明和-桜丘 観戦記(2022年秋季愛知県大会)

9月10日に豊田球場で行われた第1試合、明和-桜丘の観戦記です。
予選で強い試合をしている印象だった明和が桜丘とどういう試合をするか注目していたのですが・・・。衝撃的な結果となりました。

明和
30802|13 H13 E1
30000|3 H6 E0
桜丘
(5回コールド)

明和
長坂(7)、花木(1)-横山
桜丘
居谷(12)、伊藤(11)-小栗

投手成績
明和
長坂睦(2年) 1回 25球 被安打3 四死球3 三振0 失点3

花木真斗 4回 50球 被安打3 四球0 三振3 失点0

桜丘
居谷聡一郎(1年) 2回2/3 83球 被安打10 四球3 三振2 失点10

伊藤優悟 2回1/3 51球 被安打3 四死球3 三振4 失点3

(出場選手)
明和
8塚本 6横井 9二之湯 5長谷川 1長坂(7)→7 3大澤(13) 2横山 7浅野(11)→1花木(1) 4北川
桜丘
8鈴木 4林 3和田 2小栗(5) 7八木 9弓口→H小山(19) 5花井(16) 6奥田(13) 1居谷(12)→1伊藤(11)

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番二之湯がタイムリー。1死2塁から4番長谷川がタイムリー2ベース。2死2塁から6番大澤がタイムリー。明和が3点先制。3-0
1回裏、1死3塁から3番和田のタイムリー。2死満塁から7番花井の押し出し死球。8番奥田のタイムリー。3点返し同点に。3-3
3回表、2死1,2塁から7番横山、8番花木、9番北川と3連続タイムリー。更に2死満塁から2番横井がタイムリー。ここでピッチャー交代、伊藤。3番二之湯が押し出し死球。4番長谷川が走者一掃の3点タイムリー2ベース。この回打者12人で8点を上げました。11-3
4回裏、エラーも絡んで1死満塁となるも、3番和田は良い当たりのショートライナーで2塁ランナーが戻れずゲッツーに。桜丘は不運でした。
5回表、無死満塁から4番長谷川の3ゴロで1点。1死2,3塁から5番長坂のスクイズが成功。13-3とコールド圏内に。
結局5回コールドで明和が勝ちました。

総評

明和打線がまずは活発でした。初回にタイムリーが3本出て3点。裏に追いつかれるも、3回表は2死1塁から4連続ヒットに申告敬遠からさらにヒット。変わった伊藤投手がいきなり押し出し死球を出すと、次の長谷川選手が走者一掃の3点タイムリー2ベース。これで試合は決まった感じになりました。
それ以上に強さを感じたのが5回。左で130㎞を超える伊藤投手からヒット2本と四球で無死満塁とすると、内野ゴロの間とスクイズで2点。きっちりコールド圏内まで持ってくるところがさすがでした。
初回は長坂投手が3失点しましたが、すぐに2回からエースの花木投手を登板させて自分たちの流れに持ち込んだ采配も見事でしたね。
花木投手はMAX132㎞をマーク。かなり楽しみな右腕です。
桜丘は先発の居谷投手をちょっと引っ張りすぎた印象。3回はかなり捕まっていたので。2死でしたから何とかあと1つアウトを、と思っていたんでしょうが・・・。結果裏目に。
エースが登板しなかったように、もしかしたら本来の選手が使えなかった可能性もありますが、4回にはライナーゲッツーを食らう等ツキもありませんでした。
明和はこの勢いで勝ち上がれるか、次戦も楽しみです。

ピックアップ選手

明和 花木 真斗 投手(2年)

2回からマウンドへ。MAX132㎞をマークするなど球威がありました。桜丘打線をしっかりと詰まらせる等、安定感のある投球。今後が楽しみな右腕ですね。

明和 二之湯 慶亮 外野手(1年)

3番ライトで出場。2安打、2四死球と素晴らしい活躍。1年生でスピードもあるし、今後の成長が楽しみな選手ですね。

明和 塚本 快晴 外野手(2年)

1番センターで出場。打球を捉える技術が高く、最初の打席のセンターライナーも見事な当たり。それもあって第3打席では2死1,3塁から申告敬遠。強打者の証ですよね。

桜丘 伊藤 優悟 投手(2年)

2番手で登板のサウスポー。MAX132㎞をマーク。三振4つ奪う等、力がありました。こちらも成長が見たい投手。

桜丘 和田 聖輝 内野手(2年)

3番1塁で出場。2安打のマルチで4回のショートライナーもいい当たりの不運でした。長打が打てそうな体格の選手。

桜丘 八木 大祐 外野手(2年)

5番レフトで出場。初回に2ベースを放ちました。

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