名古屋学院大-名古屋経済大 2回戦 観戦記(2023年春季愛知大学リーグ2部)

3月31日に愛知学院大Gで行われた名古屋学院大-名古屋経済大の観戦記です。
名経大の先勝で行われた試合。徐々に力をつけてきている名経大がどういう戦いを見せるか注目して観戦しました。

名院大
200040000|6 H10 E1
20014000X|7 H12 E1
名経大

名院大
浅尾(41)、立木(16)、谷藤(5)-近田
名経大
大内(11)、渡邊(15)、水戸部(35)、辻(34)-田代

投手成績
名院大
浅尾駿(至学館 4年) 4回1/3 82球 被安打7 四球5 三振0 失点7(自責点5)

立木大夢(中京 3年) 1回1/3 27球 被安打3 四死球2 三振2 失点0

谷藤優太 2回1/3 35球 被安打2 四球0 三振3 失点0

名経大
大内良真(福島商 4年) 1回 27球 被安打2 四球2 三振0 失点2

渡邊蓮(福島商 4年) 3回1/3 59球 被安打5 四球2(1) 三振0 失点3(自責点2)

水戸部龍也 3回2/3 59球 被安打3 四球2 三振4 失点1(自責点0)
辻康平(豊橋中央 2年) 1回 9球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
名院大
7渡邊(3) 8中野(2) 9猿渡(24) 5三浦(10) 3出口(8) D坂(25)→H黒沢(33)→H山岡(21) 4葉山(1)→H朝倉(9)→R蟹江(29)→4 6栃谷(23) 2近田(27)
名経大
8濱出(24) 6金田(1) 7榊原(23) 9山下(33)→R鈴木優(8)→9 D鈴木浩(5) 3宮田(25) 5中川(28)→中村(3)→5齋藤(31)2田代(27) 4鎌倉(2)

(試合経過)
1回表、1死満塁から5番出口に押し出し四球。6番坂が犠牲フライ。名院大が2点を先制。
1回裏、1死満塁からタイムリーエラーで1点。6番宮田のタイムリー。2-2の同点に追いつく。
2回表、ピッチャー交代、渡邊。
4回裏、1死1,3塁から9番鎌倉の犠牲フライ。名経大が勝ち越し。3-2
5回表、1死満塁でピッチャー交代、水戸部。タイムリーエラーで1点。1死満塁からワイルドピッチ。1死2,3塁から代打朝倉が2点タイムリー。名院大が逆転。6-3
5回裏、1死満塁から6番宮田が押し出し四球。ここでピッチャー交代、立木。代打中川に押し出し四球。8番田代、9番鎌倉が連続タイムリー。名経大が再び逆転。7-6
6回裏、2死1,2塁でピッチャー交代、谷藤。
名経大が競り合いを制して勝ち点を取りました。

総評

初回から2点を取り合う落ち着かない試合。それもどちらも四球で失点。ただ2回以降も浅尾投手を続投した名院大、スパッと代えた名経大。対応は分かれました。
その後も毎回ランナーが続き、4回裏に名経大が勝ち越し。すると5回表は今度は名院大がチャンスを作って、1死満塁としたところで名経大は水戸部投手にスイッチ。ここでタイムリーエラー、ワイルドピッチ、2点タイムリーと名院大が逆転に成功します。
しかし名院大も先発の浅尾投手が踏ん張り切れず、1死満塁から押し出し四球を出して降板。後続の立木投手も連打を浴びて結局4点を取り返されて再逆転。
その後は水戸部投手が6回以降は落ち着いて抑えて、9回に辻投手で抑えて勝利。貴重な勝ち点を取って幸先いいスタートを切れました。
名院大は投手力が不安なのか、浅尾投手を引っ張りましたが打たれ、後続の立木投手も打たれて苦しい試合に。3番手の谷藤投手が抑えたのが収穫でした。何とかこの後のリーグ戦に向けて投手力を立て直したいですね。
打つ方は4番の三浦選手が雰囲気があり、5回には申告敬遠をされる場面も。結果的に6回に三浦選手のゲッツーが出て、これで流れを失ったので、やはり4番がいかに打つかがカギになっていきそうです。
名経大は早めの継投で試合を立て直しましたが、5回はそれでもミスも出て失点。嫌な流れでしたが、打線が奮起してひっくり返しました。こういう勝ち方は勢いが出ますよね。2年生中心の若い布陣でしたが、リーグ戦の台風の目になるかもですね。
この後の戦いも楽しみです。

ピックアップ選手

名院大 三浦 凱大 内野手(京都翔英 4年)

4番サードで出場。大きいのが打てそうな雰囲気を持っています。この日はマルチで申告敬遠される等、マークもされました。

名院大 谷藤 優太 投手(緑 3年)

6回途中からマウンドに上がり、2回1/3を無失点。三振も3つ奪いました。緑高校なので軟式出身かな、と思います。頑張ってほしいですよね。

名院大 渡邊 尚豊 外野手(健大高崎 3年)

1番レフトで出場。2安打1四球と出塁。振り逃げでの出塁もあり、運もありました。

名経大 宮田 樹 内野手(和歌山商 2年)

6番1塁で出場。3安打に押し出し四球と活躍。しっかりと強いスイングでタイムリーも放ちました。

名経大 山下 拓海 外野手(中部大第一 3年)

4番ライトで出場。2安打、2四死球と活躍。

名経大 水戸部 龍也 投手(浦和学院 4年)

5回途中からマウンドへ。1死満塁のところからエラーもあってランナーは返しましたが、そこから立ち直り、6回から8回は無失点。逆転したチームの期待に応える投球でした。MAXは142㎞。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示