愛知学院大-ホンダ鈴鹿 観戦記(2022年東海地区大学社会人対抗戦)

3月14日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた大学社会人対抗戦の第2試合、愛知学院大-ホンダ鈴鹿の観戦記です。
ホンダ鈴鹿は今季初観戦。首脳陣も変わってますので、どんな試合をするか注目して観戦しました。

愛院大
000001300|4 H4 E1
70012000X|10 H13 E2
ホンダ鈴鹿

愛院大
荒島(11)、高田(19)、池村(18)、河村(13)-三島
ホンダ鈴鹿
井村(17)、福島(12)、竹内(11)、伊藤(15)、坂元(13)-長、多鹿

投手成績
愛院大
荒島竜太(東邦 4年) 3回 53球 被安打6 四球3 三振2 失点7

高田稔壽(静岡商 4年) 1回2/3 53球 被安打4 四球2 三振1 失点3
池村健太郎 2回1/3 23球 被安打2 四球0 三振0 失点0
河村海登(常葉大橘 4年) 1回 9球 被安打1 四球1 三振0 失点0

ホンダ鈴鹿
井村勇介 5回 48球 被安打0 四球0 三振5 失点0
福島孝輔(大阪桐蔭-同志社大 4年目) 1/3 3球 被安打1 四球0 三振0 失点1

竹内諒(松阪-早稲田大 6年目) 2/3 10球 被安打1 四球0 三振1 失点0

伊藤健太(海津明誠-中部学院大 3年目) 2回 33球 被安打2 四球0 三振3 失点3(自責点2)

坂元研(加古川南-上武大 3年目) 1回 14球 被安打0 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
愛院大
8瀧野(37)→7児島(29) D小田(5)→H村北(21) 4山内(3) 3坂上(9) 2三島有(20) 7竹田(33)→7中田(24)→8 9藤代(38) 6田中(23) 5恒川(12)→H冨田(25)→5
ホンダ鈴鹿
6中川(7) 3石川(8)→5 9長野(1)→3 2長(27)→8 D松本84)→R西林(31) 4貞光(5) 7畔上(10)→2多鹿(30) 8小川(25)→9 5鈴木(2)→H栗原(29)→7

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番松本が2点タイムリー。6番貞光が2点タイムリー2ベース。更に2死1,2塁から9番鈴木が3ランホームラン。打者一巡で一挙7点。7-0
4回裏、1死2塁から3番長野がタイムリー。8-0
5回裏、2死2塁から1番中川がタイムリー。2番石川がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、池村。10-0
6回表、1死2塁でピッチャー交代、竹内。代打冨田がタイムリー。10-1
7回表、1死満塁からワイルドピッチで2者生還。更に1死3塁から7番藤代の2ゴロの間に1点。10-4
ホンダ鈴鹿が快勝しました。

総評

試合としては初回に決まった試合。
愛知学院大の先発の荒島投手が乱調。ストライクがなかなか入らず、四球でランナーがたまったところでストライクを取りに行って打たれる悪循環。とどめは東邦高校の先輩の鈴木選手に3ランを浴びて7失点。厳しいマウンドに。それでも2回、3回と持ち直したところは収穫。立ち上がりを今後工夫していきたいですね。
愛知学院大としては井村投手に5回まで手も足も出ず。パーフェクトに抑えられました。6回から変わった投手を攻めて、コールドを免れましたが完敗。
池村投手がしっかりと抑えて可能性を見せたことは良かったですね。
ホンダ鈴鹿は5回までに10得点。ルーキーの中川選手が3安打1四球と大活躍。今後が楽しみに。
ただ、6回以降はミスも出たし、ちょっと反省もあった試合。投手も井村投手の復活は明るい材料ですが、他の投手はピリッとせず。再建道半ばと感じる試合でした。

ピックアップ選手

愛知学院大 池村 健太郎 投手(宇部鴻城 3年)

劣勢の5回2死2塁でマウンドへ。MAX143㎞をマークする力のある球でホンダ鈴鹿打線を2安打に抑え、2回1/3を0点に。
動くボールが特徴で、ヒットも芯では捉えさせず。来年にはドラフトを意識できる投手ですね。

愛知学院大 藤代 実成 外野手(桜丘 3年)

7番ライトで出場。チーム初ヒットを6回に放ち、その後ホームへ。次の打席では打点も上げて、コールド回避する点につながる活躍を見せました。

愛知学院大 冨田 光哉 内野手(創志学園 2年)

代打で出場し貴重なタイムリー。その後の反撃にもつながりました。

ホンダ鈴鹿 井村 勇介 投手(高蔵寺-至学館大 4年目)

昨年は不振にあえぎましたが、今年は2年目のフォームに戻して復活気配。愛知学院大打線を手玉に取って、5回をパーフェクトピッチング。球威もMAX140㎞と戻った印象です。
この人が復活すれば、大分ホンダ鈴鹿投手陣も改善されてきます。今後の登板も注目ですね。

ホンダ鈴鹿 中川 拓紀 内野手(宇治山田商-中央大 1年目)

1番ショートで出場。3安打1四球と素晴らしい活躍。
シュアなバッティングが光りました。
守備もしっかりとこなしましたし、今後の活躍が楽しみです。

ホンダ鈴鹿 鈴木 大輔 内野手(東邦-東海大 4年目)

9番サードで出場。第1打席では苦しい投球を続ける東邦高校の後輩の荒島投手から、見事な洗礼を浴びせる一撃を放ちました。
守備はしっかりしている選手なので、こういう打撃を自信につなげていってほしいですね。

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