和(19)、柳川(18)-家田
同朋大
大村(18)、福井(15)、三代(19)-泉

投手成績
名商大
川本隆志(瀬戸内 3年) 6回 86球 被安打5 四死球5 三振2 失点1

大和虎士郎(阿武野 2年) 2回2/3 38球 被安打2 四死球2 三振1 失点0

柳川林心 1回1/3 15球 被安打0 四球0 三振1 失点0

同朋大
大村悠雅(都城1年) 5回 79球 被安打6 四球2 三振0 失点1

福井希空 4回2/3 84球 被安打6 四球0 三振5 失点4(自責点2)
三代昌平(豊田大谷 4年) 1/3 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
名商大
3岩田(4)→4 6中川(2) 9谷(5) 7近藤(22) 5辻(1)→H小山(9)→R富永(23)→5高柳(6) D笠井→H日高(5) 2家田(27) 4亀山(12)→H大澤(24)→3 8池井(28)
同朋大
6武田(10) 8若藤(13)→7 7水向(1)→3 D宮原(3)→H柴田(9)→D 2泉(22) 5重久(5) 3島浦(7)→8前田(6) 4関戸(4)→R中谷(16)→4大城(27) 9濱口(8)

(試合経過)
3回裏、無死1,3塁から1番武田の4-6-3のゲッツーの間に1点。同朋大が先制。1-0
4回裏、四球、ヒット、犠打エラーで無死満塁のチャンス。しかし8番が浅目のレフトライナー。9番が6-2-3のゲッツーに倒れ得点ならず。
5回表、2死2,3塁から1番岩田のタイムリー。セカンドランナーはホームタッチアウトとなり同点止まり。1-1
6回表、ピッチャー交代、福井。
7回裏、ピッチャー交代、大和。
9回裏、2死1,3塁でピッチャー交代、柳川。ここは1飛に抑えます。
延長タイブレークに突入。
10回表、無死1,2塁から送りバント成功。次打者が三振。2死2,3塁から9番池井が2点タイムリー。更に2死1,3塁からワイルドピッチで1点。2死2塁から2番中川がタイムリー。ここでピッチャー交代、三代。この回4点を勝ち越し。5-1
10回裏、無死1,2塁から左飛、三振、左飛に倒れ試合終了。
名商大がタイブレークを制して開幕勝利を上げました。

総評

試合序盤は同朋大が押していた試合。ただ、同朋大はゲッツーの間に得点を上げた3回も含め、3イニング続けて併殺打を喰らう試合に。特に4回裏に無死満塁をホームゲッツーで逃したのはかなり痛かったですね。
7回には2死1,3塁から4番柴田のライトライナーを好捕され得点ならず。9回裏にもチャンスはあったのですが、柳川投手の素晴らしい投球にやられた形。
1年生で投げた大村投手、福井投手ともにいいボールを投げていて、役目は果たした印象。今後のリーグ戦につなげてほしいですね。
名商大は投手陣が何とかしのぐも、打線はなかなかチャンスを活かせないジリジリした展開。それでも9回裏にエース格の栁川投手を投入して抑えると、タイブレークの10回に2死から得点出来て勝利。タイブレークはバントからでしたが、この試合は上手くつながって良かったですね。
名商大は谷選手のしつこい打撃が光りました。一人で34球くらい投げさせていました。こういう打者が打線にいると相手は嫌ですね。

ピックアップ選手

名商大 岩田 涼雅 内野手(福井工大福井 3年)

1番1塁で出場。終盤2塁へ。3安打の猛打賞で3方向に打ち分けました。5回には同点タイムリー、10回の土壇場でもヒットを放ち勝負強さを見せる。

名商大 谷 真偉 外野手(京都翔英 2年)

3番ライトで出場。ヒット3本も見事でしが、何より各打席で球数を投げさせて4回には10球粘って11球目をヒット。相手にとってこんなに嫌なバッターはいない、という打者ですね。5打席で34球投げさせたのはすごいと思う。

名商大 柳川 林心 投手(済美 2年)

右のアンダーハンド。終盤のピンチでマウンドに上がって抑えると、タイブレークもしっかりと0点で抑えました。123kmくらいがMAXですが、アンダーなのでかなり相手が差し込まれる。長身ですし、この先が楽しみになる投手でした。

同朋大 濱口 和輝 外野手(至学館 1年)

9番ライトで出場。2安打のマルチ。9回には犠打を決める。4回のチャンスでゲッツーは痛かったですが・・・。センター返しの打撃はしていたし、仕方ないですね。

同朋大 関戸 駿介 内野手(名市工 3年)

8番セカンドで出場。2安打のマルチ。シュアなバッティングを見せました。

同朋大 福井 希空 投手(伊吹 1年)

6回からマウンドに上がり、勢いのあるボールも投げて試合を作りました。MAX136km。タイブレークでの失点は仕方ない。9回までしっかり抑えたことが評価できますね。三振も5つ奪っていました。

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