三菱自動車岡崎-ホンダ 観戦記(2019年日本選手権)

10月31日に京セラドームで行われた第2試合、三菱自動車岡崎-ホンダの2回戦の観戦記です。
大井投手(東邦)が先発。どこまで踏ん張れるかに注目して観戦しました。

三菱自動車岡崎
100000000|1 H8 E1
000000000|0 H1 E0
ホンダ

三菱自動車岡崎
大井、神原-清水
ホンダ
福島、田村、小野-辻野

投手成績
三菱自動車岡崎
大井 7回 108球 被安打1 四死球3 三振6 失点0
神原 2回 12球 被安打0 四球0 三振0 失点0

ホンダ
福島 4回 58球 被安打5 四死球2 三振2 失点1
田村 3回 44球 被安打1 四球0 三振1 失点0
小野 2回 27球 被安打2 四球0 三振2 失点0

大井投手は右のオーバーハンド。東邦出身の5年目。MAX142km。カーブは決まらなかったのですが、チェンジアップがキレキレ。左バッターには打たれる感じが無かった。

神原投手は右のオーバーハンド。東海大出身の3年目。ボールを動かして打たせてとる感じでした。

福島投手は大阪桐蔭-青山学院大出身の7年目。2008年の甲子園優勝投手ですね。右のスリークォーター。MAX143km。

田村投手は左のオーバーハンド。やや振り上げるようなフォーム。MAX137km。白鷗大出身の3年目。

小野投手は右のオーバーハンド。MAX150kmを記録。健大高崎出身。2年目ですので来年はドラフト候補に名前が上がりそう。

出場選手
三菱自動車岡崎
8飯嶌 9豊住 6中野 D田口 7福永 4堂→4宇都口 3小室 2清水 5冨澤
ホンダ
9吉田 8鈴木 2辻野 7佐藤 D山本兼→H井上 5太田 3山本瑛 4高山→4篠塚 6西銘

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番中野のタイムリー。三菱自動車岡崎が先制。
5回裏、1死から7番山本瑛がチーム初ヒットとなる2ベースで1死2塁。更にワイルドピッチがあって1死3塁でしたが、8番高山が三振。9番西銘が1ゴロで得点ならず。
7回裏、1死からエラーで出塁も、6番太田がショートライナーで1塁ランナーが戻り切れずゲッツー。
三菱自動車岡崎が完封リレーで勝ちました。

三菱自動車岡崎は大井投手の好投に尽きますね。1回戦はエースの仲井投手が1安打、毎回奪三振13での完封。2回戦にだれをもってくるかな、と思っていて蓋を開けたら大井投手。どちらかというと困ったときにマウンドに行くイメージだったので、先発で見るのは新鮮でしたが、素晴らしいピッチングでした。ここまでいい大井投手は高校時代を含めても初めて見たかもです。
ピンチらしいピンチは5回裏の1死3塁。っこで相手が左バッターだったのも運が良かった。ストライク先行で上手く打ち取りました。

打つ方はスミ1でしたが、その後もチャンスは作っていました。その分得点が出来なかったので気持ち悪かったのも事実ですが・・・。
初回は中野選手がタイムリー。ルーキーで守備も上手い好選手。来年は注目される存在になるかも。社会人で輝くタイプのような気もしますが。

岡崎は打線の組み方がいい印象ですよね。守備もしっかりしているし、ベスト4進出もフロックじゃないと思います。東海地区最後の砦、頑張ってほしい。

ホンダは8番~3番が左。4番~7番が右とやや極端な並び。これが裏目に出たかも。大井投手を最後までとらえきれませんでしたし、データが少なかったかもですね。

素晴らしかったのは小野投手(健大高崎)。MAX150kmを何度も記録。来年は上位候補に名を連ねそう。注目していきたいです。

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