清林館-大成 観戦記(2020年秋季愛知県大会)

9月19日に小牧球場で行われた第2試合、清林館-大成の観戦記です。
尾張対決となった県大会2回戦。ミスが明暗を分けました。

清林館
000000000|0 H6 E2
00300001X|4 H10 E1
大成

清林館
松本、安達、鷲見-川部
大成
石川、内田-横井

投手成績
清林館
松本(10) 1回1/3 25球 被安打2 四球1 三振3 失点0
安達(17) 3回2/3 58球 被安打4 四球1 三振4 失点3(自責点0)
鷲見(1) 3回 45球 被安打4 四球2 三振3 失点1

大成
石川(9) 4回 45球 被安打3 四球0 三振0 失点0 
内田(1) 5回 63球 被安打3 四球1 三振7 失点0

清林館
7棚橋 6宇佐美 2川部 3加藤 8小嶋 5高林 9後藤 1松本 4吉川→H立川(11)→4板倉→H佐藤→4荒木
大成
5島畑 1石川(9)→9 9鵜飼(8)→8 3矢代→H岩田敢(15)→3 7寺岡(17)→1内田 6岩田柚 4足立(14)→4杉本 2横井 8小澤(7)→7

(試合経過)
2回裏、1死1塁でピッチャー交代、安達。
3回裏、2死2、3塁から6番岩田柚の2ゴロをタイムリーエラーで2点。7番足立のセカンド強襲タイムリー。3-0
8回裏、1死1塁から1番島畑がタイムリー2ベース。4-0
大成が勝ちました。

総評

清林館は外野守備がかなり思い切ったシフトを引き、それが当たる場面も多かった。もちろんシフトの逆に来ることもあるんですが、それでもシフトで防いでる点の方が大きく感じるので、こういう工夫はどんどん磨いてほしいですね。
どちらもエースを温存する形で試合が進みましたが、清林館が痛いエラーで大成に先制を許し、大成のエース内田投手が出てくるとチャンスすらなかなか作れない形になってしまいました。
9回表に満塁のチャンスを作って粘りましたが、結局無得点。8回裏の追加点も大きかったですね。
大成は継投が成功。8回には貴重な追加点を島畑選手が叩き出しました。6回には申告敬遠をされる場面も。お互いに知っているチーム同士だから発生した場面でしたね。
テンポのいい試合で締まった試合でした。

ピックアップ選手

清林館 川部 佑太 捕手(2年)

旧チームでも正捕手だった選手。かなり小さいですが、強肩で、打つ方でもこの日は2安打とさすがのバッティングを披露。

清林館 後藤 永喜 外野手(1年)

センターから逆方向へのバッティングで2安打と活躍。外野守備でも守備位置の巧みさで好捕がいくつかありました。

清林館 鷲見 燿 投手(2年)

MAX134kmをマーク。経験も豊富で安定感がありました。惜しむらくは3者凡退のイニングを作って流れを呼び込みたかった。

大成 島畑 祐希 内野手(2年)

8回に貴重なタイムリー2ベース。ヒット性の当たりを記録エラーになった場面も。何より申告敬遠にびっくり。相手にもその打撃が知れ渡っている証拠ですね。

大成 石川 翔梧 外野手・投手(1年)

投手としても4回無失点と好投。落ち着いて打たせて取るピッチングが出来ていました。打っても2安打。3ベースはかなり伸びました。

大成 内田 瑞希 投手(2年)

まっすぐは130km弱と球威はそんなにある方ではないのですが、ピッチングが上手くゴロアウトが多かった。コントロールの良さで安定感を生み出します。

この試合の写真はこちら

コメントを残す

関連記事を表示