日大三島-鈴鹿 観戦記(2023年秋季東海大会)

10月21日にカヤバスタジアムで行われた第1試合、日大三島-鈴鹿の観戦記です。
静岡の3校は見ていないチームだったので、まずは日大三島がどういう試合を見せるか注目して観戦しました。

日大三島
201021010|7 H12 E0
100000000|1 H4 E3
鈴鹿

日大三島
関野(1)、森賀(12)、永原(17)-市川
鈴鹿
今村(1)、高山(10)、今村(1)-村田

投手成績
日大三島
関野巧真 8回 116球 被安打4 四死球4 三振7 失点1
森賀碧(1年) 2/3 15球 被安打0 四球1 三振0 失点0

永原悠大(1年) 1/3 10球 被安打0 四球1 三振0 失点0

鈴鹿
今村颯 8回2/3 131球 被安打9 四死球4(1) 三振3 失点6(自責点3)
高山航太朗(1年) 1/3 16球 被安打3 四球1 三振0 失点1

(出場選手)
日大三島
4小林 3島田 6綱島 2市川 5佐野 8佐和 7安藤(18)→H小口(15)→9高山(16) 9富塚→7 1関野→H土肥(7)→1森賀(12)→1永原(17)
鈴鹿
8青沼 6岡田 7中井 5中村 3山中→9 9森田→1高山(10)→3山田(13)→H佐々木(11) 1今村→9→1 2村田 4園田→H小原(17)→4北出(14)

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番綱島がタイムリー3ベース。4番市川が犠牲フライ。日大三島が2点を先制。2-0
1回裏、2死1,3塁から5番山中がタイムリー。尚も死球で2死満塁となりますが7番今村が倒れ1点止まり。2-1
3回表、1死2,3塁から4番市川の遊ゴロの間に1点。3-1
5回表、1死1塁でピッチャー交代、高山。2死1,2塁から4番市川がタイムリー。5番佐野の時に2塁ランナーがスタートを切って打つランエンドヒットが決まり、2点目。2死満塁でライトに回っていた今村が再びマウンドへ。ここは踏ん張り、この回は2点追加に。5-1
6回表、2死2塁から2番島田がタイムリー。6-1
8回表、2死満塁から5番佐野がタイムリー。7-1
9回裏、ピッチャー交代、森賀。2死3塁でピッチャー交代、永原。
日大三島が勝って2回戦進出を決めました。

総評

日大三島が1回表に3番綱島選手の3ベースと犠牲フライで2点を先制。その裏の反撃を1点でしのぐと主導権を日大三島が握る形に。3回表に内野ゴロの間。5回に4番市川選手、5番佐野選手の連続タイムリーでリードを広げ、試合を勝ち切りました。
コールドのチャンスもあったので、翌日の試合のためにも1イニングでも減らしたいところでしたが・・・。最後森賀投手、永原投手にマウンドを経験させられたとプラスに考えたいですね。
関野投手は初回に四死球を許し1点を失いましたが、2回以降尻上がりに調子を上げ、4回~8回はノーヒットピッチング。まっすぐと動くボールを上手く使って打ち取りました。
打線では2番の島田選手が3安打2四死球で出塁して、クリーンアップで返す。このパターンで点を重ねられました。愛工大名電投手陣にどういう打撃が出来るかは注目ですね。
鈴鹿は2回、3回にもヒットは出たのですが、4回以降打線が沈黙。5回途中で今村投手から高山投手にスイッチしたものの、高山投手が捉えられ再び今村投手を戻すという起用となり、思い描く試合が出来なかった形に。
終盤は相手のいいプレーにも阻まれました。守備でのミスもありましたし、力が及ばなかった印象。来年に向けて、投打でレベルUPを図りたいですね。

ピックアップ選手

日大三島 関野 巧真 投手(2年)

176㎝ 62㎏。まっすぐは120km半ば。これに120km弱で動かしているボールで鈴鹿打線を翻弄していた印象です。初回はコントロールにばらつきがありましたが、2回以降まとまっていき、4回以降はノーヒット。尻上がりの投球がお見事でした。

日大三島 島田 渚生 内野手(2年)

2番1塁で出場。3安打2四死球で全打席出塁。盗塁を4つ決め、盗塁センスも見せました。4度ホームに返ってきて、キープレイヤーに。

日大三島 市川 晋 捕手(2年)

4番捕手で出場。タイムリーは1本ながら3打点と勝負強さを発揮。2.0秒台でセカスロを行う等、肩の強さもありますね。

鈴鹿 今村 颯 投手(2年)

まっすぐは120km前半。これにスライダー、チェンジアップで抑えていきました。中盤以降はチェンジアップを多投。打たせて取る投球で最後まで投げ切りました。

鈴鹿 山中 飛空 内野手(2年)

5番1塁で出場。初回に上手く逆方向に捉えてタイムリー。1安打1四球の活躍。

鈴鹿 中井 泰庸 外野手(2年)

3番レフトで出場。1安打2四死球、三振振り逃げで出塁と、この日全打席で出塁。ラッキーボーイでした。

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