三京アムコ-中庸スプリング 観戦記(2023年東海五県軟式野球愛知県大会)

3月10日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、三京アムコー中庸スプリングの観戦記です。
2月に新春選抜野球大会の決勝で当たり、そこでは三京アムコが圧勝したカード。再戦がどうなるか注目して観戦しました。

三京アムコ
000000100|1 H5 E2
000000000|0 H4 E1
中庸スプリング

三京アムコ
南出(18)、横井(20)-村上
中庸スプリング
新美(18)、榊原(16)-山田

投手成績
三京アムコ
南出晴哉 6回 93球 被安打4 四球3 三振3 失点0
横井希(菰野-中京大 4年目) 3回 50球 被安打0 四死球3 三振2 失点0

中庸スプリング
新美涼介 8回 138球 被安打5 四球7 三振2 失点1
榊原諒(中京-関西国際大-日本ハムーオリックス 37歳) 1回 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
三京アムコ
8松山(3) 6平戸(10) 4牛島(1) 9藤江(9) 7木場(7) 3本道(25) 2村上(27) D赤崎(0) 5山口(4)
中庸スプリング
6森本(4) 3坂田卓(1) 5後藤(10)→R青山(6) 4山本(23) D奥村(7) 7河村(9) 9中村(51) 2山田(22) 8坂田圭(26)

(試合経過)
6回裏、1死1,3塁のチャンスで4番山本が三振。5番奥村の三遊間への当たりをショートの平戸が上手くさばいて1塁アウトのファインプレー。中庸スプリングは先制ならず。
7回表、先頭の平戸が打った瞬間のソロホームラン。三京アムコがついに先制。1-0
7回裏、ピッチャー交代、横井。
9回表、ピッチャー交代、榊原。
9回裏、2死走者無しから5番奥村のレフトフライを落球し2塁へ。そこから連続四死球で満塁。8番山田が空振り三振で試合終了。
三京アムコが競り勝って準決勝進出を決めました。

総評

三京アムコは1回から4回まで毎回得点圏。特に3回、4回はともに2死満塁で得点ならず。前回圧勝していただけに、逆に嫌な展開に。
一方中庸スプリングは5回に初めて2死から連続四球でチャンスを作るも活かせず。それでも徐々に流れを作ると6回裏にはエラーからチャンスを広げて1死1,3塁で4番5番。4番が倒れた後、5番の奥村選手の打球は打った瞬間三遊間でこれは先制キタ、と思ったところでショートの平戸選手が上手くさばいて1塁アウトにするビッグプレー。そして次の回の先頭が平戸選手。これは7回表、何かが起きると思ったら、平戸選手が一発回答。打った瞬間のホームランで先制点をもたらしました。これぞ主将という活躍ですよね。
最後、ヒヤヒヤの展開でしたが、何とか踏ん張ってベスト4。三京アムコはこういう苦しい展開を勝ち切る強さを身に着けているんですよね。こういう経験は今後にも活きてきそうです。
中庸スプリングとしては前回大敗している相手。そのリベンジ戦としてはしてやったりの展開だったのですが・・・。あと1本が出ず。
要所で三京アムコの好守備にも阻まれました。
新美投手は8回1失点。四球は多かったものの粘り強く投げて試合を作りました。山田捕手との星城大出身バッテリーも良かったですよね。
やはり得点力が課題。チャンスで叩き等で点を取れるように、チームとしてしていきたいですね。

ピックアップ選手

三京アムコ 平戸 壮 内野手(愛産大三河-名商大 6年目)

2番ショートで出場。なんといっても6回裏のファインプレーと7回表のソロホームラン。さすが主将という存在感を見せました。守備は抜群のプレーヤーです。

三京アムコ 南出 晴哉 投手(名古屋-東海学園大 2年目)

先発して6回を無失点。少しばらつきはありましたが、この日はコントロールもまとまっていて、速い球が活かせていました。

三京アムコ 赤崎 健人 内野手(神村学園-九州共立大 2年目)

8番DHで出場。2安打のマルチ。センター方向に強い打球を打っていました。

中庸スプリング 新美 涼介 投手(至学館-星城大 2年目)

8回を1失点。138球の熱投。四球は7つと多かったですが、要所で強いボールを投げてフライアウトが多かった。

中庸スプリング 後藤 大尊 内野手(岐阜第一-星城大 8年目)

3番サードで出場。1安打1四球とチャンスメイク。タイミングは合っていた印象です。

中庸スプリング 森本 優斗 内野手(東海大相模-愛知東邦大 2年目)

1番ショートで出場。ヒットとエラーで出塁。エラーはヒットでもいいような打球でした。

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