清林館-大成 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)

コウスポ

7月26日に小牧球場で行われた清林館-大成のTV観戦記です。

清林館
000201|3 H6 E2
100010|2 H4 E0
大成
(6回降雨コールド)

清林館
石丸、鷲見-川部
大成
峯下-菊地

投手成績
清林館
石丸(1) 4回0/3 72球 被安打2 四球7 三振3 失点2
鷲見(17) 2回 34球 被安打2 四球1 三振1 失点0

大成
峯下(1) 6回 100球 被安打6 四球4 三振4 失点3

清林館
6竹本 4山川 7森下 9藤島 5伊藤 3吉田 1石丸→1鷲見 2川部 8小林
大成
4蟹江 8長岡 6後藤 7福田 2菊地 5北村 9水野 3馬見新 1峯下

(試合経過)
1回裏、無死3塁から2番長岡の3ゴロの間に1点大成が先制。
4回表、1死1塁から5番伊藤がまっすぐを捉えてレフトへ2ランホームラン。清林館が逆転。2-1
5回裏、無死1,2塁から4番福田のタイムリー。2-2
6回表、2死1,3塁から6番吉田がタイムリー。清林館が勝ち越し。3-2
雨で中断になりました。
1時間半待ちましたが、結局降雨コールドになりました。

大成には何とも気の毒な結果になってしまいました。
ただ、大成は2回に2死満塁、4回にも1死満塁、5回にも同点に追いついて尚も1死満塁、というチャンスがありました。3回、6回も得点圏。ここで一本出せなかったことで勝機が逃げてしまった試合になりました。

清林館も1回、2回とゲッツーでチャンスを潰し、3回も2死1,3塁というチャンスを潰していました。
それだけに4回の伊藤選手の2ランホームランは値千金というか、大きな一発に。当たりも見事な当たりでした。
6回の勝ち越し打は吉田投手が上手く変化球を捉えました。これが決勝打に。雨が降りしきっていましたし、いかにリードするかが大事。お見事でした。

投手も本来コントロールのいい石丸投手が四球を7つも出すということで、雨の影響が出る中、ぎりぎりで粘ってゴロを打たせ、それをバックが必死に守りました。
厳しい場面で登板した鷲見投手が同点で踏ん張ったのも大きかった。

清林館は確かに運もありましたが、チームでやるべきことをやって勝った試合となりました。
これでチーム初の5回戦進出。この後も新記録を目指して頑張ってほしいですね。

大成も雨中で守りにくい中、しっかりと守って失点を防いでいました。6回表は雨が強く、峯下投手もコントロールに苦労。四球2つが決勝点につながり、不運でした。

5回裏の2死満塁からの馬見新選手のショートライナーも痛烈で、もう少しどちらかにずれているだけで抜けていた当たりでした。野球の運ってのも色々厳しいですね。

馬見新選手は8番ですが2回に2死2塁で申告敬遠されるという場面も。お互い情報を知っている同士の駆け引きだったんですが、8番というのが珍しいですよね。

地力的には大成が上に感じる試合。でもそれだけじゃ決まらない野球の難しさ。大成は好選手が多いですし、上で多くの選手が続けてくれるといいな、と思います。

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