横須賀-大成 観戦記(2022年春季愛知県大会)

4月16日に小牧球場で行われた第1試合、横須賀-大成の2回戦の観戦記です。
両サウスポーエースの投球に注目して観戦しました。

横須賀
20000|2 H4 E2
0⑬10X|14 H12 E0
大成
(5回コールド)

横須賀
伊藤(1)、井土(2)-井土、七反田
大成
石川(1)、西浦(7)、磯部(11)-寺澤

投手成績
横須賀
伊藤敏珠(3年) 2回 75球 被安打11 四死球5 三振1 失点13(自責点12)

井土遥介 2回 30球 被安打1 四死球2 三振3 失点1

大成
石川翔梧 3回 45球 被安打3 四死球3 三振2 失点2
西浦玲央(3年) 1回 11球 被安打0 四球0 三振0 失点0

磯部大地(2年) 1回 19球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
横須賀
2井土→1 4川瀬(16) 7大西 3七反田→2 8安藤 9豊島→3塚野(13) 5佐藤晧 1伊藤→9→H山下 6杉浦
大成
7西浦→1→1磯部(11) 6辻本 9矢野 3仙石 5山尾 8福原→7 4杉本 2寺澤(12) 1石川→8

(試合経過)
1回表、1死満塁から5番安藤が2点タイムリー。横須賀が2点先制。2-0
2回裏、1死1,2塁から7番杉本がタイムリー。8番寺澤が2点タイムリー2ベース。逆転。9番石川のヒットにエラーが絡んで2塁ランナーが生還。1死1,2塁から2番辻本がタイムリー。3番矢野の3ランホームラン。更に2死1,3塁から7番杉本のところでエンドランがタイムリーに。1塁ランナーも一気にホームイン。8番寺澤がタイムリー。9番石川がタイムリー3ベース。1番西浦がタイムリー2ベース。この回打者18人。一挙13点。13-2
3回裏、2死3塁からワイルドピッチで1点。14-2
大成が5回コールドで快勝しました。

総評

初回に横須賀が大成の先発石川投手を攻めて安藤選手の2点タイムリーで先制。続く6番豊島選手のところでゲッツー。もう少し欲しかったところですが・・・。
一方、横須賀の伊藤投手は立ち上がり、2死から四球を出すも盗塁で刺して3人で攻撃終了。流れは横須賀かと正直思いました。
それを粉砕したのが2回の大成の攻撃。とにかく打撃が鋭く、ライナー系で外野を抜いていく当たりが多かった。横須賀の伊藤投手は左で120㎞中盤を投げる好投手。これを苦も無くとらえた打撃は凄みすら感じました。
1回戦で安城高校をコールドで吹っ飛ばしたのは本物だな、と感じる打撃。次の試合も楽しみです。
横須賀も井土投手がMAX132㎞をマークするなど、個々の選手は好選手が多いチームでした。夏に向けてこの経験を活かしてほしいですね。

ピックアップ選手

横須賀 井土 遥介 捕手・投手(3年)

捕手として初回に盗塁を刺す等、力を見せる。そして3回からマウンドに上がり、MAX132㎞をマーク。2回を1点に抑えました。1点がやや自滅だったのはもったいないですが、力のある選手ですね。
打っても2安打のマルチ。攻守で光る選手です。

横須賀 七反田 啓司 内野手・捕手(3年)

4番1塁で出場。途中から捕手。ヒットは逆方向に運ぶクリーンヒット。そして捕手でも1つ盗塁を刺しました。

横須賀 安藤 颯真 外野手(3年)

5番センターで出場。初回に先制の2点タイムリーを放ちました。

大成 矢野 誠大 外野手(3年)

2回に3ランホームランは反対方向に打った当たりでした。しっかりと押し込める打者です。

大成 石川 翔梧 投手・外野手(3年)

投手としては3回を2失点。立ち上がりに2失点しましたが、しっかりと立て直してその後は抑えました。
打っては3安打。足もあり身体能力の高い選手ですね。

大成 寺澤 琥多朗 捕手(2年)

8番捕手で出場。2安打がいずれもタイムリーで3打点の活躍でした。

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