同朋大-至学館大 2回戦 観戦記(2023年春季愛知大学リーグ2部)

4月9日に東海学園大Gで行われた第1試合、同朋大-至学館大の観戦記です。
至学館大の先勝の中で行われた2回戦、至学館大は今季初めて見るのでどんなチームか注目して観戦しました。

同朋大
110000010|3 H6 E0
001000000|1 H9 E2
至学館大

同朋大
森井(16)-泉
至学館大
浅井(16)、高木(19)、内山(17)-土岐

投手成績
同朋大
森井亮太 9回 124球 被安打9 四球1 三振3 失点1

至学館大
浅井響(中京学院大中京 4年) 5回 64球 被安打5 四死球2 三振2 失点2

高木大輝(至学館 3年) 3回 47球 被安打1 四球2 三振1 失点1(自責点0)

内山貴斗 1回 15球 被安打0 死球2 三振0 失点0

(出場選手)
同朋大
7濱口(26)→9 8若藤(13) D宮原(6) 3重久(5) 4関戸(3)→R柴田(17)→4大城(27) 9前田(9)→H水向(1)→7 5山口(29) 2泉(22) 6武田(10)
至学館大
8増田(33) 4高柳(23) 7早佐(6) 6瀧本(10) D服部(39) 3尾崎(36) 5都嶋(4) 2土岐(22) 9片岡(3)→H星野(40)→9矢澤(37)

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番重久がタイムリー3ベース。同朋大が先制。1-0
2回表、2死3塁から9番武田がタイムリー。2-0
3回裏、2死2塁から2番高柳がタイムリー2ベース。2-1
6回表、ピッチャー交代、高木。
8回表、2死2塁からタイムリーエラーで1点。3-1
9回表、ピッチャー交代、内山。
同朋が逃げ切って1勝1敗のタイにしました。

総評

同朋大が序盤にチャンスを活かし2点を先制。そのリードを先発の森井投手が最後まで投げ切って1点に抑えて勝った、という試合でした。
森井投手はMAXが120㎞くらいの左腕ですが、やや変則でかなり力投してくる投手。そのフォームとボールがあまりかみ合ってない感じで、最後まで至学館大はとらえきれなかったという印象でした。5回、7回、8回と得点圏にランナーを背負ったんですが、そこでもしぶとく抑える。フライアウトが多かったのも特徴的でしたね。
打線は4番の重久選手が初回にタイムリー3ベースで援護すると、2回にはキャプテンの武田選手がタイムリー。そこから追加点がなかなか奪えませんでしたが、8回に相手のエラーで点を取って、それが大きい得点になりました。これで1勝1敗に。3回戦は1週間後ですから、投手起用など分かりませんが、この日のように打線が援護をして先手を取りたいですね。
至学館大は3回に1点を返したあともチャンスはあったのですが、活かせず。5回裏の1死3塁で点が取れなかったのが結果的には響きましたね。
勝ち点制なのでまだ取り返せるということで切り替えていきたいところ。新人の内山投手が登板。137㎞といいボールを投げていました。大きく育ってほしいですね。

ピックアップ選手

同朋大 森井 亮太 投手(関西 4年)

左のやや変則のオーバーハンド。かなり力投するフォームですが、MAXは120㎞くらい。それが相手に打者にはタイミングが取りにくそうな感じでした。フライアウトが多かったのも特徴。四球1つと安定していたのも1失点完投の要因でしたね。

同朋大 重久 内野手(名経大市邨 4年)

4番1塁で出場。先制3ベースに3回にはエンタイトル2ベース。センター方向に伸びる打球を打ちました。

同朋大 武田 玲央 内野手(静清 4年)

9番ショートで出場。2回にタイムリー。7回には3ベースを放ちマルチを記録。守備やバントでも仕事をして、主将としてチームを牽引。

至学館大 尾崎 寛大 内野手(中部大春日丘 2年)

6番1塁で出場。2安打のマルチで内野安打の際は4秒を切るタイムで1塁に到達。足の速さが目立つ選手ですね。好打力もあるしなかなか面白い選手です。

至学館大 高柳 夏輝 内野手(至学館 2年)

2番セカンドで出場。チーム唯一のタイムリーとなる2ベースを含む2安打のマルチ。

至学館大 瀧本 駿 内野手(中部大春日丘 4年)

4番ショートで出場。2安打1四球とチャンスメイク。チャンスで回したい打者ですね。上手いグラブさばきでアウトにするプレーもありました。主将でチームを引っ張ります。

至学館大 内山 貴斗 投手(名城大附 1年)

9回にマウンドに上がり、やや抜け気味の球で2つ死球を出すも、そこからは落ち着いて後続を抑えました。MAXは137㎞。高校時代に注目した投手。大学でもここから成長していってほしいですね。

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