菊水化学工業-イスコジャパン 観戦記(2023年中部日本都市対抗軟式野球愛知県大会・西部)

9月22日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、菊水化学工業-イスコジャパンの観戦記です。
新春に出場しているチーム同士が当たる好カード。ロースコアの試合になりました。

菊水化学工業
002000000|2 H7 E0
000000000|0 H4 E1
イスコジャパン

菊水化学工業
澤田(18)、小松(11)-早津
イスコジャパン
伊藤(20)、川口(16)-長嶋

投手成績
菊水化学工業
澤田翔 7回 106球 被安打3 四球3 三振2 失点0
小松詢(洛水-愛知東邦大 7年目) 2回 33球 被安打1 四球0 三振1 失点0

イスコジャパン
伊藤翔平 8回 118球 被安打6 四球3 三振4 失点2
川口彪雅(藤井学園寒川-岐阜協立大 3年目) 1回 15球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
菊水化学工業
8冨依(4) 6江川(10) 5村田(9) D小塚(24) 9矢口(2) 2早津(23) 3濱田(5)→H渡邊(7)→3柳沼(22) 7伊藤(19) 4菱田(1)
イスコジャパン
4平(6) 6村田(1) 9吉田(3)→H新垣(4)→8 3小川(5) 2長嶋(22) 8野口(7)→9 7山崎(9) D近藤(10) 5尾野(2)

(試合経過)
1回裏、先頭の徳浪が2ベース。送って1死3塁とするも、3番吉田、4番小川が内野フライに倒れ得点ならず。
3回表、1死満塁から4番小塚が犠牲フライ。5番矢口がタイムリー。菊水化学工業が2点を先制。
8回裏、ピッチャー交代、小松。
9回表、ピッチャー交代、川口。
菊水化学工業が完封リレーで勝利をおさめました。

短評

イスコジャパンとすれば、初回のチャンス、2回に野口選手が16球粘って四球を選んだところ、3回に2死から四球とヒットで1,3塁のチャンスを作ったところ。この序盤で点数を取りたかったですね。4回以降はチャンスらしいチャンスを作れなかったので。
伊藤投手は3回に2失点しましたが不運な当たりも多く、ヒットらしいヒットは矢口選手のタイムリーの1本くらい。8回2失点ですから、しっかりと試合は作りました。
菊水化学工業の澤田投手は左でMAX139kmをマーク。これだけのスピードボールを投げられるのはすごいですね。ただ、ファールは取れるものの空振りは取れない。7回無失点という内容なので、もちろんいいのですが、空振りを取れる球があるともっと楽になりますね。
主将のショート、江川選手が好守で活躍。チームを引っ張りました。

ピックアップ選手

菊水化学工業 澤田 翔 投手(津商-星城大 2年目)

先発して7回を3安打3四球で無失点。MAXは139kmをマーク。ただ、序盤はファールで粘られて球数がかさみ、ちょっと苦しい投球になりました。中盤からは、早く打たせて取れるようになり、こういう投球が序盤からできると大分楽になりますね。空振りが取れる球があるともっと楽になりますが・・・。

菊水化学工業 江川 雄人 内野手(津商-愛産大 3年目)

2番ショートで出場。2安打1四球とチャンスメイクで活躍。好守備もあってチームを引っ張りました。

菊水化学工業 矢口 外野手

5番ライトで出場。3回に貴重なタイムリーを放ちました。

イスコジャパン 平 秀匡 内野手(中京-拓殖大 3年目)

1番セカンドで出場。2安打2四球で全打席出塁しました。初回の2ベースがあとちょっとでホームランだったので、これが入っていればまた違った試合になったかも。

イスコジャパン 伊藤 翔平 投手(大垣日大-岐阜聖徳学園大 2年目)

8回まで投げて2失点。3回は不運な打球も多かった。試合を作れる投手ですね。

イスコジャパン 村田 大季 内野手(享栄-中京大 4年目)

2番ショートで出場。1安打1犠打と活躍。

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