豊田鉄工-ニデック 観戦記(2023年新春選抜リーグ戦)

1月8日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、豊田鉄工-ニデックの観戦記です。
昨年の上位チーム、フタバ産業、GTRニッセイが初戦でつまずく中、3位だったニデックがどういうスタートを切るか注目して観戦しました。

豊田鉄工
001002000|3 H9 E1
100000000|1 H9 E1
ニデック

豊田鉄工
森(16)-吉村
ニデック
早矢仕(18)、近藤(19)、中西(20)-水谷

投手成績
豊田鉄工
森貴之 9回 137球 被安打9 四球4 三振5 失点1

ニデック
早矢仕飛希 5回 68球 被安打4 四球0 三振1 失点1
近藤優(帝京可児-星城大 22歳) 2回 38球 被安打3 四球1 三振1 失点2

中西俊晴(岐阜工-中部大 38歳) 2回 30球 被安打2 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
豊田鉄工
9清水(2) 8森(10) 2吉村(27) 3名古路(5) 6村田(6)→5 D土屋(23) 4森元(1) 7工藤(7) 5堀本(3)→6安食(0)
ニデック
8竹内(7) 4山下(22) 5加藤(5) 2水谷(23) 6越智(10) D泉(2) 9寺嶋(3) 7濱(8) 3房野(6)

(試合経過)
1回裏、先頭の竹内がレフトへホームラン。ニデックが先頭打者ホームランで1点先制。1-0
3回表、1死から1番清水がソロホームラン。1-1の同点に。
5回裏、2死2塁から5番越智のレフトへのヒットで2塁ランナーがホームを狙うもタッチアウトに。勝ちこしならず。
6回表、ピッチャー交代、近藤。2死2塁から5番村田がタイムリー2ベース。6番土屋がタイムリー3ベース。連続長打で豊田鉄工が2点勝ち越し。3-1
森が最後まで投げ切り、豊田鉄工が勝ちました。

総評

どちらも三者凡退は1イニングだけ。あとは毎回ランナーを出す中、森投手が何とか粘って先頭打者ホームランの1点だけに抑えたのが大きかったですね。四球が4つと本来の状態とは言えない出来だったと思いますがこの辺りはさすがエースとして豊田鉄工を支えている投手だな、と感じます。
お互いの1番バッターがルーキー。その両選手がホームランを放つという珍しい試合になりました。竹内選手は名古屋学院大時代にプロからも注目された選手。清水選手も長い期間、東海学園大の1番バッターとしてチームを支えた選手。どちらも軟式に舞台を移しましたが、今後の活躍が楽しみです。
豊田鉄工は6回に相手ルーキーの近藤投手を捉えての2点勝ち越し。この辺りは近藤投手は経験ですね。次のイニングをしっかりと抑えたのは収穫かな、と。今後に活かしたい。
豊田鉄工は5年連続5回目の出場。そろそろ優勝争いをしたいですよね。この勝利で勢いに乗りたいところです。
ニデックは1番竹内選手、8番濱選手がルーキー。房野選手が高卒2年目。こういった若手の躍動を期待したいですね。

ピックアップ選手

豊田鉄工 森 貴之 投手(天白-愛知大 30歳)

四球を4つ出す等、コントロールのいい森投手からすると状態は良くなかったと思いますが、それでもしっかりと投げ切っての完投。エースとしてしっかりと役割を果たしました。さすがです。

豊田鉄工 清水 唯人 外野手(至学館-東海学園大 22歳)

3回に同点のソロホームラン。ヒットは1本も可能性を見せてくれました。足のある選手で軟式での活躍が期待できる選手。今後が楽しみです。

豊田鉄工 土屋 孝介 外野手(杜若 23歳)

6番DHで出場し、3安打の猛打賞。6回にはタイムリー3ベースを放ちました。元々は外野手ですが、競争が激しくなっていますし、打ってアピールしていきたいですね。

ニデック 竹内 純 外野手(至学館-名古屋学院大 22歳)

いきなりの先頭打者ホームランで軟式デビュー。それ以降は1四球のみでしたが、惜しいファールもあるなど、打撃の良さを見せてくれました。大学時代はプロからも注目された選手。今後の活躍が楽しみです。

ニデック 早矢仕 飛希 投手(享栄-中部大 23歳)

先発して5回を1失点。コントロールが安定して、投球に危なげがなかったです。中心投手になっていってほしいですね。

ニデック 加藤 大貴 内野手(大阪桐蔭-中京大 23歳)

3番サードで出場し、3安打の猛打賞。センターへ打ち返す打撃が光りました。

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