名古屋産業大-名古屋工業大 2回戦 観戦記(2022年愛知大学リーグ2部3部入替戦)

5月29日にパロマ瑞穂球場で行われた2部3部入替戦の2回戦、名産大-名工大の観戦記です。
どちらも今シーズン初観戦でしたので、どんなチームか注目して観戦しました。
1回戦は名工大が先勝しています。

名産大
104201000|8 H8 E2
004010000|5 H11 E2
名工大

名産大
久保田(17)、羽田(14)-小川
名工大
上田(48)、蒲生(12)、岡田(21)、近藤(19)、林(18)、冨田(17)、加藤(65)-樹神

投手成績
名産大
久保田芳光(菊華 3年) 2回1/3 50球 被安打4 四球2 三振0 失点4 MAX126km

羽田賢正 6回2/3 87球 被安打7 死球1 三振6 失点1 MAX128km

名工大
上田健生(広島国泰寺 3年) 2回2/3 57球 被安打3 四死球3 三振2 失点5(自責点4) MAX134km

蒲生光琉(六甲学院 3年) 2/3 22球 被安打0 四死球3 三振0 失点2(自責点1) MAX115km

岡田侑途(名東 2年) 2/3 12球 被安打1 四球1 三振0 失点0 MAX126km

近藤慶亮(姫路東 4年) 1/3 11球 被安打1 四球1 三振0 失点0 MAX137km

林壮真(岐阜北 2年) 1回1/3 15球 被安打0 四球2 三振0 失点1 MAX120km

冨田晋也(四日市 2年) 0/3 5球 被安打0 死球1 三振0 失点0 MAX134km

加藤輝行 3回1/3 46球 被安打3 四死球3 三振2 失点0 MAX132km

(出場選手)
名産大
4橋元(10) 5富永(6) D毛呂(27)→R豊島大(4) 8尾形(7) 2小川(12) 7鳥居(5) 3後藤(3) 9木村(1) 6戸田(20)
名工大
9村田(55) 8船橋(8)→7 3松平(57) 5山中(22) 4森田(26) 7河合(9)→8横山(23) 2樹神(5) D花井(10)→H高橋(7) 6大須賀(6)

(試合経過)
1回表、2死3塁から4番尾形の2ゴロがタイムリーエラーとなり名産大が先制。1-0
3回表、2死2塁から4番尾形がタイムリー3ベース。更に2死1,3塁から6番鳥居の2点タイムリー3ベース。4-0。ここでピッチャー交代、蒲生。更にワイルドピッチで1点。5-0。
3回裏、1死2,3塁から2番船橋のタイムリー内野安打。3番松平、4番山中の連続タイムリー。ここでピッチャー交代、羽田。2死2,3塁からボークで1点。5-4。
4回表、1死1,3塁でピッチャー交代、岡田。4番尾形のタイムリー。更に1死満塁から6番鳥居の犠牲フライ。7-4
5回表、1死1,2塁でピッチャー交代、林。
5回裏、無死2,3塁から3番松平の犠牲フライ。7-5
6回表、2死1塁でピッチャー交代、冨田。2死1,2塁でピッチャー交代、加藤。2死満塁から押し出し四球。8-5
9回裏、2死満塁まで攻めるも6番横山が倒れ試合終了。8-5で名工大が勝ち1勝1敗のタイとなりました。

総評

前日の1-0という試合から一転。序盤から点の取り合いとなりました。
名産大は3回にチャンスで効果的に長打が出て加点。一旦は5点リードとするも、その裏に先発の久保田投手が捕まり1点差にすぐにされます。
ただ、名工大は結局7人の投手を使いましたが、四死球が全体的に多く(全体で14個)、それで失点が増えたのが痛かったですね。
名産大としてもチャンスは多くあったのですが、攻めきれなかった部分もあり、最後までヒヤヒヤすることに。今季はリーグ戦で全敗。前の試合でも敗れ、勝ち方を忘れていたというのは大げさかもしれませんが、産みの苦しみだったのは確か。この試合をきっかけにしたいところ。
名工大は3回途中から小刻みに投手をリレーして、6回までに7人がマウンドへ。加藤投手がロングリリーフで抑えてくれましたが、ちょっと意図が分かりかねる投手起用でした。
負けても翌日があるということで、ベンチに意図はあったと思いますが・・・。これをどう翌日に活かすか注目ですね。
名工大は打線は振れていて、チャンスは名産大よりも多いくらいでした。あと1本をどう出すか。なんにしても3回戦は先手を取って優位にしていきたいですね。

ピックアップ選手

名産大 尾形 渉悟 外野手(菊華 3年)

4番センターで出場。3回にはタイムリー3ベース、4回にもタイムリーと2本のタイムリーで4番の仕事を果たす。
菊華高校時代に注目されていた選手ですよね。

名産大 羽田 賢正 投手(日南学園 3年)

3回途中からマウンドに上がり、最後まで粘り強く投げ切りました。MAX128㎞くらいでしたが、ピンチでもあわてず、四球を出さなかった(死球は1つ)のが大きかったですね。チームを救う好投でした。

名産大 鳥居 旺雅 外野手(菊華 2年)

6番レフトで出場。3回に2点タイムリー3ベース。4回には犠牲フライと3打点の活躍でした。

名工大 船橋 直斗 外野手(大府 2年)

2番センターで出場。途中からレフト。3安打の猛打賞で盗塁も決めてチャンスメイクをしていました。

名工大 松平 啓夢 内野手(西春 4年)

3番1塁で出場。3回にはタイムリー、5回に犠牲フライと2打点の活躍。2安打とマルチでした。

名工大 加藤 輝行 投手(西条 2年)

6回途中からマウンドに上がり、準備不足からか、連続四球で押し出しとなったものの、そこからは無失点ピッチング。どんどん打たせて取っていきました。MAX132㎞をマーク。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示