愛知黎明-大成 観戦記(2022年秋季尾張地区2次T)

8月22日に一宮球場で行われた第1試合、愛知黎明-大成の観戦記です。
県大会進出を決めた後の試合。大成の山尾選手が見て足を運びました。

愛知黎明
110000013|6 H12 E0
100000000|1 H6 E2
大成

愛知黎明
逸見-八木
大成
堺、杉本、矢後、飼沼-山尾

投手成績
愛知黎明
逸見瑠偉 9回 94球 被安打6 死球1 三振4 失点1

大成
堺千真 6回1/3 81球 被安打6 四球2 三振1 失点2
杉本翔已(2年) 0/3 4球 被安打0 死球1 三振0 失点0

余吾駿汰(2年) 1回2/3 30球 被安打2 四球1 三振3 失点1

海沼陸来(1年) 1回 24球 被安打4 四球1 三振0 失点3

(出場選手)
愛知黎明
4吉田晴希 5与那嶺 2八木 9大黒 6丹下 7吉田康 3島田 1逸見 8粕谷→H東(13)→R平川(20)→8
大成
8福原 4林(6) 6吉田(5) 2山尾 9金山(15) 3小宮 7山田 5堀川(4) 1堺(10)→1杉本(1)→1余吾(12)→H田村(19)→1海沼(11)

(試合経過)
1回表、2死3塁から4番大黒がタイムリー内野安打。愛知黎明が先制。1-0
1回裏、2死1,2塁から5番金山がタイムリー。1-1の同点に。
2回表、無死1塁から7番島田がタイムリー2ベース。愛知黎明がすぐに勝ち越し。2-1
7回表、1死1,3塁でピッチャー交代、杉本。死球で満塁となったところでピッチャー交代、矢後。ここはピッチャーが踏ん張り継投成功。
8回表、2死1,2塁から8番逸見がタイムリー。3-1
9回表、2死2塁から4番大黒がタイムリー3ベース。更にワイルドピッチで1点。更に2死1,3塁から7番島田がタイムリー。6-1
愛知黎明が勝ちました。

総評

尾張の私学対決。終盤まで1点差での接戦でしたが、最後愛知黎明が突き放して勝利を収めました。
愛知黎明は先発の逸見投手が見事な投球。1回、2回、3回はピンチを作ったのですが、4回以降は三者凡退を並べて、終わってみればいわゆるマダックス(100球未満での完投)を達成。大成がどんどん打ってきたというのもありましたが、コントロールの良さも目立ちました。
愛知黎明も3回以降、得点を奪えずじりじりした展開。7回のチャンスも活かせず嫌な流れでしたが、8回にピッチャーの逸見投手が自らタイムリーを放って試合をかなり優位にしました。
大成は2回に無死1,2塁から送りバント失敗。このチャンスを逃してちょっと流れを失った形に。何とか継投で7回のピンチはしのいだのですが。
4番の山尾捕手は9回にセンターオーバーのらしい当たりを見せてくれました。やはり楽しみな選手ですね。

ピックアップ選手

愛知黎明 逸見 瑠偉 投手(2年)

9回を完投勝利。94球での完投。“マダックス”を達成しました。(追記:すみません。マダックスは完封が対象なんですね。ただ失点しての100球未満のが難易度が高いという評価もあるようです)右のスリークォーター。インステップで角度があるのが特徴。120㎞前後の球威ですが、ストライクをどんどん投げて打たせていく投球で抑えました。

愛知黎明 島田 恭輔 内野手(2年)

7番1塁で出場。3安打の猛打賞。タイムリーも2本あり2打点。勝負強さが目立ちました。

愛知黎明 大黒 剛輝 外野手(1年)

4番ライトで出場。2本のヒットがいずれもタイムリー。4番らしい勝負強さが目立ちました。

大成 山尾 修一 捕手(1年)

4番捕手で出場。夏大では1年生ながら出場しホームランを放っていました。この日も第4打席でセンターオーバーの2ベース。第2打席もセンターへ大きなフライ。片鱗は見せてくれました。
セカスロでは2.1~2.2。捕手としての能力も高めていってほしいですね。

大成 堺 千真 投手(1年)

先発で7回途中まで登板。2失点とまずまずの内容。MAXは127㎞。1年生と思えば球威はありますし、ここからまっすぐの球威を上げていってほしいですね。

大成 金山 舜都 外野手(2年)

5番ライトで出場。初回にチーム唯一のタイムリーを放ちました。

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愛知黎明-大成 観戦記(2022年秋季尾張地区2次T)” に対して2件のコメントがあります。

  1. 杉谷啓介 より:

    マダックスは100球未満の完封のことですよ。
    完投だとマダックスにはなりません。
    完投での100球未満はマダックスより難しいとされていてヤクルトの石川などが達成してますね!

    1. kou より:

      >杉谷さん
      コメントありがとうございます!
      勉強になりました。
      記事の中にも反映させていただきました!

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