浜松ケイスポーツBCー矢場とんブースターズ 観戦記(2021年全日本クラブ選手権東海地区予選)

4月18日に岡崎球場で行われた浜松ケイスポーツ-矢場とんブースターズの観戦記です。
4回表からの観戦記になります。

浜松ケイスポーツ
1000000105|7 H13 E1
1000001000|2 H7 E1
矢場とんブースターズ

浜松ケイスポーツ
松本大、原木-山本聖、前田
矢場とんブースターズ
西浦、原井、岩本-名越、宗方、吉中

投手成績
松本大 6回 75球 被安打5 四死球2 三振3 失点1
原木 4回 61球 被安打2 四球4 三振2 失点1
矢場とんブースターズ
西浦 6回 98球 被安打8 四球2 三振1 失点1
原井 3回0/3 66球 被安打3 四球3 三振2 失点5(自責点3)
岩本 1回 15球 被安打2 四球0 三振0 失点1
※一部一級速報ドットコムより引用

(出場選手)
浜松ケイ
6平谷 7石原 8水谷 5山口 D山下 9寺澤 3永井 2山本聖→2前田 4大和→H高林→4
矢場とんブースターズ
4中山 7菅井→H川上→R岡尾→2吉中 8藤井 D西村 3山岡→7 9伊塚 6高橋利 2名越→2宗方→R福尾→7→H高橋佳→3鳥居 5山本

(試合経過)
3回終了時に入りましたが1-1の同点。
お互いに三者凡退が無く、毎回得点圏にランナーを進めながらあと1本が出ないジリジリした試合に。
7回裏、2死1塁から代打川上がライトオーバーのタイムリー2ベース。矢場とんが1点勝ち越し。2-1
8回表、1死2,3塁から8番前田が犠牲フライ。2-2
9回で決着がつかず、延長タイブレークに。
10回表、無死1,2塁から先頭の5番山下に四球。無死満塁から6番寺澤が走者一掃の3点タイムリー2ベース。7番永井もタイムリー2ベース。1死2,3塁から1番平谷のタイムリー。この回5点で7-2
10回裏、2死満塁まで行くも、最後は5番山岡が1ゴロに倒れ試合終了。
浜松ケイスポーツが勝って、全国クラブ選手権の切符を手に入れました。
3大会ぶり9回目の出場とのことです。おめでとうございます。

総評

お互いにチャンスを攻めきれなかったのですが、押していたのは浜松ケイスポーツ。ただ、ツキが浜松ケイスポーツは無く、相手の裏をかいてバスターしたら、野手の正面に行ってゲッツーとか、7回表2死3塁から4番山口選手の痛烈なピッチャーライナーがグラブを出したところに入ってアウトとか。
それでも9回裏にサヨナラのピンチをいい当たりのレフトフライでランナーが飛び出しゲッツーで乗り切ると、タイブレークでしっかりと点を重ねました。静岡予選で延長14回までの死闘を経験していたのも大きかったかもですね。
矢場とんも先に7回裏に勝ち越した時は行ける雰囲気だったのですが、原井投手が四球から踏ん張り切れず8回表に同点を許し、タイブレークも四球から打たれた形に。MAX141kmと球威がありながら、残念な形になりました。
タイブレークはやはり表が有利。それも響きましたね・・・。
雨が降ったり、寒かったりと厳しい天候での試合。全国に行くんだというお互いの気迫が伝わる好ゲームでした。

浜松ケイスポーツは5月29日に岐阜で行われる全国大会に出場。東海地区のクラブ代表として頑張ってほしいですね。

ピックアップ選手

浜松ケイスポーツBC 寺澤 隆樹 外野手(豊川-四日市大、4年目)

この試合では4打数4安打1四球。前の試合も合わせると9打数7安打と大当たりでチームを勝利に導きました。今大会のMVPに。タイブレークでの1打はフルカウントからの8球目。素晴らしいバッティングでした。

浜松ケイスポーツBC 松本 大輝 投手(桐陽-静岡産業大、1年目)

先発で6回を1失点としっかりと試合を作りました。140kmもマーク。

浜松ケイスポーツBC 山下 景太郎 内野手(必由館-航空自衛隊防府クラブ、2年目)

DHで8回の先頭バッター、タイブレークでの先頭バッターで粘って四球を勝ち取り、得点に繋げました。大きな活躍でしたね。

矢場とんブースターズ 川上 泰介 内野手(愛工大名電-中部学院大、1年目)

代打で7回に登場しライトオーバーのタイムリー2ベース。良く伸びました。1打席で変わるのはもったいなかったかもですね。

矢場とんブースターズ 山本 和真 内野手(享栄-福井工業大、2年目)

9番サードで出場し、3打数2安打。犠打1と活躍。一番タイミングが合ってた印象です。

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