阪神大学選抜-近畿学生選抜 観戦記(2023年関西オールスター5リーグ対抗戦)
6月23日にわかさスタジアム京都で行われた関西オールスター5リーグ対抗戦の初戦、阪神大学選抜-近畿学生選抜の観戦記です。
オールスター戦ですが、まさかの一方的な試合になってしまいました。
阪神大学選抜
0000000|0 H2 E0
200702X|11 H20 E0
近畿学生選抜
阪神大学選抜
松田(11)、江本(21)、永友(16)、杉戸(18)-小林
近畿学生選抜
正中(42)、野村(42)、竹内(16)-高内、松田遼
投手成績
阪神大学選抜
松田啄磨 3回2/3 81球 被安打10 死球1 三振2 失点5
江本裕輝(枚方津田-大阪電気通信大 4年) 0/3 12球 被安打2 四球1 三振0 失点3
長友一夢(大阪-大阪産業大 2年) 1回1/3 25球 被安打4 死球1 三振1 失点1
杉戸理斗(明石商-大体大 4年) 1回 19球 被安打4 四球0 三振1 失点2
近畿学生選抜
正中敦士 5回 64球 被安打2 四球1 三振5 失点0
野村倫暉(広島新庄-和歌山大 3年) 1回 9球 被安打0 四球0 三振1 失点0
竹内勇輝(鳴戸-阪南大 4年) 1回 13球 被安打0 四球0 三振0 失点0
(出場選手)
阪神大学選抜
8吉田(天理大4年) 4中川(天理大4年)→H安田(甲南大3年)→4 5中田(大阪電気通信大4年)→H下林(天理大3年) 3近藤(天理大4年) D弓埜(大体大3年)→H米田(大産大2年) 7田中(大産大2年)→H神田(大体大4年)→7 6石川(大体大4年) 2小林(天理大4年) 9井脇(天理大3年)
近畿学生選抜
9米麦(大阪公立大4年) 7辻本(奈良学園大4年) D大西(大阪公立大4年) 8広岡(阪南大4年) 3中西(大阪公立大4年) 5松林(奈良学園大2年)→R笠木(和歌山大3年)→5 4松田陸(阪南大4年) 2高内(大阪公立大4年)→H岡(和歌山大4年)→2松田遼(和歌山大3年) 6小林(奈良学園大2年)→H芝(大阪大谷大3年)→6毛利(阪南大4年)
(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番中西、6番松林が連続タイムリー。近畿学生選抜が2点を先制。
4回裏、2死2塁から2番辻本がタイムリー。2死1,2塁でピッチャー交代、江本。4番広岡が2点タイムリー3ベース。5番中西がタイムリー。2死1,2塁でピッチャー交代、長友。7番松田陸が2点タイムリー2ベース。8番高内がタイムリー。この回打者11人で7点を上げ、9-0に。
6回表、ピッチャー交代、野村。
6回裏、ピッチャー交代、杉戸。1死2,3塁から代打芝が2点タイムリー。11-0
7回表、ピッチャー交代、竹内。
近畿学生選抜が7回コールドで圧勝しました。
短評
なんとなく、初回の攻撃の選択で試合が決まった印象。どちらも先頭バッターがヒットで出塁。そこでバントを選択した阪神大学選抜。打っていった近畿学生選抜。バントは決まったものの後続が倒れて得点が出来なかった阪神大学選抜。ヒットでつながって初回に2点を取った近畿学生選抜。その差かな、と。
近畿学生選抜は打って勝つという意識が強かったように感じます。投手は阪神大学選抜のが球は速かったですし。こういうオールスター戦のような試合は勢いをもたらすようにベンチが仕向けるのも大事なのかな、と感じる試合でした。
この勢いで関西学生選抜とどういう試合をするか、注目ですね。
阪神大学選抜は松田投手がまずまずの球を投げていましたが、4回に2死から捕まってしまいました。
ピックアップ選手
阪神大学選抜 松田 啄磨 投手(大冠-大産大 4年)
先発して4回途中、5失点で降板。143kmとまずまず球速は出ていましたが、やや捉えられる場面が多かった。まだ細身ですし、成長の余地はありそう。
阪神大学選抜 吉田 元輝 外野手(京都外大西-天理大 4年)
1番センターで出場。初回にいきなりヒットで出塁。対応力が光りました。
近畿学生選抜 中西 智哉 内野手(川西緑台-大阪公立大 4年)
5番1塁で出場。先制タイムリーに4回には追加点となるタイムリー。3安打の猛打賞でした。
近畿学生選抜 大西 優佑 内野手(豊田西-大阪公立大 4年)
3番DHで出場。4安打と大暴れ。豊田西出身。しっかりと捉えた打球が多かった。
近畿学生選抜 正中 敦士 投手(小野-大阪公立大 4年)
先発して5回を2安打1四球で無失点。140kmくらいの球速でしたが、コントロールが良く三振も6つ奪う好投でした。さすが初戦の先発を任される投手だな、と感じましたね。
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