岡崎工科-丹羽 観戦記(2023年春季愛知県大会)

4月16日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第1試合、岡崎工科-丹羽の観戦記です。
岡崎工科の永井投手を秋に見ていいと感じていて、もう一度見たいと足を運びましたが、運よく先発してくれました。

岡崎工科
010252|10 H8 E0
000000|0 H3 E6
丹羽
(6回コールド)

岡崎工科
永井(10)-片桐
丹羽
上西(1)、梶(10)-伊藤

投手成績
岡崎工科
永井海 6回 80球 被安打3 四球2 三振6 失点0

丹羽
上西竜生 5回 83球 被安打6 四死球3 三振0 失点8(自責点6)
梶幸貴(3年) 1回 21球 被安打2 四球0 三振0 失点2(自責点1)

(出場選手)
岡崎工科
4江口 7星野 5長谷川 2片桐 3村本(13)→R清水(18)→3上萩(3) 9木林 8中谷 1永井(10) 6大木→H有元(12)→6工藤(14)
丹羽
8鈴木 4堀 6福原 2伊藤 7清水 9天野 3岩井 1上西→H中西(13)→1梶(10) 5星野

(試合経過)
2回表、2死3塁から7番中谷がタイムリー。岡崎工科が先制。1-0
4回表、無死1,2塁から6番木林の犠打がエラーとなり2塁ランナーが生還。無死2,3塁から7番中谷のスクイズが成功。2点追加。3-0
5回表、1死3塁から3番長谷川の2ゴロの間に1点。更に2死1,2塁から6番木林のタイムリー。7番中谷の2点タイムリー2ベース。8番永井のタイムリー2ベース。この回5点追加。8-0
6回表、ピッチャー交代、梶。1死2塁から3番長谷川のタイムリー。1死2塁からワイルドピッチで2塁ランナーが一気に生還。この回2点。10-0
岡崎工科が6回コールドで勝ちました。

総評

岡崎工科の永井投手は秋に見た時は素質は高そうですが、課題もあるかな、と感じる投手でした。この日は先発して初回から133㎞をマーク。コントロールも安定していて、しっかりとラインを出して投球出来ていました。5回には力を入れてMAX138㎞をマーク。上背があり、肘が上から出てくるフォームで変化球でも同じように投げられるので、かなり楽しみな投手に成長していました。夏には140㎞も超えてきそうです。成長が楽しみな投手に。
丹羽打線も積極的に打っていって、何とか打開しようとしましたが、6回で3安打に抑え込まれました。こういう好投手と対戦したことを今後の糧にしてほしいですね。
岡崎工科は4番の片桐選手を中心に強い打球が多く、丹羽のエラーも強襲の当たりがさばけなかったものが多かった。ただ、投手が打たせて取る投手だけに、しっかりと守りで盛り立てたいところですから、ここは強化したいですね。
岡崎工科は5回の3連続タイムリーがお見事でした。きっちりと6回で終わらせたのも良かったですね。
片桐捕手は肩も強く、打撃も良い好選手でした。

ピックアップ選手

岡崎工科 永井 海 投手(3年)

秋に見た時に大型右腕で成長が楽しみ、と思っていましたが、かなり順調に伸びていました。フォームがスムーズで上からひじが出てくる。コントロールのずれが少なく、変化球でも同じ腕の振りで出てくるので、相手からはやっかいかな、と。まだ変化球で空振りを取れる球が無い等課題はありますが、伸びしろをたっぷりと感じる投手に成長しました。MAXは5回に138㎞をマーク。上で続けていってほしい投手ですね。

岡崎工科 片桐 蒼司 捕手(3年)

4番捕手で出場。ヒットは1本でしたが、エラーと記録になった打球も速く、打力のある捕手です。そして肩も2.1秒台で安定していて、見事な盗塁阻止もありました。能力の高い選手ですね。

岡崎工科 中谷 陽太 外野手(3年)

7番センターで出場し2打数2安打1犠打と完璧な仕事。足の速さが特徴ですが、2本ともタイムリーと勝負強さも見せました。

丹羽 鈴木 啓介 外野手(3年)

1番センターで出場。逆方向へのヒットと内野安打。マルチを記録。足の速さも目立ちました。

丹羽 福原 朔弥 内野手(3年)

3番ショートで出場。1安打1四球と活躍。守備でも安定していました。

丹羽 上西 竜生 投手(3年)

スピードは110㎞台ですが、緩急を使って打ち取りに行く投手。守備の乱れでの失点も多く、5回は四死球が失点に。バックの盛り立てと四死球を減らす工夫をしていきたいですね。

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