イスコジャパン-小林クリエイト 観戦記(2022年新春選抜リーグ戦)

1月20日にパロマ瑞穂球場で行われたイスコジャパン-小林クリエイトの観戦記です。
小林クリエイトは優勝争いの最中、負けられない一戦。エースの田中投手がマウンドへ。イスコジャパンは新人の伊藤投手(岐阜聖徳大)が先発でした。

イスコジャパン
000010000|1 H3 E1
02100010X|4 H9 E2
小林クリエイト

イスコジャパン
伊藤(18)-長嶋
小林クリエイト
田中(17)、宇留野(11)-奥田

投手成績
イスコジャパン
伊藤翔平 8回 133球 被安打9 四球4 三振4 失点4(自責点3)

小林クリエイト
田中眞人(誉-朝日大-熊本ゴールデンラークス) 8回 94球 被安打3 死球1 三振4 失点1(自責点0)

宇留野滉平 1回 12球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
イスコジャパン
D山崎(7) 5平(6) 6村田(24) 3小川(5) 2長嶋(22) 9徳浪(10) 7吉田(3) 4福嶋(9) 8新垣(23)→H野口(8)→8
小林クリエイト
6小杉(10) 9葛西(1) 7村西(5) 3濱元(33) 5近藤(6) D宮城(2) 4都筑(0) 2奥田(27) 8坂之下(7)

(試合経過)
2回裏、1死3塁から7番都筑がタイムリー。更に1死満塁から1番小杉が1塁後方に落ちるタイムリー。小林クリエイトが2点先制。
3回裏、2死3塁から7番都筑がタイムリー。3-0
5回表、死球、ヒットで無死1,2塁。ここでエラーが出て無死満塁となり、8番福嶋の6-4-3のゲッツーの間に1点。3-1
7回裏、2死1,3塁からタイムリーエラーで1点。4-1
最後は宇留野が3人で抑えて試合終了。小林クリエイトが勝ちました。

短評

小林クリエイトが快勝。
2回、3回と新人の都筑選手が2打席連続タイムリーを放ち、2打点の活躍。勝負強さが光る楽しみな新人ですね。
そこで得たリードをエースの田中投手が危なげないピッチング。唯一のピンチの5回の無死満塁もゲッツーの間の1点に抑えて、最小で切り抜けるエースらしい投球が光りました。
これで4勝1敗1分。勝ち点0.5差で首位を追いかけます。
イスコジャパンは新人の伊藤投手が序盤ややコントロールにも苦しみ失点しましたが、4回以降は立ち直って完投。良く投げました。四球が球数を増やしたので、ここを改善したいですね。

ピックアップ選手

イスコジャパン 伊藤 翔平 投手(大垣日大-岐阜聖徳大 22歳)

先発で完投。新人でかなり登板をしていますが、期待の証拠ですよね。左のサイドハンドというのは、やはり希少ですし軟式ではより武器になるフォーム。打たせて取る術を身に着けて、トーナメントでの登板も期待したいです。

イスコジャパン 長嶋 萌 捕手(静清-同朋大 24歳)

5番捕手で出場。早い打球で抜く2ベースを放ちました。捕手はチームで2人。競争ですね。

イスコジャパン 平 秀匡 内野手(岐阜中京-拓殖大 23歳)

2番サードで出場。第2打席にフェンス直撃の2ベースを放ちました。

小林クリエイト 都筑 雄紀 内野手(大垣日大-愛知大 22歳)

2打席連続タイムリーでマルチ。ライナーで強い打球を放っており、軟式に早くも対応しています。結果を出してアピールしていきたいですね。

小林クリエイト 濱元 大希 内野手(豊川-愛知産業大 23歳)

第2打席であわやホームランというフェンス直撃の2ベース。やはり打球は軟式とは思えないエグさを見せます。この日は1塁の守備で好守備を連発。DHが本来ない軟式社会人ではしっかり守れるもの大事ですから、守備でも戦力になるのは大きいですね。

小林クリエイト 宇留野 滉平 投手(岐阜城北-朝日大 21歳)

朝日大では下級生の頃から快速球で鳴らしました。この日は1イニングだけでしたが、しっかりと押し込んで三者凡退。強い球で活躍が期待されます。

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