愛知商-鳴海 観戦記(2020年市内県立大会)

11月1日に熱田球場で行われた市内県立大会の3位決定戦、愛知商-鳴海の観戦記です。
初めて見るチーム同士ですので、どんなチームか注目して観戦しました。

愛知商
0000000|0 H4 E1
0200014|7 H9 E2
鳴海
(7回コールド)

愛知商
佐藤、三好-高橋
鳴海
青山-藤木

投手成績
愛知商
佐藤(8) 5回0/3 71球 被安打4 四死球5 三振2 失点3
三好(1) 1回2/3 27球 被安打5 四球1 三振0 失点4(自責点3)

鳴海
青山(1) 7回 99球 被安打4 四球3 三振5 失点0

(出場選手)
愛知商
8野田(5)→5 1佐藤(8)→8 6加藤 2高橋 3安藤 5石原(11)→1三好 9安田 7高島 4荻野
鳴海
6伊藤 3竹内(15) 8神田 4里村 7山北→H鈴村(3) 9小林トウイ 5角坂 1青山 2藤木

(試合経過)
2回裏、無死2塁から5番山北のタイムリー。更に1死1,3塁から8番青山の犠牲フライ。鳴海が2点先制。
6回裏、無死1,2塁でピッチャー交代、三好。1死満塁から7番角坂がタイムリー。3-0
7回裏、2死満塁から代打鈴村が満塁ホームランを放ち、一気にコールド成立。鳴海が勝ちました。

総評

鳴海が快勝。
鳴海はチャンスで確実に得点。6回は1点取って尚もチャンスでゲッツーの判定が完全に1塁がセーフで1点を損した形。7回にも無死満塁からセンター前に落ちるあたりが判断が難しくホームアウト、次のバッターは2塁ランナーに当たる不運でチャンスを逃しかけたのですが、代打の鈴村選手が一振りで試合を終わらせました。体格から打ちそうな感じはあったのですが、打った瞬間の当たり。素晴らしかったです。
鳴海はノッカーが上手いな、と感じ、近年確実に力を付けているな、と感じます。
春に向けて一つ自信にしてほしい試合ですね。
愛知商は毎回ランナーは出すもなかなか鳴海の青山投手を捉えられず。6回表は1死1塁から盗塁を仕掛け失敗。そこからヒットと四球で再びチャンスを作るも三振に倒れ0点とちぐはぐになってしまったのも痛かった。
バッテリーは力ありそうでしたし、冬に力を付けて春に臨んでほしいです。

ピックアップ選手

愛知商 高橋 尚吾 捕手

4番捕手で出場し、ヒット1本。引っ張る打撃が中心ですね。肩もまずまずでチームの中心選手。

愛知商 安藤 鉄平 内野手(2年)

2ベースを1本放ち、2打席四球で出塁。ボールを見極める力がありますね。

鳴海 鈴村 内野手

体格ががっしりとしていて、いかにも当たったら飛びそう、と思って代打の打席を見ていましたが、見事に捉えてホームランに。熱田以外でも入りそうな大きなホームランでした。飛ばす力は魅力がありますね。

鳴海 青山 投手

球威はそんなに無いのですが、やや変則のフォームで変化球でカウントも取れるので、安定したピッチングが見事でした。

鳴海 里村 内野手

4番セカンドで出場し、2安打2四球と全打席出塁。しっかりと引っ張って長打も打てるバッターです。

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