トヨタ車体-フタバ産業 観戦記(2023年中部日本都市対抗軟式野球愛知県大会・東部)

10月3日に蒲郡球場で行われた軟式野球愛知県大会・東部の準決勝、トヨタ車体-フタバ産業の観戦記です。
今年成長しているトヨタ車体がフタバ産業相手にどこまで戦えるか、注目して観戦しました。

トヨタ車体
002000000|2 H6 E3
10000301X|5 H7 E2
フタバ産業

トヨタ車体
濱田(11)、野村大(10)-野村謙
フタバ産業
安富(18)、村瀬(21)、木村(14)-小見山

投手成績
トヨタ車体
濱田慶太 6回 104球 被安打5 四球2 三振2 失点4(自責点1)
野村大 2回 37球 被安打2 四球1 三振1 失点1

フタバ産業
安富裕生 6回 98球 被安打6 四球2 三振5 失点2(自責点1)
村瀬大地(享栄-上武大 10年目) 2回 27球 被安打0 四球0 三振2 失点0

木村優(愛産大三河-名古屋学院大 17年目) 1回 3球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
トヨタ車体
7筏伸之助(21) 8坂本(1) D高橋(27)→6武村(15) 3田原(7) 6野村大(10)→1 9篠谷(18)→H森(99)→9 5筏太郎(2) 4松隈(4) 2野村謙(22)→H鈴木(24)
フタバ産業
8戸松(9) 6山下(6) D豊田(10) 7早田(5)→3 3尾西(24)→R中西(7)→7 5服部(1) 9渡邉(9) 2小見山(39) 4小杉(32)

(試合経過)
1回裏、1死3塁から3番豊田が叩いて(記録投ゴロエラー)1点。フタバ産業が先制。1-0
3回表、1死1塁から3番高橋がレフトへヒット。これがイレギュラーして大きく跳ねて、タイムリー3ベースに。更に4番田原の投ゴロエラーの間に1点。トヨタ車体が逆転。2-1
6回裏、無死満塁から5番尾西のところで初球エンドランも空振りして3塁ランナーが憤死。更に1死満塁から6番服部の3ゴロの間に1点。2死2,3塁から7番渡邉が2点タイムリー。フタバ産業が逆転。4-2
7回表、ピッチャー交代、村瀬。
7回裏、ピッチャー交代、野村大。
8回裏、先頭の3番豊田がソロホームラン。5-2
9回表、ピッチャー交代、木村。
フタバ産業が逆転勝ちを収めて決勝戦進出を決めました。

短評

トヨタ車体は今年、色々な大会で結果を出していたのですが、その大きな要因が2年目の濱田投手(享栄)の活躍。
この日も先発しましたが、初回に失点したものの、2回以降は立ち直り、5回まで3安打1失点。試合を作りました。
フタバ産業としては嫌な展開でしたが、6回裏に相手のミスも絡んで3点取って逆転。こうなると元々地力のあるフタバ産業が優位に立ちます。
8回にもダメ押しのホームランが豊田選手に飛び出して、村瀬投手、木村投手とつないで勝利を収めました。
やはり地力があるな、という印象。取るべきところで点が取れるチームは強いですね。
トヨタ車体はラッキーもあって3回に逆転。ただ、5回、6回に先頭バッターを出したものの追加点が取れず。そして逆転を許してしまいました。濱田投手が力があるだけに、やはりバックの盛り立てが肝心。野手のレベルUPを図って、来年はもっと上位チームに勝てるようになりたいですね。

ピックアップ選手

トヨタ車体 濱田 慶太 投手(享栄 2年目)

先発してMAX136kmをマーク。速い球でどんどんと押していくタイプですね。落ちる球とか緩急があると余計に相手からすると脅威になりそう。今年トヨタ車体が躍進した立役者ですね。来年以降も楽しみ。

トヨタ車体 筏 伸之助 外野手(鹿児島実 1年目)

1番レフトで出場。2安打のマルチ。甲子園を沸かせた選手で、元々は愛知県出身で戻って就職したようですね。お兄さんも同じチーム。監督がお父さんになるようです^^

トヨタ車体 野村 大二朗 内野手・投手(享栄 7年目)

5番ショートで出場。途中からマウンドへ。6回には先頭でヒットを打ってチャンスメイク。主将としてもチームを引っ張ります。

フタバ産業 豊田 雄大 内野手(愛産大三河-愛知学院大 8年目)

3番DHで出場。初回にはしっかりと叩きで打点。8回にはダメ押しとなるホームランを放ちました。

フタバ産業 渡邉 愛世 外野手(愛知-天理大 1年目)

7番ライトで出場。6回に貴重な2点タイムリーを放ち、逆転に貢献。

フタバ産業 安富 裕生 投手(尾道-関西国際大 1年目)

先発し、6回2失点と試合を作りました。MAXは134km。ランナーを出しながらも粘って2点に抑えたのが勝ちにつながった形に。

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