中庸スプリング-フタバ産業 観戦記(2022年知事旗争奪愛知県軟式野球大会)

8月23日に刈谷球場で行われた第2試合、中庸スプリング-フタバ産業です。
今年公式戦に出場が無かった中庸スプリングがフタバ産業相手にどう戦うか、注目して観戦しました。

中庸スプリング
0200030000|5 H12 E1
0000040010|5 H7 E2
フタバ産業
(延長10回タイブレークも引き分け 抽選の結果フタバ産業が2回戦に進出)

中庸スプリング
榊原(16)、池田(12)、岸本(14)-山田
フタバ産業
二村(20)、木村(14)、花城(13)、奴賀(17)-尾西

投手成績
中庸スプリング
榊原諒 6回 81球 被安打5 死球1 三振2 失点4(自責点2)
池田郁歩(高浜-名経大 4年目) 3回 48球 被安打2 四球1 三振1 失点1

岸本智拓(安城南-岐阜聖徳大 37歳) 1回 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0

フタバ産業
二村勘太(関西-関西国際大 1年目) 3回 48球 被安打5 四球0 三振1 失点2

木村優(愛産大三河-名古屋学院大 16年目) 3回 53球 被安打7 四球1 三振0 失点3

花城武冶(浦添商-岐阜経済大 4年目) 1回 10球 被安打0 四球0 三振0 失点0

奴賀大樹 3回 35球 被安打0 四球0 三振3 失点0

(出場選手)
中庸スプリング
9河村(9) 8中村(51)→7 4坂田卓(1)→3 7奥村(7)→8坂田圭(26) 2山田(22) 5後藤(10) 3中野(25)→4青山(6) 6森本(4) 1榊原(16)→1池田(12)→1岸本(14)
フタバ産業
6山下(6) 8戸松(9) 4豊田(10) 2尾西(24) 9荒木(0) 3白井(3) 5小杉(32) 1二村(20)→1木村(14)→H村瀬(21)→1花城(13)→H早田(5)→7 7中西(7)→1奴賀(17)

(試合経過)
2回表、無死1,3塁から6番後藤がタイムリー。更に無死2,3塁から7番中野の1塁前のハーフライナーに1塁手が飛び込むも弾いてしまいファールゾーンへ。記録はヒットでタイムリー2ベースに。中庸スプリングは2点先制。2-0
6回表、1死1塁から7番青山が絶妙なバントヒット。1塁ランナーが3塁を狙い、3塁への送球がエラーとなり、そのままホームイン。更に2死3塁から9番榊原、1番河村が連続タイムリー2ベース。3点取って5-0。
6回裏、1死1塁から1番山下がタイムリー3ベース。2死3塁から3番豊田がタイムリー3ベース。4番尾西の遊ゴロをタイムリーエラー。2死2塁から5番荒木がタイムリー。4点返し、5-4に。
9回裏、2死2塁から8番早田が同点タイムリー3ベース。尚もチャンスでしたが、9番奴賀の遊ゴロをナイスプレーで捌き同点止まりに。
9回で勝負がつかず延長タイブレークに。
10回表、3番がバント失敗。その後4番坂田圭が送って2死2,3塁とするも5番山田はセンターフライ。得点ならず。
10回裏、無死1,2塁から1番山下のバントはフライになって5-4と渡りゲッツー。2番戸松も倒れ0点。
タイブレークでも決着がつかず引き分け。抽選によりフタバ産業が2回戦へ。

総評

中庸スプリングは惜しい勝ち星を逃した形。ただ、9回よりも2回、3回、4回のチャンスを活かせなかったことの方が痛かった。
2回表は2点とって尚も無死2,3塁。(エンドラン空振り等で得点ならず。)3回表は無死3塁から2ゴロホーム憤死。更に1死1,3塁から三振ゲッツー。4回も1死満塁からエンドランで空振り3塁ランナー憤死。ここで1,2点追加していれば、また違った試合になったかな、と。
9回裏の同点後のピンチ、タイブレークで踏ん張って引き分けに持ち込んだのは立派。ただ、惜しかったです・・・。
フタバ産業は正直6回表に3点取られたところで勝負あったと思いました。そこから相手のエラーもあったとはいえ、4点を返して試合を押し戻したのはチーム力ですよね。
9回の土壇場で打った早田選手は2-2と追い込まれていました。こういう一打は成長も促しそうです。
4番の尾西選手が精彩を欠く中、3番豊田選手、5番荒木選手がチームを救う活躍。
投手では奴賀投手が3イニングをしっかりと抑えて引き分けに持ち込む活躍を見せました。

抽選でフタバ産業が勝利。喜んでいる、安堵している選手、色々でした。

ピックアップ選手

中庸スプリング 河村 真緒 外野手(東邦-愛知学院大 2年目)

1番ライトで出場。3安打の猛打賞。うち2本が2ベースでした。素晴らしい打球が多かったですね。

中庸スプリング 榊原 諒 投手(岐阜中京-三菱自動車岡崎-関西国際大-日本ハムーオリックス 37歳)

先発で5回まではほぼ完ぺき。6回もエラーが無ければ失点2でしたので・・・。リードで後続に渡したのはさすがでした。
元プロで新人王を取った投手。球威はさすがに落ちていますが、投球術はさすがでした。

中庸スプリング 後藤 大尊 内野手(岐阜第一-星城大 7年目)

6番サードで出場。2回のタイムリーを含む3安打の猛打賞。

フタバ産業 豊田 雄大 内野手(愛産大三河-愛知学院大 7年目)

3番セカンドで出場。2安打のマルチ。6回には2点目となるタイムリー3ベースを放ち、主将として気を吐いていました。

フタバ産業 奴賀 大樹 投手(八幡商-三重中京大-永和商事 32歳)

4番手で登板。8回から3イニングを0点に。9回の三者三振はお見事。起死回生の同点劇につなげました。

フタバ産業 中西 太一 外野手(宇治山田商-皇学館大4年目)

9番レフトで出場。2安打、1死球と大当たりでした。

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