東邦-愛産大三河 観戦記(2022年春季愛知県大会)

4月17日に春日井球場で行われた第2試合、東邦-愛産大三河の3回戦の観戦記です。
2回戦で苦戦した東邦が愛産大三河相手にどういう試合を見せるか注目して観戦しました。

東邦
0011005|7 H10 E2
0000000|0 H3 E4
愛産大三河
(7回コールド)

東邦
宮國(10)-落合
愛産大三河
豊田(1)、村上(10)-毛受

投手成績
東邦
宮國凌空 7回 78球 被安打4 四球0 三振6 失点0

愛産大三河
豊田英志 6回2/3 103球 被安打10 四死球3 三振0 失点7(自責点2)
村上将吾(3年) 1/3 5球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
東邦
8早川 4中村 3加藤 7城 9網代(17) 2落合 5大島(15) 1宮國(10) 6相賀
愛産大三河
7石川 3北原 9籠谷 8清水 6金子 5田中 2毛受→H白瀬(13) 4近藤→H近藤(14) 1豊田

(試合経過)
3回表、1死2塁から1番早川がタイムリー。東邦が先制。1-0
3回裏、1死から9番豊田が2ベース。1番石川のヒットに盗塁もあって1死2,3塁となるも2番北原、3番籠谷が連続三振。得点ならず。
4回表、無死1塁から5番網代がタイムリー2ベース。2-0
7回表、1死2,3塁からキャッチャーから3塁への送球が逸れ1点。更に2死3塁から強い3ゴロを逸らし記録タイムリーエラー。2死1,2塁から4番城のエンタイトルタイムリー2ベース。5番網代がタイムリー。ここでピッチャー交代、村上。更にワイルドピッチで1点。7-0
東邦がコールドで快勝。夏のシード権を獲得しました。

総評

東邦の宮國投手が好投。3回にピンチを作ったもののここを無失点に抑えると、その後もヒット1本。すべて先頭打者を抑えたのと無四球という内容が、7回無失点と勝利につながる投球となりました。MAX142㎞。要所で落ちる球が光りましたね。
打線はなかなか集中打が出ずに、1点ずつしか取れませんでしたが、7回に相手のエラーも絡んで一気に5点。4番の城選手はあわやホームランという当たりで一瞬ランニングホームランかと思いましたが、判定でエンタイトル2ベースに。それでもその後のタイムリー等で一気にコールドまで持っていけたのは良かったですね。
基本的にシングルが多い印象ですので、犠打以外にも多彩な攻撃を見たい気がします。4回は先頭が出て5番網代選手のところでバスターが2ベースに。こういう仕掛けをもっと見たいですね。
愛産大三河としては、3回に一本欲しかった。そこ以外は2死からのランナーばかりでちょっとどうしようもなかった形です。
守備でミスが出て失点が増えたのも反省ですね。やはりこういう好投手をどう崩すか。そして失点を防いで接戦に持ち込むか。そこを夏までに突き詰めてほしいですね。

ピックアップ選手

東邦 宮國 凌空 投手(2年)

先発で7回を4安打無失点。無四球も良かった。MAXは142㎞。十分計算できる投手として今後に活躍が期待できますね。

東邦 城 幸佑 外野手(3年)

4番レフトで出場。3安打1死球と大当たりでした。7回のエンタイトル2ベースはフェンス直撃の当たり。レフトがグラブに当ててフェンスの上部に止まるという珍しい現象で、一旦はホームまで返ってくるも、ボールデッドの判断で2ベースに。
しっかりと強いスイングが出来ていました。

東邦 網代 琉聖 外野手(3年)

2安打でいずれもタイムリー。勝負強さが光りました。

愛産大三河 豊田 英志 投手(3年)

左のオーバーハンド。東邦が積極的に打ってくる中で、打たせて取る投球が出来ていました。7回はエラーも絡んでいますが、先頭は四球から。ここは反省ですね。MAXは126㎞。
打撃でも2ベースを放ちチーム唯一の長打でした。

愛産大三河 石川 竜之助 外野手(3年)

1番レフトで出場。ヒットを放ち盗塁を決めてチャンス拡大を見せました。

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