大森石油-イスコジャパン 観戦記(2023年新春選抜リーグ戦)

1月11日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、大森石油-イスコジャパンの観戦記です。
大森石油は今大会初。リーグ戦に復帰して初勝利を上げられるか、注目して観戦しました。

大森石油
000010000|1 H4 E2
01000050X|6 H7 E0
イスコジャパン

大森石油
齊藤(19)、高田(35)、長島(18)-熊谷
イスコジャパン
田畑(18)、川口(16)、伊藤(20)-長嶋

投手成績
大森石油
齊藤烈矢(生光学園-中部学院大 22歳) 2回 41球 被安打3 四球1 三振0 失点1

高田悠希 5回 69球 被安打3 四死球4 三振1 失点5
長島啓太(中部大第一-中京学院大 25歳) 1回 9球 被安打1 四球0 三振0 失点0

イスコジャパン
田畑修志 6回 102球 被安打3 四球5 三振3 失点1
川口彪雅(寒川-岐阜協立大 24歳) 2回 36球 被安打1 四球2 三振2 失点0

伊藤翔平(大垣日大-岐阜聖徳学園大 23歳) 1回 13球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
大森石油
7寺沢(24) 9樋口(13) 4宝楽(1) 8財前(10)→8西野(9) 5石坂(7) D中村(2) 3高桑(6) 2熊谷(27) 6松岡(3)
イスコジャパン
8吉田(3) 9徳浪(8) 4平(6) 2長嶋(22) 6村田(1) D山崎(9)→H古川(25) 7勢田(28)→7新垣(4) 3近藤(10) 5尾野(2)

(試合経過)
2回裏、2死2塁から9番尾野がタイムリー。イスコジャパンが先制。1-0
3回裏、ピッチャー交代、高田。
5回表、先頭の9番松岡がソロホームラン。1-1の同点。
7回表、ピッチャー交代、川口。
7回裏、2死満塁から4番長嶋に押し出し死球。5番村田が満塁ホームラン。イスコジャパンが一挙5点。6-1
8回裏、ピッチャー交代、長島。
9回表、ピッチャー交代、伊藤。
イスコジャパンが勝ちました。

総評

中盤6回まで1-1。お互いに残塁も多めで決め手に欠ける試合でした。
やや5回にホームランで追いついた大森石油が優位かな、とも思いましたが、7回裏、そこまで好投していた高田投手がピンチを招いて2死1,2塁から3番平選手に四球、4番長嶋選手に死球で押し出し。そして5番村田選手が満塁ホームラン。3回からのロングリリーフで疲れがちょうど出るころだったかもですが、そこまでほぼ完ぺきに抑えてきただけに仕方ないというか・・・。押し出しの後の初球を狙って仕留めた村田選手もお見事でした。
大森石油は先発の齊藤投手が2回で1失点もやや不安定な投球だったこともあり、3回から高田投手にスイッチ。彼の好投は収穫ですね。
打線は上位が不発。ランナーは四球で出していたので、あと1本を出したいところ。先手を取っていきたいですね。
イスコジャパンも1回2回に1点は取ったものの、もう少し取れそうなところで取れず。その後高田投手を打ちあぐんでいただけに、1チャンスで勝ち越した攻撃はお見事でした。
ルーキーの田畑投手はランナーを出しながらもホームランの1本に抑えて好投。今後につながりそうです。

ピックアップ選手

大森石油 高田 悠希 投手(杏和-ルネス紅葉スポーツ柔整専門 22歳)

3回から2番手で登板し0を並べて試合を作りました。7回は四死球からの失点でしたので、ここは反省点としていきたいですね。
左のスリークォーターはやはり軟式でも有利だと思いますので、今後の活躍に期待です。

大森石油 松岡 拓良 内野手(東大阪大柏原-大阪産業大 24歳)

9番ショートで出場。5回には同点ホームランを放ちました。犠打も決めて仕事をこなしていました。

大森石油 熊谷 駿介 捕手(生光学園-環太平洋大 23歳)

8番捕手で出場。チーム唯一のマルチを記録。経験を積んでチームのレギュラー捕手となっていってほしいですね。

イスコジャパン 村田 大季 内野手(享栄-中京大 25歳)

5番ショートで出場。7回に試合を決める満塁ホームランを放ちました。これを含む2安打のマルチ。守備でも安定感が光ります。

イスコジャパン 尾野 将太 内野手(愛工大名電-四日市大 22歳)

9番サードで出場。2安打のマルチで2回には先制のタイムリー。四日市大からのルーキーですが、早くも軟式に適応しているのを感じます。

イスコジャパン 田畑 修志 投手(啓新-岐阜聖徳学園大 22歳)

6回を1失点。四球が5つあったように抜群という内容ではなかったですが、打たせて取る投球でゴロアウトも多かった。
若い投手陣なので、田畑投手もしっかりと経験を積んで信頼される存在になってほしいですね。

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