岐阜協立大-岐阜聖徳学園大 1回戦 観戦記(2022年春季岐阜大学リーグ)

4月8日にKYBスタジアムで行われた第2試合、岐阜協立大-岐阜聖徳学園大の1回戦の観戦記です。
岐阜聖徳学園大は初戦ということで、近藤新監督の船出でしたが、とんでもない試合になりました。

岐阜協立大
00⑩240600|22 H19 E1
109501000|16 H21 E5
岐阜聖徳学園大

岐阜協立大
村井(11)、林(15)、新村(14)、井崎(17)-伏木、西谷
岐阜聖徳大
橋本(21)、蓮尾(12)、橘高(11)、片桐(18)、林(17)、伊藤(22)、中北(19)-反頭

投手成績
岐阜協立大
村井晴斗(市岐阜商 4年) 2回2/3 67球 被安打10 四球1 三振0 失点9

林泰輔(武儀 4年) 1回 32球 被安打5 四球2 三振0 失点6(自責点1)

新村凪 3回1/3 74球 被安打4 四球4 三振1 失点1
井崎虹汰(海星 4年) 2回 20球 被安打2 四球1 三振0 失点0

岐阜聖徳大
橋本達也(飛騨高山 4年) 2回2/3 48球 被安打8 死球1 三振1 失点8

蓮尾洸大(沖学園 3年) 1回 42球 被安打3 四死球5 三振0 失点4

橘高隼(如水館 3年) 1回1/3 47球 被安打3 四球1 三振1 失点4(自責点1)

片桐龍星(岡崎城西 4年) 1回2/3 41球 被安打2 四死球3 三振1 失点4(自責点2)

林晴真(大垣日大 2年) 1/3 11球 被安打2 四球0 三振0 失点2(自責点0)

伊藤貴人 1回 18球 被安打1 四球0 三振2 失点0
中北航生(御津 3年) 1回 16球 被安打0 四球1 三振2 失点0

(出場選手)
岐阜協立大
9外岡(25) 5立川(5)→5小林(34)→H千歩(41)→5高木 8中塚(7)→8金子(24)→H打越(44)→R玉城(25)→8 7勢田幸(1) 3高谷(3)→R石川(2)→3 4西村(10) D船越(8) 2伏木(27)→2西谷 6小寺(6)
岐阜聖徳大
9佐藤(2)→H鈴木(25) 5原田(5) 8横井(8) 3牧内(3) 2反頭(10) 7長岡(1) D矢岸(33) 6山本(6) 4三浦(7)→H池田(23)

(試合経過)
1回裏、2死1塁から4番牧内がタイムリー2ベース。岐阜聖徳大が先制。1-0
3回表、1死3塁から9番小寺のタイムリー。2死1,3塁から3番中塚のタイムリー。2死2,3塁から4番勢田幸の2点タイムリー。2死満塁から7番船越の満塁ホームラン。ここでピッチャー交代、蓮尾。2死1塁から9番小寺のタイムリー3ベース。2死1,3塁から2番立川のタイムリー。この回打者15人で10点。10-1
3回裏、1死2,3塁から5番反頭が2点タイムリー3ベース。6番長岡がタイムリー2ベース。1死1,3塁から8番山本、9番三浦が連続タイムリー。1死1,3塁から1番佐藤のゲッツー崩れの間に1点。2死1,2塁でピッチャー交代、林。3番横井が3ランホームラン。この回打者13人で9点。同点に追いつきます。10-10
4回裏、無死満塁から7番船越のゲッツーの間に1点。2死1,3塁でピッチャー交代、橘高。1塁ランナーが挟まれる間に3塁ランナーが生還するWスチール成功。この回2点で岐阜協立大が勝ち越し。12-10
4回裏、2死1,3塁からタイムリーエラーで1点。2死1,2塁から2番原田がタイムリー。3番横井が2打席連続となる3ランホームラン。15-12と岐阜聖徳大が逆転。ここでピッチャー交代、新村。
5回表、無死1,3塁からタイムリーエラーで1点。無死1,2塁から4番勢田幸、5番高谷の連続タイムリー。無死1,3塁から6番西村のスクイズ成功。この回4点で岐阜協立大が再逆転。16-15
6回裏、1死から3番横井が3打席連続となるホームランで再び同点に。16-16。更に2死満塁まで攻めるも勝ち越しならず。
7回表、2死2塁から7番船越が2ランホームランを放ち勝ち越し。2死1,2塁でピッチャー交代、林。2死満塁からタイムリーエラー。代打打越の走者一掃の3点タイムリー2ベース。この回も打者一巡。岐阜協立大が6点取って勝ち越し。22-16
岐阜協立大が乱戦を制しました。

総評

いやもうとんでもない試合でした。試合経過は上記を見てもらうとして・・・。
この試合であった特別なこと。
3回に表裏、どちらも打者一巡。
3回表に岐阜協立大が1イニング10本のヒット。2桁得点は過去に経験ありますが、1イニング2桁安打は記憶にない。
岐阜聖徳大の横井選手が3打席連続ホームラン。これも自分的には経験ないです。
両チーム2桁得点。かたや22点を記録。両チームで40安打、38点。
打者一巡が同一チームで2回。(岐阜協立大)これは高校で一度あったかな・・・。
この点数で逆転に次ぐ逆転でした。
さすがに守備でもミスが出たし、試合も間延びして4時間越え。でもまぁ仕方ないかな。
岐阜聖徳大は近藤新監督の船出がとんでもない試合に。
でも序盤の10点であきらめずに追いついてひっくり返したのは収穫かな。勝ちたかった試合でしょうが。
選手、関係者、とにかくお疲れ様の試合でした。自分も疲れました・・・。

ピックアップ選手

岐阜協立大 船越 善弘 外野手(東海大菅生 4年)

ホームラン2本。満塁ホームランに7回での勝ち越し2ランホームランと、値千金どころではない、価値のある2発でした。DHはやはりこういう長打を打ってほしいですよね。

岐阜協立大 瀬田 幸之介 外野手(東洋大姫路 4年)

4番レフトで出場。2本のタイムリーで3打点。ホームにも3度返ってきました。盗塁も2つ決める等、足もある選手です。
登録は内野手。

岐阜協立大 新村 凪 投手(東海大菅生 3年)

3番手で登板。乱戦の状況でしたが3回1/3を投げて1失点。ランナーを出しながらも追加点を防いで逆転により勝ち投手に。投手陣の救世主でした。

岐阜聖徳大 横井 一樹 外野手(岐阜聖徳学園 3年)

3打席連続ホームランは自分は見た記憶がないです。それも3ラン2発に、一旦同点に追いつくソロホームランと7打点。すべて文句なしのホームランで神かかっていました。

岐阜聖徳大 牧内 大斗 内野手(東海大甲府 4年)

4番1塁で出場。第1打席、第2打席で連続2ベース。そこから3打席は四球と警戒されました。変化球をうまくとらえたのはいいアピールになりそうですね。

岐阜聖徳大 伊藤 貴人 投手(浜松湖北 2年)

投手陣では内容が一番良かった。MAXも141㎞をマーク。もう少しいい場面で見たかったですね。

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