北海学園大-福井工大 観戦記(2021年全日本大学野球選手権)

6月7日に東京ドームで行われた第3試合、北海学園大-福井工大の観戦記です。
北海学園大ってあんまり聞いたことないな。新しい学校かな、と思ったら、20回目の出場でびっくり。そして、30年ぶりというのに2度びっくり。古豪復活だったわけですね。
常連校の福井工大とどういう試合をするか注目して観戦しました。

北海学園大
2000100|3 H6 E0
083000X|11 H10 E0
福井工大

北海学園大
畑、帯川、稲原-久保田
福井工大
前川、市川、祝原、南大-御簗、筏

投手成績
北海学園大
畑 1回2/3 50球 被安打5 四死球3 三振2 失点8
帯川 2回1/3 57球 被安打3 四球4 三振3 失点3
稲原 2回 31球 被安打2 四球2 三振2 失点0

福井工大
前川 4回 62球 被安打5 四球1 三振4 失点2
市川 1回 23球 被安打1 四球1 三振0 失点1
祝原 1回 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0
南大 1回 13球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
北海学園大
8鈴木大 3大西 9稲堂丸 7志村 5太田 6池田 D成田卓→H堀井 4成田智 2久保田
福井工大
8佐藤 9木村→H森下→9 7田中→H桑山→7 D長峯 3曲 5渡口→5南 4井元 6伊藤 2御簗→H尾堂→2筏

(試合経過)
1回表、1死2,3塁から4番志村のタイムリー。5番太田の犠牲フライ。北海学園大が2点先制。
2回裏、1死満塁から8番伊藤の2点タイムリーで同点。2死1,3塁からワイルドピッチで1点。2死満塁から3番田中が押し出し死球。4番長峯が満塁ホームラン。ここでピッチャー交代、帯川。この回8点取って福井工大が逆転。8-2
3回裏、2死1,2塁から1番佐藤が2点タイムリー3ベース。2番木村がタイムリー。11-2
5回表、無死3塁から2番大西の犠牲フライ。11-3
福井工大が7回コールドで勝ちました。

総評

福井工大が快勝。
北海学園大の畑投手は146kmをマークし上背もある本格派。福井工大は手こずるかな、と思ったのですが、2回裏に打線がつながって逆転。そして4番の長峯選手が満塁ホームランを打って一気に試合を決めた形に。
福井工大の投手陣は大黒柱がいる感じではなく、この日投げた4投手が中心でリーグ戦を戦ってきた形のようです。それが一通り経験出来たのは次に向けては良かったと思います。
北海学園大は先手を奪った時は行けそうな雰囲気だったのですが・・・。一発は怖いですね。

ピックアップ選手

北海学園大 畑 賢志郎 投手(北見柏陽 4年)

MAX146kmと球威がありました。バランスもいいですし186㎝と上背もある。まだ球威は上がりそう。

北海学園大 志村 瞭 外野手(北海 2年)

4番で先制タイムリーを含む2安打と活躍。

福井工大 長峯 樹生 外野手(豊橋中央 4年)

1振りで試合を決めた満塁ホームランは見事。4番の仕事ですね。

福井工大 佐藤 勇斗 外野手(福井工大福井 4年)

1番で3ベースにバントヒット。四球で出塁と技術も見せる。182㎝と上背もあり、上で活躍しそうな選手ですね。

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