阿久比-名大附 観戦記(2019年愛知夏大会)
7月7日にパロマ瑞穂球場で行われた阿久比-名大附の観戦記です。
見たいと思いながらなかなか見れない阿久比の落合投手。背番号1になっていたので、登板を期待して足を運びました。
阿久比
40⑬00|17 H11 E1
01102|4 H4 E4
名大附
(5回コールド)
阿久比
山田、北川-品田
名大附
平井、中島-豊田
投手成績
阿久比
山田(9) 4回 69球 被安打3 四死球3 三振3 失点2
北川(11) 1回 24球 被安打1 四球2 三振0 失点2(自責点1)
名大附
平井(1) 3回 119球 被安打10 四球11 三振2 失点17(自責点14)
中島(3) 2回 29球 被安打1 四球1 三振0 失点0
山田投手は右のオーバーハンド。2年生。まっすぐはそこそこ。ゴロを打たせて取るタイプかな?
北川投手は右のオーバーハンド。こちらも2年生。
平井投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。まっすぐが抜け気味で制御出来ず、四死球が増えました。
中島投手は左のオーバーハンド。まっすぐは速くない。丁寧に投げて打たせて取る。
(スタメン)
選手交代
阿久比
1山田(9)→9 9上田(7)→H堀(13)→1北川(11)
名大附
1平井→3 7酒井→7増田(11) 3中島→1
(試合経過)
1回表、1死1、3塁から1塁ランナースタートでキャッチャーの2塁送球がセンターへ抜け3塁ランナーホームイン。更に2死1、3塁からダブルスチールを仕掛けセカンドカットしホーム送球するもセーフとなり成功。2死3塁からワイルドピッチで3塁ランナー生還。更に2死1、2塁から8番関がタイムリー。阿久比が4点先制。
2回裏、1死満塁から7番酒井の犠牲フライ。4-1
3回表、無死1、3塁から7番石井が2点タイムリー3ベース。8番関がタイムリー。更に1死満塁からタイムリーエラー。更にワイルドピッチ。1死満塁から5番落合が2点タイムリー。更にスクイズ成功。2死満塁から押し出し四球。1番深谷の3点タイムリー3ベース。2番山本のタイムリー。この回13点。17-1
3回裏、2死1、2塁から5番大森のタイムリー。17-2
5回裏、1死1塁から3番赤尾のタイムリー2ベース。更にタイムリーエラー。17-4
阿久比がコールドで勝ちました。
阿久比の1番深谷選手は1年生ショート。いきなりの3ベースは思い切りよく引っぱたいての右中間突破。足も速く名大附の平井投手の出鼻をくじく打撃は見事でした。小さいですがセンスがありそうな選手。覚えておきたいですね。
落合選手は結局登板なし。試合前には少しブルペンで投げる姿もあったので期待したのですが・・・。打撃でもやはり物が違う感じのものを見せてくれましたし、上で十分やれる選手。投げないということは、どこか不安があるのだと思います。無理して故障しても損ですし、やれることをしっかりやって貢献してほしいですね。
1,2年生が多い選手ですが、むしろそういった選手の活躍が目立ちました。投手次第ですが、秋からの新チームの活躍も期待したいですね。
名大附は先発の平井投手が崩れ、途中マウンドで膝に手がいく場面も。心が折れているように感じましたが、結局3回は投げ切る形に。
後から投げた投手は野手で出ていた中島選手。イニング途中で投げるリスクを避けたんでしょうね。ただ、見ていて平井投手は気の毒でした。
打つ方では2年生の西田選手、大森選手がヒットを放ち得点に絡む活躍。2年生が5人スタメンで出ている若いチーム。新チームでこの経験を活かしたいですね。