王子-三重高虎BC 観戦記(2021年都市対抗野球東海地区2次予選)

9月19日に岡崎球場で行われた第2試合、王子-三重高虎BCの観戦記です。
負けたら終わりの試合。どこまで三重高虎BCが食らいつけるかに注目して観戦しました。

王子
0052044|15 H18 E0
0000000|0 H3 E3
三重高虎BC
(7回コールド)

王子
中井(18)、山梨(17)-細川、横山
三重高虎BC
上床(16)、本山(17)、山口(12)-野田

投手成績
王子
中井雄亮 6回 61球 被安打3 四球1 三振4 失点0
山梨智也(静岡東-立命館大) 1回 12球 被安打0 四球0 三振2 失点0

三重高虎BC
上床慎太郎 2回1/3 59球 被安打7 四球1 三振0 失点5
本山喬祥(桜台-愛知学院大) 1回 38球 被安打3 四球3 三振1 失点2

山口隆 3回2/3 101球 被安打8 四死球5 三振2 失点8(自責点2)

(出場選手)
3吉岡(6) 6前田(5) 4伊礼(10)→H西村(9)→8 7神鳥(25)→R山ノ井(8)→7 9亀山(1)→9賀部(29) 5横川(7) D宝島(2)→H秦(24) 8大杉(3)→4 2細川(22)→横山(27)
三重高虎BC
8田邉(8) 5粶(80) 6宮下(9) 3堤(2) 2野田(1) 7山ノ内(22) D小川(10) 4大西(11) 9浅野(61)

(試合経過)
3回表、1死2塁から3番伊礼がタイムリー。1死1,3塁から5番亀山の2点タイムリー2ベース。1死1,3塁でピッチャー交代、本山。7番宝島がタイムリー。8番大杉のゲッツー崩れの間に1点。この回5点。5-0
4回表、1死満塁から6番横川に押し出し四球。ここでピッチャー交代、山口。7番宝島がタイムリー。7-0
6回表、1死1,2塁から7番宝島のヒットにエラーが絡み1点。8番大杉のタイムリー。1死満塁から2番前田の3ゴロをタイムリーエラーで2者生還。11-0
7回表、無死1塁から5番賀部がタイムリー2ベース。6番横川がタイムリー。1死1,2塁から9番横川の遊ゴロで2塁アウトのあと1塁送球が逸れてランナー生還。1番吉岡のタイムリー。15-0
王子がコールド勝ちをしました。

総評

王子は最初、一回りは上床投手のアンダーハンドのピッチングに手こずりましたが、2廻り目にはきっちり対応。しっかりとミートしてヒットを集めて試合を優位に。
とりあえず先発野手にはヒットが出ましたし、いい形で次戦に臨めそうです。
中井投手も危なげないピッチングで6回を0点。山梨投手とともに企業チームへも好投が期待されます。
三重高虎BCはベンチは多分18人。かなり厳しい陣容だったように感じます。
投手陣も山口投手をもう少し早く出したら、と思いましたが、3イニング目からちょっと厳しくなったし、少しでも負担を減らすための継投だったんだろうな、と感じる使い方でした。
平日や、日程がずれる可能性のある中でクラブチームが戦うのは厳しいんだろうな、と改めて感じました。
そんな中でも山口投手は力のあるところを見せました。
厳しい結果になりましたが、三重高虎BCのみなさんはお疲れさまでした。

ピックアップ選手

王子 伊礼 翼 内野手(読谷-九州共立大 31歳)

第1打席から上床投手の球に対応。ヒット3本を連ねて先制打も放ち、打線に火をつけました。さすがの技術ですね。

王子 中井 雄亮 投手(秀岳館-中部学院大 22歳)

先発で6回を無失点。序盤打ちあぐねている味方打線の中で、しっかりと0を並べて試合の流れを作りました。

王子 宝島 史貴 内野手(東邦-愛知学院大 26歳)

3打数3安打1四球、2打点。勝負強さが光ります。

三重高虎BC 山口 隆 投手(愛産大三河-東海学園大 27歳)

マウンドに上がって力のある球を投げてMAX137㎞。サイドハンドからですので、球威を感じますよね。
6回に雨もあったかもしれませんが、コントロールを乱し、苦しいピッチングに。それでも企業チームに匹敵する力を見せました。

三重高虎BC 上床 慎太郎 投手(浪速-太成学院大 23歳)

先発で1周り、2イニングは0に抑えました。ただ、3回からは相手が対応してくると踏ん張れず。ここを躱せるようになるといいのですが・・・。

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