JR東海－永和商事ウイング　観戦記（2020年都市対抗東海地区2次予選）

9月24日に岡崎球場で行われたJR東海－永和商事ウイングの観戦記です。
第3代表トーナメントの2回戦。JR東海が先制し優位に進めましたが・・・。

JR東海
００２０００１００｜３　H6　E2
００００００４０Ｘ｜４　H10　E0
永和商事ウイング

JR東海
戸田、古田－鎌倉、牛場
永和商事ウイング
小川、木山、高橋－大川

投球成績
JR東海
戸田　6回2/3　122球　被安打8　四死球4　三振4　失点4（自責点2）
古田　1回1/3　14球　被安打2　四球0　三振1　失点0

永和商事ウイング
小川　6回1/3　111球　被安打4　四死球6　三振2　失点3
木山　0/3　9球　被安打2　四球0　三振0　失点0
高橋　2回2/3　48球　被安打0　四球2　三振1　失点0

JR東海
5竹村 6吉田有 3伊藤 D中田 9堀尾→7 7池田→9伊勢 8吉田隼 4長曽我部 2鎌倉→H白川→2牛場
永和商事ウイング
7中尾→3 8渡邉 9築地 6松本→7 2大川 3山本→6西田 D川嵜→H竹馬 4阪本 5野口

（試合経過）
3回表、先頭の1番竹村がフェンス直撃の3ベース。1死3塁から3番伊藤がタイムリー3ベース。4番中田が犠牲フライ。JR東海が2点先制。
7回表、1死1，2塁でピッチャー交代、木山。1死満塁から4番中田がタイムリー。3－0。ここでピッチャー交代、高橋。このピンチを三振、投ゴロで抑えます。
7回裏、2死無走者から2番渡邊、3番築地が連打で1，2塁。3番松本がタイムリー。5番大川もタイムリーを放ち3－2と1点差。尚も2死2，3塁で6番西田の左中間へのレフトフライにレフトが追いつくも取れず記録2点タイムリーエラー。永和商事ウイングが逆転。2死1，2塁でピッチャー交代、古田。ここは抑えるも4－3と試合がひっくり返ります。
永和商事ウイングが逃げ切りました。

JR東海が3回に竹村選手、伊藤寛士選手の3ベース、中田選手の犠牲フライで2点先制。7回表にも継投に入った永和商事ウイングに対し、中田選手が追加点を取ったところで勝負あったかに思えたのですが・・・。
このピンチで永和商事ウイングがエース高橋投手を投入しピンチをしっかりと抑えると、7回裏に2死から2番渡邊選手がヒットを放つと4連打で2点返す。ここでJR東海はマウンドにコーチが行き間を置くも続投を選択。6番西田選手の左中間の当たりはヒットになってもおかしくないコースでレフトが良く追いつくも落とし結果タイムリーエラーに。
結果はエラーでの逆転になりましたが、戸田投手はこの回100球を超え疲れが見えていたので、2点返されたところで替え時だったかな、と。エース格の投手ということで代えづらいところだったと思いますが・・・。継投は難しいですね。
結果継投がはまった永和商事ウイング。ワンテンポ遅れたJR東海で明暗が分かれた試合に。
JR東海は3番伊藤寛士選手、4番中田選手が好調。ただ2人だけでは点数が厳しくなるので、前後の選手でどれだけカバーできるかが今後のカギになりそう。

永和商事ウイングも3番築地選手、4番松本選手が3安打ずつで偏っていましたが、7回に渡邊選手、大川選手が続きワンチャンスをものにした形。
7回途中まで試合を作った小川投手、エースとして試合を締めた高橋投手も見事でした。
今年が最後の都市対抗2次予選。本戦出場を目指して残り試合頑張ってほしいです。